「学生監督による地場産業のブランデッド・コンテンツ作成」について
今週3/2(土)に地元飯田市で開催する第15回JCF学生映画祭について、受賞監督には、優秀な才能を伸ばす観点から、映像制作支援のためのスカラーシップを予定しています。
これにより、映画祭自体が優秀な監督をプロへステップアップさせるステージとして機能しています。
さらに今年度は、本年度経産省が進めている「ブランデッド・コンテンツ」(注)支援の考え方も踏まえ、受賞監督へのスカラーシップとして、低コストでありながら短い映像で深く刺さる映像コンテンツを、飯田市ブランディングの一環として作成いただきます。映像のテーマは、飯田の伝統工芸「水引」と飯田を牽引する産業「航空機産業」とし、地元の同産業に携わる第一人者をお招きして、企画段階から両者でじっくりと打ち合わせしながら、若い才能による飯田市の「ブランデッド・コンテンツ」作成を実践する試みとします。
(注)多様なメディアにおいて、ストーリー性を重視し、視聴者の心に訴えかける映像表現が可能になった近年、従来型のCM映像より少ない予算でも十分に訴求力のある映像を制作・発信できるようになり、これら企業・自治体のブランディングのための映像コンテンツを「ブランデッド・コンテンツ」と呼び、本年度、経産省が力強く推進しています。
なお、映画祭当日は、パネルディスカッションとして、「ブランデッド・コンテンツ」を推し進める当事者である、経産省コンテンツ産業課総括補佐の佐野正太郎君(私の入省年次同期、私と同じく飯田市出身)にお越しいただき、マクロで見たときの日本のコンテンツ産業の現状と、地域と映画・映像コンテンツの可能性の一つとしてのブランデッド・コンテンツについて、熱く語っていただく予定です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?