【物流業界の課題🚛】運賃適正化に向けて見直される「送料無料」表示
今日の英語ニュース📢
Japan Govt to Review "Free Shipping" Offers to Tackle 2024 Problem
政府は今月2日、物流の「2024年問題」対策の政策パッケージを公表ししました!!
インターネット通販などの「送料無料」表示見直しに取り組む方針であるとのことです📝
今回はこの記事について理解を深めると共に、経済活動の根幹を下支えしている物流業界が抱える問題について一緒に考えていけたらと思います💛
英語トピックス👍
the practice of ~の行い、~の慣習
so that S V <接続詞> SがVなので
charge ~をチャージする、請求する
appropriate 適切な、適当な
fees 料金
logistics industry 物流産業
anticipate ~を想定される、予想される
shortages 不足
come into effect ~発行する、有効になる
gain ~を得る
obstacle 障害(物)
achieve the goal 目標を達成する
emphasize ~を強調する
advertisements 広告
the existence of ~の存在
transportation costs 運送コスト
Key Sentence🔑
"The labeling of shipping costs as 'free' is making light of logistics."
「送料を『無料』と表示するのは物流を軽視している
この記事に対するコメント💚
記事を要約すると
運送事業者が輸送コストに見合う適正な運賃を得られる環境を整備するため、政府は物流の「2024年問題」対策の政策パッケージを公表し、インターネット通販などの「送料無料」表示見直しに取り組む方針であるということですね
これは、運送事業・通販業界側のサイドと消費者・企業サイドの利害対立の構造が顕在化していると分析できます
全日本トラック協会はネット広告などで輸送コストの存在を訴え続けています
「無料ほど怖いものはない」というフレーズも良く見かけますが
まさしくこの送料無料は、運送事業に携わる方々への配慮が欠落してしまっているようにも受け取られますね💦
しかしながら、実際の消費者サイドは非常に困惑しているはずです
トラック運送事業者の9割は中小企業が占め、荷主企業に対する運賃交渉力は弱いからです
また、燃料や資材費も高騰する中、運賃へのコスト転嫁を認めさせるには
荷主企業の向こう側にいる消費者にも物流コストを理解してもらう必要があると言及されていますが、、、
私たちは理解しているようで「無料が当たり前」という先入観や固定観念にとらわれてしまっていたのかもしれません💦
私たち、消費者のサイドから見たら
当たり前の日常を支えてくれて、世の中の商売をもっと利便にしてくれている物流業者さん、通販業者さんに対して
この企業努力に感謝し、取り組みを理解してあげることが必要ですね💛
※理解していても、受け容れるかどうかが本質的な課題なのですが・・・
業界団体の日本通販CRM協会の向徹代表理事のお言葉によると「無料表示がスタンダードになっており、『有料』にして売れなくなる怖さがある」と懸念されているそうですね
この問題は、今後具体的な施策や方針の転換があると思われるので今後の進展にも注目していきたいと考えています🌈
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