【貸借対照表とは?】入社1年目で知っておきたかった会計の基礎(4):エッセンシャル会計学 No.68
会計・財務についてもっと学びたい🔥
会計業務や経理、財務、簿記についての
基本的な知識を持つことは、ビジネスパーソン
にとって重要であると感じています。
私が今後、定期的に投稿していく
【エッセンシャル会計学シリーズ】では
会計業務の重要性から経理や財務の役割まで
私が勉強したことをわかりやすく
アウトプットしていきたいと思います🔥
さらに、経理業務の具体的な内容や
財務業務の目的、簿記の種類と特徴に
ついても詳しく掘り下げていきたいです💛
そして、日商簿記検定2級合格を最終的な
目標として勉強していきたいと思います!
ビジネスにおける財務情報の管理や
経営判断の基盤となる知識を身につけるため
最後まで、ご一読いただけますと幸いです💖
前回のお復習い📑
日経新聞を難なく読めるようになりたい📰
今回の参考文献は、以下のサイトになります🔖
こちらを適切に引用させていただくと共に
会計の基礎について、整理していきます。
企業の財務状況を示す重要な財務諸表💴
貸借対照表(BS)は、企業の財務状況
を示す重要な財務諸表の一つになります。
貸借対照表は、会社の資産、負債
純資産(または株主資本)の状況を
要約して示し、会社の財務状況を
理解するのに役立っているのです。
ここで、BSを3つの箱でイメージすると
右側には「調達」の箱があり
左側には「運用」の箱が見えてきます。
右側の箱は、資金を調達するための手段
を示し、負債と純資産が含まれます。
左側の箱は、調達した資金を運用する
ための手段を示し、資産が含まれます。
すなわち、BSを見れば、会社がどのように
資金を調達し、それをどのように運用しているか
がわかるようになると言えるでしょう!
資産側と負債・純資産側を比較
貸借対照表を分析する際には、まず
資産側と負債・純資産側を比較します。
資産側には、現金、受取手形、有価証券などの
流動性の高いものから、不動産や機械装置などの
固定資産まで含まれます。
一方、負債・純資産側には、企業が調達した資金
(借入金や社債)や株主資本などが含まれます👀
ここで、資産と負債の中の短期と長期
を比較することも重要な観点になります。
短期の負債は、1年以内に支払う必要のあるもの
(例:短期借入金や支払調整金)であり
長期の負債は、1年以上後に支払う必要のある
もの(例:長期借入金)というようになります。
※正常営業循環基準、一年基準は割愛🙇
なお、企業が短期負債を長期負債で賄うことが
多い場合、資金繰りのリスクが高まるのです。
貸借対照表には、いくつかの
代表的な勘定科目が含まれます。
これらの科目は企業の資金の流れや
財務状況を示すために重要です。
以下に代表的な勘定科目と
それらの読み方を解説します。
現金及び預金:
これは企業が保有する現金と銀行預金を表します。現金は企業が直接保有している現金であり、預金は企業が銀行に預けた金額です。これらの勘定科目は企業の流動性を示すために重要です。
売上債権:
これは企業が顧客から受け取る予定の売掛金を表します。つまり、商品やサービスを顧客に販売したが、まだ代金を受け取っていない場合の金額です。売上債権は企業の未収入金を示し、売掛金の回収能力を評価するのに役立ちます。
棚卸資産:
これは企業が保有する在庫品の総額を表します。在庫は原材料、製品、仕掛品など、企業が商品として保有している資産です。棚卸資産の変動は、生産や販売の活動に直接関連しており、企業の業績やキャッシュフローに影響を与えます。
有形固定資産:
これは企業が所有する物理的な資産であり、主に機械、設備、建物などを指します。有形固定資産は通常、企業の長期的な運用や生産活動に使用される資産であり、経済的価値を持ちます。
負債:
これは企業が負っている借入金や未払いの請求書などの金額を表します。負債は企業の債務を示し、支払い期日や金額に応じて短期負債と長期負債に分類されます。
これらは代表的な勘定科目の一部ですが
貸借対照表には様々な勘定科目が含まれます。
貸借対照表を読む際には、これらの勘定科目
の動向やバランスを分析し、企業の財務状況
を理解するのに役立っているのです👍
自己資本比率とは?
