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#0273 ルソーのことば(好き勝手解釈編)
昨日は苫野一徳さんの講演会の中で紹介されたルソーのめっちゃ印象的なことばについてエントリー。
これを自分勝手にもう少し深く考えてみる。苫野さんがすでにされていることをなんでおめーが?!というツッコミを無視して勝手に自分の言葉で。
改めて、苫野さん意訳のルソーのことば
ルソー『エミール』より、名言を意訳。「あれしなさい、これしなさい、あれするな、これするな、とばかり言われて育った子どもは、そのうち、息をしなさい、と言わないと自分で呼吸すらしなくなるぞ」。
— 苫野一徳 (@ittokutomano) April 18, 2021
子育て、保育・教育において“あれしなさい、これしなさい、あれするな、これするな”とばかり言われ育つということは、つまり
自分の自由意志なんてものがない。自由・主体性がない状態といえる。そしてその主体性がないということ(奪われているということ)にいずれ無自覚になるということなん。自分が自分であり、そのままの自分でいいんだ、ありのままの自分でいいんだという感覚を持って育つことができないということ。
遊び・余白のない人生。自らの「やってみたい」思いから始まる遊びを奪われた人生。このnoteで常に登場する天野さんのことば『遊ぶことは生きること』を奪われた人生。
“自分で呼吸すらしなくなるだろう”というのは比喩で、そこには魂の抜けた生(=死)が待っているということ。
遊ぶということは魂の活動だ。遊ばないと身体は生きていけるかもしれない、だけど心が死んでしまう。
天野さん。
全ては繋がっている。
それでは今日も遊びあふれる一日を✨