狂言の地を広げようと存じまする
和ろうてござるか〜
四月も半ばを過ぎてより始めた #新年書くチャレンジ
八つ目は今年手に入れたい理想の環境、とござる
いまのわたくしが受け取りたいと思う
理想の環境を思案してみょうと存ずる
かように有り難い勤め先はござらぬ
今の職場は十代前半に一度離れた狂言に
再会の機会を与えてくれたばかりならず
狂言のお稽古や面打ちのために早帰や有給休暇取得など
ずいぶんと時間を融通できる誠に有り難い環境でござる
周りはこの狂言三昧のわたくしに理解あるばかりか
大切な時間を遣うて発表を観てもくださり
その上
おおいに賛辞をくださるのでござる
これ以上の職場は望んでもそうはなかろうと存じまする
これよりは
この職場環境を保ちつつ自身の狂言環境を
理想に近づけるが肝要でござる
太郎冠者の小袖のように縦横に
太郎冠者の小袖は小格子と申す細かな格子模様でござる
狂言を生業とする玄人狂言師と
我らごとき素人狂言師が格子の柄の如く縦横に結び
面となって狂言を広められることを願うてござる
狂言を習うだけでなく
重要な小道具の一つ、面を打つもその格子を増やすこと
他の社中の方と交流し
装束や扇はじめ他の小道具や舞台そのもの、
ひいては能楽そのもの、へと格子が拡がれと念じまする
理想は狂言中心の能楽堂を建立し
お稽古しながらそこで狂言を氣楽に楽しんでもらい
能楽狂言を、いっそう身近なものにするのでござる
そこに向けてできることは
小さなことでもかまいませぬ
手も足も動かし続けて参ろうと存じてござる
こんにったこの辺りにいたしましょう
またお目に掛かれましたら嬉しゅうござる🤗
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