まつどSDGsノウエンとちば食べる通信、そしてイベントについて思っていること
まつどSDGsノウエンという、松戸で食を通してSDGsを学ぼうという取り組みをしています。3月12日の土曜日に矢切ねぎの収穫とじゃがいもの植え付け体験、そしてコンポストを学ぼうというイベントを行いました。
じゃがいもの植え付け
まずは、じゃがいもを植えるところからスタート!
去年は肥料をまいて、トラクターで耕すところからスタートしましたが、今年は、畝作りとマルチをはるところからスタートです。
収穫体験はよくあると思いますが、収穫して楽しいだけで終わらず、植えるところから、育つ過程もしっかりと知ってもらえるといいなということで植えるところからスタートです。
コンポストのお話
矢切ねぎの収穫の前に、コンポストの話をみんなで聞いて、実際にコンポストに入っている堆肥を見たり、匂いを嗅いだりとみんな興味津々でした。
コンポストに興味があって、すでにやっている人も増えていると思います。家の生ゴミが減り、ゴミの焼却も減ることで、自治体の負担も減り、地球環境にも影響があることを学びました。
去年ぐらいからお話を聞いていて、一つの問題は、せっかくいいことをやっていて、堆肥ができても、その堆肥の行き先が無いということがわかりました。行き先がなく、やめてしまうのは勿体無いということで、その堆肥を畑で使って、作物を育てようということを、矢切ねぎの生産者の唐澤さんに協力いただき、今年からスタートします。最初はとうもろこしを育てる予定です。
矢切ねぎの収穫体験
そして、いよいよメインのイベント矢切ねぎの収穫です。
まずはねぎの説明を唐澤さんから。大人も子供も知らないことをここで知ることができて、いよいよねぎを抜いてみよう!
あれ、、抜けない。これも体験するからこそわかること。体験を通して経験したことは忘れないと思うし、いつか勉強と繋がることもあるんじゃないかと。
最後に皆さんから質問がいくつか。その中には、SDGsの内容が理解できることも多くありました。
20本近くの矢切ねぎを詰めてお持ち帰り。旬は1月〜2月の寒い時期ですが、3月の矢切ねぎも負けず劣らずおいしかったです。
イベントをやることとは
イベントというのはすごい。
僕が毎回思うことは、そこに集まるということ自体がすごいことで、時間やお金を使ってまでその場に来るということ自体が本当にすごいことで、その上で楽しんで、何かを得ることができれば、こんないいことはないと思っている。
ただ、それだけでなく、そこに集まる人同士が、またこの機会をきっかけにして、新しいつながりが生まれること、それがもしかすると世の中の課題解決につながるかもしれない。なんてことをいつも思う。
世の中で起きていることを何かしら解決したいと思っている人はたくさんいる、だけど、一人の力ではなかなかできないことも多い。僕は、たまたま、ちば食べる通信という事業を通して、多くの生産者に会い、読者さんに支えてもらって、そこからいろんなことを知ることができる。でも、もっと多くの人に知ってもらいたいと思っている。食べる通信は、もっともっとできることがあるし、可能性はあると思っているので、ここは頑張り時だ。
イベントを通じて、多くの方に会い、お互いの知って興味を持つことができれば、その先につながる。僕はおかげでコンポストを家でやり始めた。
きっかけを作るには、自分で作るのか、どこかに参加するのか、それはどちらでも良い。そこに参加するということがすごい一歩だと思っている。だから、せっかくの機会、うまく僕でも誰でも使って貰えばいいと思う。
ただ、そこには、根本でつながりたいと思う部分がないと難しい。
とはいえ、まずは会ったり、その人が発信していることを読んだりしてみて興味を持った人にはぜひ会いに行ってみよう。僕ももっと動かなければと思う。引き続き、まつどSDGsノウエンやちば食べる通信のイベントはもちろんやっていくのと、食べる通信は、もっともっと魅力的な生産者をお伝えしていく。食べるものを知り、生産者を知ることの先に、明るい未来があるのはイメージできる、そのためにも多くの人に参加してもらって、みんなで未来につながる何かができれば、結果としてそれがSDGsにつながるんじゃないかと思う。
最後に少し宣伝を。
ちば食べる通信の今後は、3月号が船橋の三須さんのトマト、4月号が旭の浪川さんのサンチュ、5月号が銚子の大木さんのメロン。それ以降も魅力的な生産者さんが続きます。定期購読をして生産者を応援しながら、色々と知ってもらい、みんなで未来につながることをやっていきましょう!
ちば食べる通信のお申し込みはこちらから
↓https://chibataberu.com/
イベントに関わっていただいている皆さま、いつも本当にありがとうございます!そして、これからもよろしくお願いします!
ちば食べる通信編集長
まつどSDGsノウエン
佐藤謙太