今年は、狂言で心身共にひき締める年に
和ろうてござるか〜
ただいまnoteの作家いしかわゆき(ゆぴ)さんの本『書く習慣』を読んでござる
noteを、と申すよりも手帖を描くおりに取り入れてみょうと思うてござる
この本に付随した記事に #新年書くチャレンジ と申すモノを見つけてござる
新年どころか新年度に入っていささか経ってはござるが
始める日に決まりがあるわけでもなくまた、この通りやらねばならぬわけでもなかろうと存じ不定期に取り入れてみようと存じてござる
今年はどんな年にしたい
より狂言を深く学び
和らぎの芸能‘狂言’をいっそう人口に膾炙すると云うは変わらぬが
本年はとりわけ基礎体力を養うことを掲げてござる
幼いころより、丸っこい体型を維持しておりまする
太ってござっても動きは好く不自由などなかったのでござる
ピークは大学時代の後半から社会人になってしばらくのころ170㎝ちょっとの身長に体重は108㎏(Max)をいったりきたり
水泳や山歩きにはまって、いっとき減らしてもまたゆるゆると戻ってござる
いっとき80台に足が掛かるも、いまはギリギリ二けたを維持しているここ10年ほどでござる
より質の高い狂言を演じるためにも
しかしながら、年々からだの重さが負担になってきてござる
動きの少ない狂言もござるが、どちらかと申せばわたくしのやりたいものは
動きが多いモノや、謡いながら舞うモノ、長いひとり台詞があるモノなど
スタミナがいるものが多く、また美しくキレ好く演じるには体幹やバランス感覚が重要なのでござる
観る人に和んでもらえる狂言は和らいで観てもらえるだけの舞台を演じられるだけのお稽古と身体つくりが大切だと思い至ったのでござる
観てもらえる舞台をひとつでも多く
能舞台ばかりが狂言の舞台ではござらぬ
茂山千五郎家の家訓は「お豆腐狂言」
これはかつて町内の祭りや結婚式、学校行事などで気軽に狂言をしていた様子から、「おかずに困れば豆腐にせい、余興に困れば茂山の狂言にしておけ」などといわれていた陰口を逆手にとって、「豆腐でけっこう、豆腐は高級料理にもなるが冷奴や湯豆腐になって庶民にも喜ばれる、それでええ」と
どんな場所でも美味しい豆腐になるべく
動ける身体を、狂言でもって作ってまいろうと存ずる