旅RUNキュレーションVol.91(2年連続6回目!おかやまマラソン2024)
私の地元岡山県で開催される大規模フルマラソン大会、おかやまマラソン。
実に6回目の参戦! 複数回走ったフルマラソン大会というのがあんまり無い中で、自分としては東京マラソンに並ぶ最多出走数タイに地元おかやまマラソンが並びました。今年も当選させていただきましてありがとうございます。
大会前日の朝、今年はANAの朝一便(NH651便)で羽田から岡山に飛んで、岡山空港からバスで参加受付会場のジップアリーナへGO。バスに乗って「スポーツセンター前」停留所で降りればOK。
11月だけど富士山は雪がかかってないなぁ、とか思ってたらあっという間。岡山空港到着。
今日はこのままランナー受付行くので岡山行きの連絡バスへ。スポーツセンター前というバス停で降りるのが恒例だけど、その前の岡山大学筋で降りるランナーさん風情もチラホラ。ここからでも行けるんだけどランナー受付のジップアリーナまではちょっと歩くんだよね。先にマラソンEXPO楽しむならいいのかもだけど、この場合EXPO→受付→EXPO(Tシャツ受取)になるのでイマイチ感はある。
ということで自分はスポーツセンター前で降りて、すぐに受付。今年も帰ってきた感!
以前は受付の開始時刻が朝10時とかで、朝イチのANA便でやってくる場合は開始時刻まで待つ必要があった。だけど近年は受付9時開始になっているので待ち時間もない。
受付ハガキと身分証明書をわたしてアスリートビブス受け取り。スムーズです。
陸連公認記録証欲しい人はアリーナ内で500円払って手続きください。
そしてEXPOへ。
若いうらじゃ連の人たちが結〜YUI〜の演舞やってて元気もらった感。フルマラソンの前日ってなんとなく緊張感あるんだけど、ふるさとの優しい雰囲気に包まれて気持ち穏やかになりました。
毎年恒例新庄村のひめのもちでカーボロード!と思いきや、今年売ってたのは「牛もち丼」というヤツ。普通の餅でいいんだけどな、とか思いつつ食べたら、これ美味しい!お餅に肉吸いをかけてくれてる感じの食べ物。満足。
そしてこちらも毎年恒例有森さんのトークショー。もはやこういうイベントに熟練してるから上手いよねぇ。「沿道に応援がうじゃうじゃ居る」とかいう表現、「緊張するのは生きてる証拠だから!」というポジティブ発言、「千両ナスが復活したのが嬉しい」とか、千両ナス食べたくなった。
後は倉敷焼きそばなる屋台で焼きそば!誰も並んでなくて、焼きそば作るところからスタート。なんか、結構待たされたぜ。で、お腹もいい感じに膨れました。
ということで実家に帰って明日に備えます、ってことでEXPOから退散。バスで岡山駅まで行こうと思ったんだけど烈がやや長くて気が変わる。歩いて駅へ。ジップアリーナの近くにステップスポーツあるからランニングギアやジェルの買い忘れとかも対応できていいよね、何気に。
そして、おかやまマラソン2024当日。いつものとおり実家からJRで移動。
母に持たせてもらったお餅を食べながら。アルミホイルと保温ケースに入れてくれたので暖かい。これは東京で走るときも取り入れたい。自分にはこのアイデアは出せない。
6:28岡山駅到着の電車にて。倉敷くらいから乗る人は座れないくらいには混雑。岡山駅もいつものとおり大混雑。さすが16000人規模の大規模大会です。
岡山駅を降りてから混雑にまみれながら大会メイン会場のジップアリーナへ。スタスタ歩いて到着したのは6:47。自分はやや歩きなので20分くらいだったんですが、もう少し多めに見積もっておくと良いですね。
朝6時台はさすがにトイレも混んでおらず、さらにトイレの基数も多め。出すモノは早めにしっかり出しましょう(笑)
身支度をして荷物預け。素敵な若人がボランティアで対応してくださります。いつもありがとう。
今日から新しいシューズを下ろした。アシックスのソーティマジックだ!これ履いてがんばる。
ランナー招集は朝7:50。今日もBブロック。7:40くらいに道路の手前まで進ませていただけます。ちょっと遅れて7:53頃に道路開放、今年もBブロック最前列最も左に陣取りました。
8:00の時計あわせの後、スタートセレモニーのリハーサルが簡単に行われ、8:19から吹奏楽の「桃太郎」の童謡、そしてうらじゃの演舞! これ聞くとおかやまマラソンに来た!地元のホームレース走るぞ!ってなって士気が上がる。
そして開会式。名誉会長の岡山県知事。こないだの選挙で再選されましたのでまたしばらくは伊原木県知事のにぎやかな挨拶聞けますね。
大会ゲストはいつもながらの岡山レジェンドが揃う。有森裕子さん、重友梨佐さん、坂本直子さんなどなど。坂本さんはAブロックの最後尾にやってこられました、フルマラソン挑戦。
そして自分は今年も2年連続で頭から鬼の角が生えてまいりましたので、これで走る。
スタート1分前を切ってもBブロックのロープが開放されない。さすがに1分前くらいには開放してほしかった、やきもちするぜ。20秒前にロープ開放。
8:45号砲!
