04_非認知能力と劇あそび
学年通信の裏にこっそりと書いているコラム。 うれしいことに好評なので、noteにもこっそり投稿してみます。 (画像はCanvaを使ってAIが生成しました)
先日、保育園で発表会がありました。演目は「王さまと九人のきょうだい」。
わが子はナレーター役で、演技はしませんが、時々舞台にでてきて、あらすじを話します。
わたしは「劇」ではなく「劇あそび」と表現しているところが素敵だなと思いました。
インフルエンザで欠席する子もいた中での発表会。セリフに詰まったり、動きを間違えたり…
決して「完成度」の高い「劇」ではありませんでしたが、そこがまた素晴らしかったです。
どういうことかというと、先生たちは「保護者を感動させる」とか「見栄えの良い劇にする」なんて目標を立てていないんです(きっと)。大人による派手な演出はなく、あくまでも「劇あそび」。
(職業柄、見映えを意識したり、それ求められたりするのはすごくわかります・・・)
「おやすみのひとのやくはどうする?」
「わたし、〇〇ちゃんのセリフおぼえてるよ」
「さいごはこのポーズにしよう」
5、6歳の子どもたちが自分たちで話し合って決めてるんです。
「子どもたちのため」の「劇あそび」。
身につけたのは「セリフ」ではなく、「人と協力して何かをやり遂げたり、課題を解決したりする力」です。(このようにテストでは評価しにくいけど重要な力を「非認知能力」といいます)
ところで、下に示したのは「18歳の意識調査」というものです。
少し古いものですが、ニュース等でご覧になった方も多いのではないでしょうか。
ショックなのは、多くの18歳が「自分たちに社会は変えられない」と思っていること。
この結果は、残念であると同時に大人として、教員として責任を感じます。
その下の図は本校1年生の結果(noteでは非公開)
子どもたちには「社会は自分たちで変えられる」と自信や希望をもって大人になって欲しい。
だったら、子どもたちには「言われた通りやる」ではなく「自分たちで話し合って解決する」経験を増やす必要があります。そして、私たち大人も「夢を持ち、社会課題を解決しようと行動」する。
「いやいや、そもそも学校が・・・・」
わかります。えらそうなこと言ってたらブーメランが飛んできそうですね。
それでも頑張ります。だからこそ頑張ります。・・・そういう父ちゃんに、わたしはなりたい。
【参考】18歳意識調査(2022年3月版)
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