今週のパン!134 落語 出来心 改!
【かみしめます!】
一人住まいのヤマサキ
今日は上手いことウルトラパンに奢られ
M78星雲で酒盛り!
ほろ酔い気分をかみしめながら
長屋に帰ってまいります
と・・何やら騒がしい
「おい 神戸屋 どうしてぇい?」
『こいつ 赤い顔して
のん気なこと言ってやがる
お前 妹がいたのか?
アタシが妹の(イチゴ)だと
言い張るんがふたり居るだ』と神戸屋
「イチゴ って!田舎に居る
妹かぁ~誰のぉ?」
『お前んちのだよ』
「お前んちって 俺んちのか?」
『お前んちといや~
お前んちしかねぇだろよ』
「どうして俺んとこのだって 分かった?」
『朝から長屋を覗き廻る
可愛い食パンが来て それが分身の術みたいに
幾枚かに増えやがったんだ』
「ふんふん」
『ちょっと目を離した隙に居なくなった
昼間から留守だったのは お前んとこだけだ』
「そりゃ~大変だ!
おい!イチゴ!でぇじょぶかぁ?」
ヤマサキあわてて部屋に飛び込みます
〔お兄ちゃん!〕と妹のイチゴ
[お兄ちゃん!]ともう一人の妹のイチゴ
「あれ?苺ジャム&真麻ー芽鱗 と
ゆうべに苺ジャム&真麻ー芽鱗ってか?」
『お前 妹を マガリンちゃん なんて呼んでたから
ホントのなめぇ
忘れちまったんか?』
「いや!俺にはわかるよ~ぉ」
『ホントかぃ?』
「あぁ!見てみろ このルックス!
ランチパックに決まってんだろ!
センスあんだから
昨夜に?じゃなくて一昨日きやがれ
そっちのスナックサンドなんて
取って付けたような偽もん!
どーにかしてくれ」
『安心しな とっ捕まえて
ふん縛って番所へ しょ引くべぇ』
『しかし!お前 何でまた
安い方の
ヤマサキんとこへ さては素人だな?』
[悔しくて 唇をかみしめます!]
そして番所に到着すると
早速 取り調べが始まります
役人【それで どこが本物か?】
とヤマサキに尋ねます
「へぃ この都会的な見た目でございます」
【他には?】
「シンプルなデザインとパッケージ俺らと
一緒でございます」とヤマサキ
『お前のどこが都会的で
シンプルだよ?
笑わせるんじゃねーよ』と
神戸屋
「うるせえ 黙ってろい」
【その方も黙ってないで何か・・あぁぁぁ】と驚く役人
[💢黙って聞いてりゃいい気になりやがって!
この(元 祖)が目に入らぬかぁ⚡]
【ははーーぁ🙇
スナックサンドは1975年 発売
ランチパックは1984年の
9年も後輩でしたぁ】
スナックサンドを舐めたらあかんゼよ!
急に狼狽するヤマサキ
「な💦舐めるなんてとんでもねぇ
しっかりかみしめていただきます」
おあとがよろしいようで!🙇
語り:嫌名気家 小惨事
えっ?アンコール・・? あっ💦 そらみみ?!
全面的にごめんなさいたま
今週のパン! 134 は
ここまで!それでは!
adiós!Goodbye!Auf Wiedersehen!
Au revoir!Arrivederci!再见!مَعَ ٱلسَّلَامَةِ!
ειά σας!Farvel!sampai jumpa!ばいちゃ!
さよなら! んじゃまた来週!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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