【為替相場と決済✨】為替先物予約と通貨オプションを活用し、為替変動リスクを回避せよ💵:貿易実務検定C級対策 No.53
貿易実務のエキスパートを目指したい🔥
私が挑戦する貿易実務検定®は
貿易に関連する自分の実務能力・知識が
どの程度のレベルにあるのかを客観的に
測り証明することができる検定です。
実際に、商社・メーカー等においては
勤務年数ごとに貿易実務検定の各級合格が
必須となっている企業もあるそうですね👀
貿易に携わる企業への勤務・転職・就職等を
お考えの方、インターネットによる個人輸入を
行う方や国際舞台で活躍を目指す方にとっても
「貿易実務検定®」は幅広く活用できますので
活躍のチャンスが広がるのではないでしょうか?
きっと私たちの生活に密接な「貿易」実務に
対する知識を身につけることで
これからの人生における選択肢も増え
もっと有意義なものになることでしょう✨
私も2024年4月から商社へ勤務する予定ですので
キャリアの中で貿易実務のエキスパートを目指していきたいです!
そして、私の将来的な理想像である
「世界と日本を繋ぐ架け橋のような人財」を
体現できるように努力していきたいと思います🌏
まずは、初級レベルの該当するC級の取得を
目標に、コツコツと勉強して参ります🔥
最終的には、B級、そしてA級の取得を目標に
英語学習も含めて取り組んでいきます!
※なお、本稿はあくまで試験対策の内容です。
したがって、実際のケースとは異なる場合や
簡略化した点が若干ありますが、その点に
関しましてはご了承ください🙏
これからnoteでアウトプットするなかで
皆さまに「貿易実務」の魅力を
お伝えできたら幸いです!
ぜひ、最後までご愛読ください📚
前回のお復習い💖
為替先物予約によるリスクの回避💮
為替先物予約とは、特定の外国の通貨を
将来の一定の時期に一定の価格で
売買することを予約して
為替変動のリスクを回避することです。
また、シンプルに為替予約(Exchange Contract)
とも言われることがあります📝
取引上は売買取引と規定され、金融機関と
顧客との間で売買価格を決めて
約定する仕組みになっています🏦
どれだけ売買価格を慎重に見積もっても
為替相場の変動が大きければ採算は
確定せず、貿易取引は不安定となります💦
そのようなリスクへの対策として
円建ての切替えはもちろん
国際間の金利差や為替相場の変動を見越して
輸出入業者が決済の時期を意図的に
早めたり(リーズ)遅らせたり(ラグズ)する
というリースアンドラグズ(Leads and Lags)
外貨のまま保有する方法などがありますが
最も一般的で広く利用されている手法が
「為替先物予約」となります🔖
為替先物予約は、為替相場変動のリスク
を回避して、採算を確定することを
目的としています💵
具体的には、外貨の受取、支払が
行われる時期に合わせて
銀行と一定の相場で外貨を受け渡すことを
あらかじめ約束する取引を言います。
銀行はこのよな先物取引のために
1ヶ月~6ヶ月の先物まで、相場を
決めて発表しているのです🏦
なお、予約の実行時期の決め方には
以下の①~⑤の方補うですが
いずれの場合にも予約の実行
すなわち、外貨の受渡しができるのは
為替予約日の翌々銀行営業日以降
となりますので、覚えておきましょう💛
これは、日本の外国為替市場では
銀行間直物為替の引渡が翌々営業日
(起算日)となっているからです👀
それでは、①~⑤の場合について
それぞれ検定試験対策も含めて
確認していきましょう👍
①確定日渡し
6ヶ月までの間、起算日以降の
将来の特定日(〇月〇日)を
引渡日とする方法になります。
②順月確定日渡し🌙
直物為替の引渡日(起算日)から
1ヶ月目、2ヶ月目などの応当日に
受渡しを約束する方法になります。
例えば、1月10日に3ヶ月の
順月確定日渡しの為替予約をした場合
1月12日を起算日として
(※この間に銀行休業日はないとする)
その3ヶ月後の4月12日に受渡しを
実行することになるのです💛
③暦月オプション渡し
例えば、「5月渡し」や「6月渡し」と
特定の月を決めておき、その月を
引渡し期間とする方法になります。
つまり、その月の銀行営業日であれば
予約者が自由に為替の受渡日を
決定できるということになるのです💛
④順月オプション渡し
各月の応当日を基準とした1ヶ月までの間
であれば、予約者がいつでも自由に
受渡し日を決定できる方法となります。
例えば、1月10日にこの方法で為替予約を
した場合には、起算日の1月12日から
2月11日が1ヶ月目になりますので
もし「3ヶ月の順月オプション渡し」で
為替予約をしたのであれば、起算日の
1月12日から翌々月応当日である
3月12日~4月11日が3ヶ月目となり
この間であれば、いつでも予約者が
受渡しを実行できるというのです👍
⑤特定期間渡し
予約者が起算日以降の特定期間
(〇月〇日~×月×日まで)を指定することができ、その期間内であれば、いつでも為替の受渡し
ができるという方法になります!
通貨オプション💴
先物為替予約のほかに「通貨オプション」と
いう方法でも為替変動リスクを回避する
こともひとつの手段となります。
通貨オプションとは、約定したレートで
通貨を買ったり売ったりする「権利」を
売買する取引になります。
通常の為替予約では、予約した為替相場で
一定期間後に通貨の受渡しをしなければ
ならないのですが、通貨オプションでは
実際に受渡しを実行するかどうかは
通貨オプションの買手(顧客)の権利
となっているのです👍
つまり、為替相場の動きをみて
実行するかどうかを決められるのです!
本日の解説はここまでとします!
為替先物予約の概要や
通貨オプションについての基礎知識
をご理解いただけたでしょうか??
引き続き、貿易実務検定対策として
一緒に学習していきましょう💛
なお、本投稿シリーズ作成における
参考資料は、以下の通りです。
英語の学習にも繋がりますので
勉強するモチベーションが
より一層高まりますね✨
おすすめマガジンのご紹介🔔
今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚
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