旅RUNキュレーションVol.89(東京レガシーハーフマラソン2024)
東京オリンピック(東京2020)のレガシーを継承する目的で始まったと言われている東京レガシーハーフマラソン。2022年に初めて開催されたこの大会、東京住まいなのに3回目の開催にして初参戦!
東京マラソン財団が主催する大会で、東京都区部を走るハーフマラソンということもあり、抽選制。自分は都民枠という枠で当選させてもらいました。
ランナー受付は大会の前日、前々日にかけて行われるのですが、自分は前々日(金曜日)の17時頃に行きました。場所は大会メイン会場と同じく国立競技場。ここに来るといつも「ザハのデザインの競技場が良かったなぁ」と思う一方、「ここで東京オリンピックがあったんだよな」というわくわく感も沸き上がる。
ランナー受付への入場はあらかじめ送られてきたQRコードをスマホでかざすとOK。
決められた番号(僕は2番レーン)に向かっていって受付。誰も並んでおらず、ガラガラ。
アスリートビブス、オフィシャルプログラム、手荷物預け袋を受け取り。預け袋はだいたい20リットルくらい入りそうな大きさ。
そしてアスリートビブスについてるセンサーチェックして、受付終了。
受付エリアを出るとマラソンEXPO。最初にSKYのブースがあって、SKYのX(Twitter)かインスタをフォローするとグッズがもらえるという大盤振る舞い。グッズはいくつか選べたんだけど折りたたみ傘を頂戴しました。
オフィシャルドリンクはポカリスエットな模様、ちょうど喉渇いていたので飲ませていただく。
その後もいくつもブースがあり、ボールペンやらなんやらもらう。オフィシャルショップがあったんでピンバッジ買ってみました。
そして大会当日の朝。旅RUNキュレーションなのでいつもは旅RUNなのですが、今日は本拠地東京の大会。思い返すと東京都内のレースに出るのって、なんと東京マラソン2021以来、実に958日ぶり。2年半ぶりの東京です(笑)
昨日は30度に迫る東京だったわけで気温を心配したのですが、今日は打って変わって平年並み。暑いの苦手な自分にとってこれは助かりました。加えてレースの開始時刻がAM8:05とちょっと早め。遠方の方々はツラいところかもですが、東京民としては(なんやかやで早起きは必要ですが)大丈夫。
2日ぶりの国立競技場。朝6時10分台に到着、すでになかなかの人の数。
競技場内に入れるのはAM6:30くらいっぽくしばし待機。
AM6:30よりちょっと早めに入場開始。
まずは荷物預け場所のある4Fに向かう。
ちなみにトイレも4Fにある。並んで入場して、トイレに向かえば、ガラガラの状態で入れます。お腹が心配な人は早めに並んで入るのが良いでしょう。ちなみに今日の自分はお腹の調子VeryGoodだったので心配なしでした。
着替え・身支度の場所には競技場のスタンドを開放してくれています。広いのでこれはありがたい。ほぼ走る格好ではあったものの少し準備して荷物預け。
そしてスタートブロックへ。今日はCブロックがアサインされていたので順路に沿って移動。
なお、4Fから降りるとトイレは無いらしいので不安な方は遅めに移動した方が良い。ただ、結構歩く笑 早めの移動を心がけている自分としては大丈夫なんですが、ギリになる人は気をつけましょう。
なお、移動中にスタート前給水がございます。今日はポカリスエット!
