天国を想起する

天国はどんな場所か。
俺ももう歳だからそんなことを考える

人は死んだあと、
天国に行くか地獄に行くかという
2択になるって言うよね。

自分で言うのもあれだけど
自分は天国に行けると思う。
人生を自分なりに真面目に生きてきたつもり
自分よりも他人を優先して生きてきたつもり

天国はどんな場所だろう。
ビールサーバーとかがあって終日飲み放題だったらいいな。笑
天国にもサウナはあるかな。
水深深めの水風呂もあるといいな。

何時間寝ても許されるかな、
どこで何をしてても
誰にも文句言われないかな。

友達とかできるのかな。
できるといいな。

みんなは天国に何があったら嬉しい？

なんでこんなことを考えてるんだろう
天国に行きたいからだろうか。
現世に疲れたんだろうか。

来世は何になりたいだろうか。
何にもなりたくないかもしれない。
生き物である以上みんな
苦しみがあるんだろう。

自分が生きてる理由もわからない。
急に自分が死んでも
困る人はいないんじゃないか。

仕事だって、誰でも代わりがきく。
友達だって、たくさんいるうちの一人が死んだくらいじゃどうってことないだろう。
恋人だって、世の中にはいい男がたくさんいるので大丈夫そうだ。

両親くらいか。
代わりがきかないのは。
ここまで育ててきてくれたのに
こんなところで死んだら
合わせる顔がないな。
死んだら顔を合わせることもないのか。笑

それでもなんで生きるんだろうか。
死にたいと思った誰かを救いたいからだ。
自分の言葉で
誰かの命を繋ぎ止めたいからだ。

天国に行くにはまだ早いか。
もう少し生きてみるか。

頑張って生きるあなたに
寄り添える言葉を書けますように。

天国に行くのは救える人を救った後だ。