自己資本比率は、企業の財務健全性を
評価するための重要な指標の一つです。
これは企業の純資産(自己資本)が
総資産に対してどの程度の割合を
占めているかを示しているのです。
自己資本比率が高いほど、企業の
財務安定性が高いと見なされます👀
そして、この自己資本比率は
以下のように計算されます:
$$
\text{自己資本比率} = \frac{\text{純資産}}{\text{総資産}} \times 100%
$$
ここで、「純資産」は企業の資産から
負債を差し引いた金額であり
「総資産」は企業が所有する
すべての資産の合計金額になります💴
自己資本比率が高いということは
企業が自己資本に頼って資金を調達し
負債を抑えていることを示します。
これは、企業が将来の収益を使って
自己資本を増やしていく余裕が
あることを意味しているのです!
自己資本比率が低い場合、企業は
負債を多く抱えており、財務リスクが
高い可能性があると考えられます。
負債が増えると、企業は利息や返済に対する
圧力が高まり、財務的な安定性が損なわれて
しまう可能性があるのです💦
なお、自己資本比率の適切なレベルは
業種や企業の特性によって異なりますが
一般的には20%以上が良いとされます👀
ただし、業界の標準や企業の戦略によっては
この目標値が異なる場合もあります。
総じて、自己資本比率を分析することで
企業の財務健全性や経営戦略の効果を
評価することができるのです👍
そして、高い自己資本比率は、投資家や
債権者にとって、企業が安定していると
いう良い印象を与えることができます!
いかがだったでしょうか?
要するに、貸借対照表は企業の財務状況を
把握する上で不可欠な情報源になりますね!
資産と負債のバランスを適切に保ち
負債の過度な増加を避けることが
企業の安全性や持続可能性を確保するために
重要であるということが読み解けますね!
私が考える会計学を学ぶ意義💖
会計知識は、経理や会計士だけが理解していれば
いいというわけではありません🔥
なぜならば会計は、経理や監査法人の会計士だけ
ではなく、営業や管理職経営全般まで、会社に
所属している全て人にとって必須の知識である
と考えているからです!
おそらく、ほとんどすべての会社は
営利団体であると思われます!
つまり、ボランティアではなく、利益を追求し
事業活動を行い、会社は成長していくことを
本質的な目的にしていることでしょう。
私も株式会社に就職を予定している以上
利益の出る仕組み、お金の流れを確実に理解
しておく必要があることを自覚しています。
例えば、営業マンだとしても、売上の目標や
予算作成に関わることがあると思います!
そして、その予算の仕組みも、売上の処理も
全て会計が関係しているのです。
また営業の売上は経理が処理をし、会社の利益が
いくらになるかを算出していくことになります!
総じて、会計を知ることで、会社にどれほどの
インパクトをもたらしているのかを把握でき
予算の作成においても精緻に行えるようになる
と言えますね💖
また、数字に強くなり、定量的な分析に基づく
思考法やビジネスが行えるようになるでしょう。
そして、会計の知識を洗練していけば
将来的に経営者の視点を手に入れることができる
と思いますので、新規プロジェクトに
アサインされたり、昇格のきっかけにも
なり得るかもしれません🔥
会計の基礎知識である「財務3表の理解」
を中心に理解を深め、財務3表とは何か?
これを見て、何をどう判断するのか?などを
考えていきたいですよね!
この知識があるのとないとでは、今後の仕事が
大きく変わることに間違いはないでしょう。
これからの時代はグローバルに活躍できる人材と
いうのがより一層求められると思います!
私の投稿でも会計の基礎を身に着けるのであれば
英語も交えて知識をつけると、今後ますます
活躍できるフィールドが広がっていくと
考えていますので、グローバルスタンダードにも
挑戦していくことにしましょう🔥
なお、参考資料は以下の通りです。
おすすめマガジンのご紹介🔔
今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚
最後までご覧いただきありがとうございました🌈
まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥
アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。
社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!
お気軽にコメント、スキ&記事の共有
そして私のアカウントをフォローして
いただけると大変嬉しく思います✨
今後とも何卒よろしくお願いいたします!