【生活習慣】お菓子ジャンキーの自分がお菓子を殆ど食べなくなった方法
みなさんこんにちは。生活習慣コーチングを提供しているけんたです。このnoteではお菓子が大好きでプリングルスやハイチューを食べまくっていた自分がお菓子を殆ど食べなくなった方法をご紹介していきます。お菓子だけでなくデザートやお酒などを必要以上に食べて(飲んで)しまう習慣を断ち切りたいという方には役に立つ内容だと思いますので読んでいただけると嬉しいです。
1. お菓子大好きけんたくん
私はお菓子が大好きです(←婚活とかでこんな自己紹介から始めたらやっぱり嫌われるのかな。。)どれくらい好きかというと、例えば2016年にフィリピンに移住した際は他の重要なモノを差し置いてハイチューやグミなどのお菓子を大量にスーツケースに入れてフィリピンに持ち込みました(後にハイチューはフィリピンでも購入できることが判明)お菓子が大好きな理由は純粋にお菓子が美味しいこともありますが、それ以上にストレス解消の手段になっていました。ストレスが溜まった日の夜に戸棚からそっとプリングルスを取り出して、コーラを飲みながら、なかやまきんに君の動画を見る、最高でした、いや今でも最高です。ただ、夜にお菓子を食べ過ぎると翌朝胃がもたれていたり、また金額は大きくありませんがお金もかかっていると感じていました。とはいえ、お菓子を控える決定的な理由も無く、私は大好きなお菓子を食べ続ける毎日を送っていました。
2. コロナをきっかけに食生活を見直す
2020年、そんな私に二つの転機が訪れます。一つはコロナによって外出の機会が減り自分と向き合う時間が増え改めて健康が自分の人生のおける最大の資産の一つであると再確認したこと。そしてもう一つがコロナによって一時的に失業しそれによって金銭的な不安が生まれ無駄な浪費を抑えようという思いが生まれたことです。この健康意識の高まりと無駄な浪費を抑えるという二つの動機によって生活習慣や食生活を本格的に見直す取り組みが始まり、その中にお菓子を控えるという項目も入りました。そこから試行錯誤を積み重ね今ではお菓子ジャンキーだった自分がお菓子を殆ど食べない生活を送っています。以下でその方法をご紹介していきます。
3. お菓子を食べる根本原因
お菓子ジャンキーだった自分がどうやってお菓子を食べなくなったのか。結論を先にお伝えするとそれはお菓子を買わないようにしたこと、そのための仕組みを徹底的に整えたことにあります。以下ではなぜお菓子を買わないことが重要で、そして具体的にどのような仕組みを整えたのかを説明していきます。
お菓子を控えるためにまず最初に整理したのはお菓子を食べる根本原因を明確にすることでした。私の場合それは大きく二つで、一つはお菓子を食べたくなる自分自身の問題、そしてもう一つがお菓子を食べたくなった時にお菓子が身近にあるという環境の問題でした。前者のお菓子を食べたくなる自分を変えるのは難しい、少なくとも短期間で変えることは難しいと考えました。なぜならお菓子を食べたくなる大きな原因であるストレスや疲労は生きている限り減らすことは難しいですし(ここを減らせるよう日々試行錯誤をしていますが)、何よりお菓子は美味しいのでそれを食べたくなる自分はしょうがないと。
そこで私が注目したのはお菓子を食べる根本原因の二つ目である、お菓子を食べたくなった時に身近にお菓子があるという環境の問題です。この原因には大きなポテンシャルを感じました。なぜなら、お菓子を食べたいという衝動に駆られる時でも部屋にお菓子がない時は(ションボリしながらも)お菓子を食べることを諦めて水とかお茶を飲んでやり過ごす自分がいたからです。上記の思考から自分が出した結論が、自分がお菓子を食べないためにはお菓子が身近な場所に無い環境を作ること、すなわちそもそもお菓子を買わないこと、そのための仕組みを整えることが重要であるというものでした。
【お菓子大作戦のポイント1】
お菓子を食べてしまう根本原因はお菓子を食べたいと思った時に身近にお菓子があることである。よって、そもそもお菓子を買わない、そのための仕組みを整えることが重要である。
4. リストを用意して買い物に行く
ここからお菓子を買わないための方法をご紹介していきますが、その前に整理しておきたいのが私たちがお菓子を買うポイントの整理です。自分を含め多くの人にとってお菓子を買うポイントは大きく二つあります。一つはお菓子以外の食材、例えば自炊のための食材を買う目的で週末などに買い物に行く時。そしてもう一つはお菓子を買う目的で買い物に行く時、例えば夕食後にお菓子が食べたくなって家の近くのコンビニに行く時です。まずは一つ目のポイントであるお菓子以外の食材を買う目的で買い物に行く際にお菓子を買わない方法をご紹介していきます。