スタート時の吹奏楽はMAHO堂のおジャ魔女カーニバル。
これね、走ってるときは「なんぞ?この曲」って感じでよくわからずでして、帰宅後にGoogleの鼻歌検索でやっと認識できました。岡山とのゆかりはよくわからんです。
なお、過去すべてのおかやまマラソンスタートミュージック一覧は今年も有料エリアに書きました、誰も興味ないだろうけど!
Bブロックの先頭だと約45秒遅れでスタートゲートを突破! さぁ、今年もおかやまマラソンが始まった。ランナーの詰まりは最初ほとんどなし。だけど、左に曲がって跨線橋の坂にかかったところで詰まる。まぁ、序盤は仕方ない。
でもやはりおかやまマラソンのコースは走りやすい。すぐに詰まりが取れて、順調モード。
最初の見所は桃太郎大通り逆走。岡山駅前にはチャギントンの列車もお出迎え。
個人的なことですが、岡山駅前を左に回ったあたりで両親が応援に来てくれるのがいつものパターン。今年の両親が良い感じの陣取りだったので母にハイタッチしてGO!
天気が晴れすぎて若干暑い。身体に水をかけることを心がけながら進む。もともと雨予報とかだったんだけどなぁ。晴れ男多すぎだろ。岡山の「晴れの国」は別に晴天率が高いわけではなくて、雨天率が少ないだけだぞ。曇りが良かったぜ。
今年のフルマラソン出場も残すところが限られている。2024年はまだ一度もサブフォー走っていない。サブフォー、やるならホームゲームの今日だ。そう思い頑張る。前半は目指せ東京レガシーハーフの記録。9kmでサブ3.5のペーサーに抜かれる。今日はこれ以上ペーサーに抜かれないぞ。
そして10km過ぎでカフェインの錠剤を口に入れる、捨て身の本気モード。このおかげでスピードもあまり落ちずに好調。
18km付近の西紅陽台の折り返し。ここを折り返すまでは逆行の太陽、折り返した後は綺麗な青空を見ることができる。晴れのおかやまマラソンは、この景色が最高なんです。
ハーフ突破はネットで1時間46分。こないだのレガシーハーフは1時間48分台だったので、ハーフのレースよりも好タイム。良い貯金ができた。
ここからは暖かい藤田地区の応援を横に進む。今日は鬼の角を見た人から「鬼頑張れ〜」がめっちゃ多い。嬉しい。
ちょっとしたアクシデントは25km付近、給水を頭にかけるときにミスして鬼の角を落としてしまった。拾いに戻るか、諦めるか。拾いに戻った。その際、ランナーさんの邪魔になってしまったと思う。これは反省。よくない。
しかも一度停まったので少しスピードが落ちる。停まらなければ勢いで進めるわけだけど、停まると駄目なのだ。でもなんとかスピードを戻す。まだキロ5分台。25km以降はキロ6分台を予定していたので当初のペース設定よりも走れている。すばらしい。
そして30km。最大の難所といわれる岡南大橋。個人的にはここはたいしたことない。一気に進む。昨年同様、有森さんの応援がありがたい!
