
【山形グルメ】どんどん焼き×楯野川 無我 ブラウンボトル
おばんでがすー(朝読んでいる方は、おはようござりすー)。
ご当地グルメネタです。
僕は宮城県出身で、今は福島に住んでいるので、この地域+東北全般の食べものの紹介をしていきます。実際食べたもの、あるいは調理したものを書いていきます。ご当地グルメに合わせた、日本酒の紹介もします(たまに方言出ますが、基本仙台弁です。福島弁ではありません。念のため)。
今回は、どんどん焼き。最近すっかり見かけなくなった、縁日の屋台で売ってるアレです。今回は山形バージョンで。
由来
どんどん焼き自体は、大正あたりから、東京で流行した食べ物らしいです。
戦後は、全国的には廃れたものの、東北では縁日の屋台の定番として残っています(最近はあんまり見かけませんが)。
僕のこどもの頃を思い出すと、お祭りの屋台といえば、どんどん焼きが一番印象に残っています。珍しいビジュアルと、持ち歩きで食べられるので便利だった記憶が。
江戸時代後期に記録のある文字焼き(もんじゃ焼き)から派生し、大正時代から昭和10年代にかけて、東京を中心に流行した軽食である。作り方は現在の広島風お好み焼きやどんどん焼きから派生して西日本で流行した一銭洋食と同じ「のせ焼き」が基本で、多様なスタイルの鉄板焼きが路上の屋台において提供された。
(中略)どんどん焼きは戦後廃れたが、東北地方の一部などにはローカルフードとして残っている。屋台で販売される例が多く、歩きながらの飲食に適したように棒に刺したり巻き付けたりして提供される。
どんどん焼きの「どんどん」は、太鼓をドンドン鳴らしながら売っていたことに由来するとか。
山形のどんどん焼きの歴史は戦前から始まるとのこと。
屋台で売り歩くときに、客よせのために
太鼓をドンドンとならしながら売り歩いたことから
こう呼ばれるようになったそうです。
つくりかた、食べ方
基本、お好み焼きの生地を薄く焼いて巻くだけです。
山形スタイルは、
・魚肉ソーセージと海苔をトッピング
・割り箸にはさめて生地を巻く
あとはお好みの具でつくってください。

おやつ、おつまみにぴったり。
合わせる日本酒
さて、今日の日本酒は。山形県酒田市の楯の川酒造から、「楯野川 無我 ブラウンボトル」。楯野川は、純米大吟醸クラスしか作っていない、日本酒王国山形県の中でも特徴のある銘柄です。
「楯野川無我」シリーズは、
「無濾過」 採れたそのままの
「無加水」 濃厚な旨味を持つ原酒で
「無加熱」 フレッシュな生酒として
「泡を立てない」 自然な発泡感を残したまま
「時間を置かない」上槽当日に瓶詰め
季節限定、数量限定の一品です。「ブラウンボトル」の酒米は、「美山錦」でつくっています。別商品の「ブラックボトル」は、僕的に外れのない酒米である「出羽燦々」でつくっているとのことなので、今度買ってみよう。

どんどん焼きをつまみに飲んでみると。酸、キレが良く、(良い意味で)大味のどんどん焼きにぴったりの酒だ。
いぎなりうめぇぇぇぇ
今日のキッチンドランカーは。
— kenken@東北の日本酒、郷土料理。あと論語と算盤。 (@_rongotosoroban) February 6, 2022
山形県酒田市の楯の川酒造から、「楯野川 無我 ブラウンボトル」
香り、酸、旨味が良すぎる!
山形の酒なので、山形の郷土料理でも作るか。#日本酒 #楯野川 pic.twitter.com/OwgT9WwMEr
※結局このときは別の料理をつくりました(お蔵入り)。
んでまず。おみょうぬづ(それでは、また明日)。
東北グルメ・日本酒シリーズは↓
自己紹介記事は↓
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