お菓子以外の食材を買う目的で買い物に行った際にお菓子を買わないための方法は大き二つです。一つ目は買い物の前に買う物のリストを作成しそれを見ながら買い物をすることです。そして、そのリストの中にはお菓子を含めない、含めたとしても最低限にすることです。多くの人は買い物のリストを作る目的は買い忘れ防止だと思っていますが、実はリストの作成は余計な物を買わないためにも役に立ちます。なぜならスーパーは私たちが思っている以上に私たちにより多くの(そして時に不必要な)物を買ってもらうために色々な工夫をしており、買い物リストという自分自身のガイドがないと不必要なもの買ってしまう確率が上がるからです。
スーパーが如何にして私たちにより多くの物を買ってもらおうとしているかについては以下の記事で紹介されていますが(英語ですみません)、例えば大きいカートが用意されていたり、セールの広告がデカデカと張り出されていたり、2個買ったら3個目が無料だったり、レジの直前でハイチューが陳列されていたり(ここで過去に何度ハイチューを手に取ったことか。。)、とにかくスーパーは私たちに多くの物を買ってもらうことに必死です。そんな誘惑に溢れた場所に何を買うかを事前に決めずに足を踏み入れてしまえば、それはお菓子を含め必要以上の物を買ってしまうのも無理はありません。
「How supermarkets work, 10 tricks to get you to by more」
(スーパーマーケットの仕組み、より多く購入させる10の仕掛け)
一方で、事前に買い物のリストを用意して買い物する場合はそのリストを見ながらそのリストに載っている物のみを探すのでスーパーが自分達に買って欲しいものではなく自分達が本当に必要としている物のみを買いを進めることができます。自分はこの事前に買い物リストを用意して買い物に行くという手法を取り入れてからお菓子を含め不必要なものを買う確率が格段に下がりました。普段買い物のリストを用意せずに買い物をしている方はぜひ一度やってみてください。驚くほど無駄な買い物が減るはずです。
【お菓子大作戦のポイント2】
お菓子を含め不必要なものを買わないためには、事前に買う物のリストを用意して買い物に行き、そのリストに従って買い物を進める。
5. 空腹やストレス時の買い物を避ける
お菓子以外の食材を目的に買い物に行った際にお菓子を買わないための二つの目の方法は空腹時に買い物に行くことを避けることです。なぜなら、空腹時に買い物をするとその瞬間の空腹を満たすために必要以上に買い物してしまうからです。みなさんには自炊のための食材を買いにスーパーに来ているのにその瞬間空腹であるためにその空腹を満たすためにお菓子などを不必要に買ってしまった経験はありませんか?自分は数え切れないほどあります。実際、空腹の買い物客は空腹でない人に比べて多額の買い物をする傾向が見られ最高で64パーセントも多くのお金を使ったという調査結果もあるようです。
Hunger Makes You But More Stuff, Even If it's Not Food
(空腹は購買意欲を高める、例えそれが食べ物でなくても)
また、これは個人的な経験に基づくものですが、ストレスや疲労を感じている時の買い物もお菓子を含め必要以上に物を購入してしまう傾向があります。なぜなら、多くの人にとって「買い物=ストレス発散の手段」になっており、故にストレスや疲労を感じている時はストレス解消の手段として買い物をしてしまい、その結果必要以上のものを買ってしまうからです。
上記の理由から、私は買い物に行くタイミングを昼食後や夕食後の空腹ではない時間、且つ休日などストレスや疲労が比較的少ないタイミングを選ぶようにしています。その意味では休日の昼食後は理想的ですね。これも効果抜群で昼食前や夕食前の空腹時や仕事終わりなどの疲労感やストレスが比較的強い時間に買い物をするのに比べて格段にお菓子を含めた不必要なものを買う確率が減りました。
【お菓子大作戦のポイント3】
お菓子を含め不必要なものを買わないためには、空腹やストレスを感じるタイミングでの買い物を避ける。
6. お菓子を買いに行かない方法
次にお菓子を購入する二つ目の接点である、お菓子を購入する目的で買い物に行く際に、例えば夕食後お菓子を食べたくなって近くのコンビニに行ってお菓子を購入する際などにお菓子を買わない方法をご紹介していきます。