31kmで折り返し。前のランナーが折り返しで減速しちゃって、それに釣られてスピードを落とさざるを得なかった。これでまたペースダウン。
でもサブフォーはまだ余裕な状況。頑張る。去年はタイムが悪くて初めて飛び込んだラーメンエイド。今年は無視! タイムを取るぞ。給水所でカフェインゼリーをさらに投入。
ここからは旭川河川敷。頑張って進む。毎年のももっち・うらっちの応援ありがたい。
だが、34km通過したとき、脚力・スタミナが一気に切れる感覚を覚えた。もう、走れない。ついに歩きを入れてしまった。おかやまマラソンで歩くのは6回目にして初めてだと思う。悔しい。このまま歩き続けるとサブフォーが怪しくなる。とりあえず早歩きを入れながら前進。
35km地点は毎年恒例ベリーダンスのおねいさん。最近はここでデカいコーラエイドも開いてくれているので嬉しい。
36km地点の岡山ガスの応援の幕いいね。ガス屋さんぽい。
なんとか前に進んでいた37km地点。右手に見えるブラスバンドの応援。ちょうど僕が通過するときに演奏開始。曲は勇気100%。忍たま乱太郎のオープニング曲。あのイントロが流れてくると、なんか元気が出てきた。この曲に乗って、再び走りをスタート。このブラバンが今日のMVP。残り5km。
少し歩きも入れるけど、基本的に頑張って走る。
先々週の水戸黄門マラソンでは偕楽園の中を走った。
そして今日は後楽園の横を通過。今年はフルマラソンだけで日本三名園を2つも巡ったぞ!
個人的には岡南大橋より厳しい新鶴見橋も歩きながらでなんとか通過!
そして終盤。万町跨線橋の手前でランナーさんに声をかけられる。「今日、スタートの時に隣だった方ですよね!」って。お互いにかけ声でエールを送り合った。そのランナーさんには負けたけど元気が出た。
跨線橋を駆け下りてフィニッシュへ向かう。サブフォーは…まだ行けるタイム。もう歩かない。遅いながらも渡頑張って走る。フィニッシュ直前には重友梨佐さんが道路中央で応援してくれている。嬉しい。
シティライトスタジアムに入る。サブフォーは行ける。でもスピードは出ない。
スタンドから両親の声が。「頑張った!!」って。最後、渾身のスパート!! ネットタイム3時間53分台でフィニッシュ!
嬉しいとかの感情はない、頭は空っぽ。フィニッシュの瞬間吐き気がして苦しかった。でも、サブフォーできた。コロナ騒動後、すっかりサブフォーで走れなくなった。去年10月の長井マラソン以来。そのときよりタイムがよいのでコロナ禍後ベストです。
フィニッシャーズタオル、備前焼メダル、ポカリスエット、おかやまマラソンオリジナルパッケージの大手饅頭に、キムラヤのパンのバナナクリームロールなどを受け取って両親と合流。
お茶とコーラを買っていてくれたのでまずはお茶一気飲み。いつもはソロで旅RUNしているので、こういった援助が全然ないわけだけど、今日は地元。ありがたすぎる。
サブフォーだったので混んでいるながらも電車も座れて、割と楽に帰れました。
今日は地元レースで出し切った。34km以降すべての元気が無くなったけど、貯金を切り崩してのサブフォー。前半突っ込むと決めた結果だからこれでいい。今日はなんの不満もありません。ありがとう、おらが街。
・フルマラソン100回完走チャレンジ
→生涯67回目のフル完走!100回フル完走まで、残り33回!
・47都道府県フルマラソン走破プロジェクト-2周目-
→ 岡山県を走破! 残り41都府県!
・年間フルマラソン完走数
→ 12回!生涯ベスト更新(従前の記録は2023年の年間10回)
・同一大会完走記録
→ 6回完走。自己最高タイ。東京マラソンの6回に並びました。同一コース6回完走は自己新更新(東京マラソンはコース変更しているので4回)
・年間12回のフル完走は自己史上最高を更新
今回の旅RUN費用
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