競技場に入る瞬間、選手!って感じがしてくる。
AM7:10くらいにスタートブロックにつくと前から5列目くらいに待機できました。なお、この時間帯、内周をホイールチェアレースの選手がウォーミングアップしてて間近で車椅子の走りを見ることができます。
そしてAM7:30くらいになると待機列は長蛇になります。
オープニングセレモニー前に志村美希さんとか見ることができました。
スタート前のオープニングセレモニー。東京マラソンのレースディレクターでおなじみの早野忠昭さん登場。ビジョンには音声認識で自動的に話していることが字幕化されて、さらにそれが英語に訳されるっていう、ちょっと近未来感。なお、音声認識は微妙にミスることがあるし、「えー」とかいうとそれも認識されるし、そして英訳にも反映されます笑
AM8:00ジャストにホイールチェアレーススタート。
そしてその5分後にハーフマラソンの部がスタート!長蛇の列なので自分がスタートするまでにはやや時間がかかる。
こういうのって助走しながらスタートレーンを通過するのがいつものパターンなんだけど、今日はなんか、スタートレーンまでは皆のろのろ歩いて、スタートレーンに到達した途端皆走り出すっていう、一種独特な雰囲気。Cブロック5列目に並んだ自分ですが、号砲より1分35秒遅れでスタートレーンを切りました。
まぁ、この人数なのでスタート以降もしばらくランナー渋滞。
これはもう仕方ない、流れに乗って進む。2kmくらいでほぐれてきた感じかな。
東京のど真ん中を走るレースなんだけど、思ったより沿道の応援が少なめ。なんとなく東京マラソンをイメージしていたんだけど、どっちかというと新宿シティハーフマラソンに近い雰囲気。とはいえ、それなりに応援の人は居てくれるので嬉しい。
東京開催の大規模レースってことでSNSでよく見る方とかいろいろ見かけました。
写真は撮れなかったけど外タレの猫ひろし氏を対向で見かけました。ニャーって言ってなかったので今日は本気モードと思われ。
自分の調子はそんなに悪くない。走り始めは小雨で涼しい。昨日の暑さが嘘のよう。調子が悪くないというか、10月になってランニングシーズンに入ったこともあり、今日はしっかり走ろうと思っていた次第。
序盤は下り基調だと思っていたのだが、登り坂も混ざっててそこまでラクではない。
5kmを過ぎると給水。アスリートビブスの下1桁で取る場所が分かれている方式っぽい。
自分は末尾9番とかだったので奥の方のテーブルでゲット。ちなみに今日はそれなりの速さで終始走ったんだけど、停まって取る勢がそれなりに居てツラかった
5/6番あたりのテーブルで給水取ったランナーさんが居て、この人さすがに抜けていくだろうなと思って(というか抜けていってた)自分が9番テーブルで取ろうとしたら、その人がいきなり前に割り込んで来てピタッと停まったもんだから、それはさすがに避けられず衝突した。別テーブルで取ることは否定しないのですが、停まるなら、後ろ見てください。お願いします。
7km地点、だいたい神保町のあたり。くらいで1時間35分のペーランに追い抜かれる。
10km手前日本橋。東京走ってる感じがするぜ! ここで折り返し、1時間40分のペーランに抜かれました。自己ベスト超えはさすがに難しいな笑
第2折り返しを通過して水道橋に戻ってきた。今日も勝ってねジャイアンツ。
ジョセフさんを横に見ながらレースは終盤。
終わりの方の給水はスルーして頑張る。今日は後半もそんなにスピードが落ちない。割と行ける系だ。
終盤は登り坂。とはいえ底までキツくない。往路で感じたとおり実は下り坂もあるので精神的にも助かる。
残り1.5kmくらいの地点で、歩道を走りながら「後1.5km!」と叫んでくれていた人がいてこれが元気になった。もう少し頑張る。
フィニッシュ1kmくらいで国立競技場が見えてきた。大詰め。
頑張ってスピードを上げる。グロスで1時間4x台行けるかどうかというところ。だが、ロスタイムが結構あるのでギリギリ行けるかどうかという感触。
国立競技場内のトラックを走る。ここをかつてオリンピアンが走ったと思うと感慨深い。これぞレガシーハーフ。だが、スピードを出すと吐き気を催すレベルになってきた。ヤバい。頑張るがフィニッシュゲートが思ったより遠い。
そしてフィニッシュゲートに飛び込む!! グロス1時間50分4秒くらい。駄目だ〜〜〜〜。あと5秒。悔しい。
だが、ネットタイムだと1時間48分台。ハーフマラソンで1時間4x台のタイムで走ったのは実に1,791日、約5年ぶり。諭吉の里「なかつ」 第36回ハーフマラソン・ウォーキング大会以来。シーズン最初のレース、ちょっとスピードが戻ってきたのは嬉しいぞ。
フィニッシュ後の移動。このくらいのタイムで走れるとフィニッシュ後のあれこれの受け取りとかあんまり混まない印象なのだが、さすがは大規模ハーフマラソン。なかなかの混雑でした。飲み物はお水を飲ませてもらい、ポカリスエットのボトル、ボディメンテのゼリー、チーズなどをもらう。後。エアサロンパスもゲット。フィニッシャーズタオルもあって、そしてハーフなのに完走メダルありでした。
着替えは来たときと同じく4Fのスタンドにて。ここに至るのもなかなか並びました。
だけど、4Fのスタンドから見る景色は壮観。まだまだ走ってる人も居て盛り上がってる感。
ちょうど表彰式が始まっていたんですが、なんと今年は男女とも大会新記録が出たそう。ハーフマラソン59分台ってえげつないな。すごい。
私、いろんなところで旅RUNしてきていますが、上述のとおり今日は実に958日ぶりの東京でのランニング大会でした。いやぁ、気楽だね。しかもハーフなのですべて終わって帰宅してもまだ午前中。なお、走った後に身体を拭く濡れタオルを持って行くの忘れちゃったんですが、涼しかったので汗の処理もあんまり困らず、しかも家に近いのでよかった! レガシーハーフ、参加費だけは高いけど、また走りたいです。