【IMFのお言葉🍀】金融引き締め開始の準備を迫られる日銀と実態経済とのギャップ:English News📰 2023/07/27
今回の英語ニュース📢
BOJ Should Prepare to Tighten Monetary Policy: IMF
英語トピックス👍
tighten ~を引き締める
inflationary pressure インフレ圧力
remain ~の状態に残る
accommodative 寛容な
prepare for ~に向けて準備する
recommend ~を推奨する、おすすめする
flexible 柔軟に
move away from ~から離れる
yield curve control 長短金利操作
ultraloose monetary policy
異次元金融緩和
この記事に対するコメント💚
国際通貨基金(IMF)のチーフエコノミスト、ピエール・オリビエ・グランシャ氏は25日の記者会見の内容について取り上げました
彼の見解によると、日本のインフレ圧力が増しているとの見方を示し、日銀に対して「金融引き締め開始を準備する必要がある」と訴えたそうですね📝
今年の春闘で賃上げが高水準となったことを踏まえ、物価上昇率が「日銀の掲げるインフレターゲット2%の目標を上回って推移し続ける可能性がある」と分析しています
このようなIMFの見解があることも当然であると思います
しかし、なぜ実際問題「金融引き締め」に踏み切ることができないのでしょうか?
長短金利操作(YCC)において、金利変動の
許容範囲を広げるといった間接的な利上げには
踏み切っているように思いますが、政策金利の
引き上げなど「伝統的金融政策」の手法が
アナウンスされることは無いように思います
簡潔に述べると、アメリと日本で発生しているインフレと、その質が違うのです
アメリカで起こっていたインフレは、ディマンドプル型のインフレでした
すなわち、需要サイドからのインフレであったのです
これには、金利を引き上げることで、AD-AS分析のような経済理論通りの対応でOKです👏🏻
その一方で、日本で発生しているインフレは、サプライサイドによって引き起こされる
インフレである「コストプッシュ・インフレーション」なのです📝
エネルギー価格、輸入価格、石油価格、電気代の高騰などサプライサイドによる物価高という状態と考察できます
もし、この状況で「金利を引き上げる」ような金融引き締め政策を実施したらどうなるでしょうか?
住宅ローンがより負担となります
債券価格も目減りしてしまいます
企業投資コストの増加により、投資が減ります
すなわち、需要サイドへのネガティブ要因に
なってしまうのです😵
このようなメカニズムを理解した上で
どのような政策が、現在の経済に対して
最も有効なのか、考える知見を会得することが
大切なように思います💖
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