これはまずはそもそもお菓子を目的に買い物に行くことを防ぐというのが最初の打ち手になります。そしてその方法は、自分はお菓子を食べたくなる人間であるということを考慮に入れ予めお菓子に変わる食材や飲み物を購入しておくことです。自分の場合それらの食材としてコーンスープや春雨スープなどを購入しておきます。それらは味的には水やお茶よりは美味しく(お菓子に近く)ストレス解消に役立ちますが、水分中心なので胃に負担が掛からない&食べ過ぎることのない食材です。
これらを事前に用意しておくことで、例えば夜にストレスを感じてお菓子を食べたくなったとしてもコーンスープや春雨スープを飲むことでお菓子を食べたい(買いに行きたい)欲求を抑えることができます。ここで強調しておきたいのが事前に用意しておくことの重要性です。ストレスを感じお菓子を食べたいモードになった状態でコンビニのような場所にいってしまうと、コーンスープや春雨スープではなくお菓子を(しかも大量に)買ってしまう可能性があります。一方で、事前にコーンスープや春雨スープが部屋に用意してあるとまずはそれらを食べ(飲み)、それらを味わっているうちにお菓子への欲求が収まってきます。また、コーンスープや春雨スープなどは水分中心であることに加え温かい飲み物なのでゆっくり飲むことができ、それによってストレスで優位になった交感神経(興奮・緊張状態)を抑える効果もあるのでオススメです。
ただ、それらを事前に用意していてもど〜〜〜うしてお菓子を目的に買い物に行きたくなったら、財布ではなく200円、多くても500円だけを取り出して買い物に行くことをオススメします。そうすることによってお菓子を買うとしても買い過ぎは防ぐことができます。実際、自分も(最近は殆どなくなりましたが)家の近くのコンビニ的なお店に行くときは100ペソ(日本円で250円くらい)だけ持っていくようにしています。それによって変えるお菓子は多くても2~3個なので食べ過ぎるということにはなりません。
【お菓子大作戦のポイント4】
お菓子を目的に買い物に行かないために、事前にお菓子に変わる物を用意しておく。どうしてもお菓子を目的に買い物に行きたくなったら200円、最大でも500円だけ持って出掛ける。
7. お菓子を辞める必要はない
以上の方法を通じて、私はお菓子を食べること、また食べたとしても食べ過ぎることは殆どなくなりました。最後に改めてここまでの内容を整理しておきますね。
【このnoteのポイント】
■ お菓子を食べてしまう(食べ過ぎてしまう)根本原因はお菓子を食べたい時に身近にお菓子があることである。よって、そもそもお菓子を買わない、そのための仕組みを整えることが重要である。
■ お菓子を含め不必要なものを買わないためには、事前に買う物のリストを用意して買い物に行き、そのリストに従って買い物を進める。
■ お菓子を含め不必要なものを買わないためには、空腹やストレスを感じるタイミングでの買い物を避ける。
■ お菓子を目的に買い物に行かないためには、事前にお菓子に変わる物を用意しておく。どうしてもお菓子を目的に買い物に行きたくなったら200円、最大でも500円だけ持って出掛ける。
ここまでお菓子を食べない(食べ過ぎない)方法、そのためにお菓子を買わない方法をご紹介させてもらいましたが、自分はお菓子を食べるのを完全にやめるべきだとは微塵も思っていません。実際、今でもお菓子は大好きですし、今日はお菓子食べちゃえ〜とお菓子を食べる日もあります。このnoteでお伝えしたかったのは、お菓子を含め必要以上に食べる(飲む)習慣を断ち切る方法です。お菓子に限らず何事も「過ぎ=too much」は良くないですよね。そしてこれは生活習慣改善そのものにも当てはまると思うので、生活習慣改善を含めた自制も肩の力を抜いて程良く取り組んでいこうと思っています。なので、もしプリングルスを作っている会社の広報さんがこのnoteを見てくれていたら自分は今でもプリングルスの大ファンなのでCMのオファーいつでもお待ちしていますよ。
最後に少し宣伝になりますが、生活習慣の乱れで悩む人や目標の実現に向けて時間確保やスケジュール管理で困っている人をサポートするためのサービスである生活習慣コーチングを提供しています。一人ひとりの理想の生活スタイルやその先の目標実現のために具体的な生活習慣改善項目をご提案し、クライアントさんと2人3脚で生活習慣改善とその先にある目標の実現をサポートしていきます。興味のある方は以下のリンクでサービス内容をご紹介していますので読んでいただけると嬉しいです。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
けんた