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【予想問題 演習🔥】「物理&化学パート」過去問を制する者は、資格試験を制す💎:乙種第4類危険物取扱者試験対策 No.109
前回の復習はこちらから👍
2024年7月10日、乙種第4類の試験に
無事合格することができました🔥
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これから危険物乙種第4類にチャレンジされる方
にとって有意義な投稿になれば幸いです💛
第4類危険物の区分🌟
第4類危険物の概要は、以下の通りです。
これは、最優先で暗記すべき事項です。
なお、以下にまとめる表において
上にある油類のほうが危険性が高い
(下にある油類のほうが危険性が低い)
という認識でお読みいただけると幸いです!
※危険等級と指定数量もセットで覚えましょう!
【筆者作成:第4類危険物の概要】
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加水分解について🌟
加水分解について、誤っているものはどれか。
1:強酸と強塩基からできた塩は、加水分解する。
2:弱酸と弱塩基からできた塩は、加水分解する。
3:強酸と弱塩基からできた塩は、加水分解する。
4:弱酸と強塩基からできた塩は、加水分解する。
5:カルボン酸とアルコールからできたエステルは、加水分解する。
【解答のポイント🌟】
強酸と強塩基からできた塩は、加水分解しない。
→塩化ナトリウム(NaCl)などは加水分解をせず「電離」するだけで中性を示す🔖
弱酸と弱塩基からできた塩は、加水分解する。
強酸と弱塩基からできた塩は、加水分解する。
弱酸と強塩基からできた塩は、加水分解する。
カルボン酸とアルコールからできたエステルは、加水分解する。
物質の比重💧
物質の比重として、誤っているものはどれか。
1:金-----19.3
2:銀-----7.86
3:ベンゼン-----1.88
4:水-----1.00
5:アルコール-----0.80
解答 ❌3:ベンゼン-----1.88
→ベンゼンは、水に浮くため
その比重は1より小さいですね👍
【解答の手引き】
金-----19.3
銀-----7.86
ベンゼン-----0.88
水-----1.00
アルコール-----0.80
※上記の比重は、しっかり覚えておきましょうね💛
静電気に関する説明⚡
静電気に関する説明として、次のA~Eのうち、"誤っているもの"はいくつあるか。
A 液体や粉体などが流動するときは、静電気が発生しやすい。
B 空気中の湿度を低くすると、静電気は蓄積しやすい。
C 静電気が蓄積すると、放電火花を生じることがある。
D 静電気が蓄積すると電気分解が起こり、水素や酸素などが発生する。
E 一般的にナイロンの衣類は、木綿のものより静電気が発生しやすい。
-----------------------------
1:1つ
2:2つ
3:3つ
4:4つ
5:5つ
解答 1:1つ
【解答のポイント】
液体や粉体などが流動するときは、静電気が発生しやすい。
空気中の湿度を低くすると、静電気は蓄積しやすい。
静電気が蓄積すると、放電火花を生じることがある。
一般的にナイロンの衣類は、木綿のものより静電気が発生しやすい。
✅静電気が蓄積しても電気分解は起こらない。
単体、化合物及び混合物💛
単体、化合物及び混合物について、正しい組合せはどれか。
1:単体=赤リン 化合物=水 混合物=硫黄
2:単体=プロパン 化合物=アルミニウム 混合物=酸素
3:単体=炭素 化合物=二酸化炭素 混合物=重油
4:単体=エタノール 化合物=鉄 混合物=メタン
5:単体=軽油 化合物=ベンゼン 混合物=灯油
解答 3:単体=炭素
化合物=二酸化炭素
混合物=重油
【解答のポイント】
➀単体
赤リン(単体)
硫黄(単体)
アルミニウム(単体)
酸素(単体)
鉄(単体)
炭素(単体)
②化合物
水(化合物)
プロパン(化合物)
二酸化炭素(化合物)
エタノール(化合物)
メタン(化合物)
ベンゼン(化合物)
③混合物
軽油(混合物)
灯油(混合物)
重油(混合物)
物質に関する用語📗
物質に関する用語で、"誤っているもの"はどれか。
1:化合物とは、2つ以上の元素が化合によってできるものである。
2:同素体とは、同じ元素で原子の結合状態が異なり同じ性質を持つ物質である。
3:単体とは、1つの元素のみで構成される物質である。
4:中和とは、酸と塩基が反応して水と塩ができる化学反応である。
5:酸化とは、物質が酸素と化合することである。
解答 ✖2:同素体とは、同じ元素で原子の結合状態が異なり×同じ性質を持つ物質である。
【解答のポイント】
化合物とは、2つ以上の元素が化合によってできるものである。
✅同素体とは、同じ元素で原子の結合状態が異なり違う性質を持つ物質である。
単体とは、1つの元素のみで構成される物質である。
中和とは、酸と塩基が反応して水と塩ができる化学反応である。
酸化とは、物質が酸素と化合することである。
燃焼に関する説明🔥
燃焼に関する説明について、"誤っているもの"はどれか。
1:燃焼の3要素とは、可燃物、酸素供給源及び点火源のことである。
2:燃焼は、急激な発熱、発光等を伴う酸化反応である。
3:点火源は、可燃物と酸素の反応を起こすために必要なエネルギーを与えるものである。
4:固体の可燃物は、細かく砕くと燃焼しやすくなる。
5:可燃物は、どんな場合でも空気がなければ燃焼しない。
解答 ✖5:可燃物は、どんな場合でも空気がなければ燃焼しない。
【解答のポイント】
燃焼の3要素とは、可燃物、酸素供給源及び点火源のことである。
燃焼は、急激な発熱、発光等を伴う酸化反応である。
点火源は、可燃物と酸素の反応を起こすために必要なエネルギーを与えるものである。
固体の可燃物は、細かく砕くと燃焼しやすくなる。
✅空気中の酸素がなくても、第1類危険物(酸化性固体)や第6類危険物(酸化性液体)は可燃物に酸素を供給する。
また第5類危険物(自己反応性物質)は可燃性であり他からの酸素供給も必要としない。
粉じん爆発について💣
粉じん爆発について、"誤っているもの"はどれか。
1:可燃性固体の微粉が空中に浮遊しているときに、何らかの火源により爆発する現象をいう。
2:粉じんが空気とよく混合している浮遊状態が必要である。
3:粉じんが大きい粒子の場合は、簡単に浮遊しないので爆発の危険性は低い。
4:開放空間では爆発の危険性は低い。
5:有機化合物の粉じん爆発では、燃焼が完全になるので一酸化炭素が発生することはない。
解答 5:有機化合物の粉じん爆発では、燃焼が完全になるので一酸化炭素が発生することは✖ない。
【解答のポイント】
可燃性固体の微粉が空中に浮遊しているときに、何らかの火源により爆発する現象をいう。
粉じんが空気とよく混合している浮遊状態が必要である。
粉じんが大きい粒子の場合は、簡単に浮遊しないので爆発の危険性は低い。
開放空間では爆発の危険性は低い。
✅有機化合物の粉じん爆発では、不完全燃焼を起こしやすいため、大量の一酸化炭素が発生することがある。
水による消火について💙
水による消火について、"誤っているもの"はどれか。
1:水による消火が有効なのは、水が油を希釈するからである。
2:水による消火が有効なのは、水の持つ蒸発熱の大きさによる冷却効果である。
3:水による消火が有効なのは、水の持つ比熱の大きさによる冷却効果である。
4:水による消火が有効なのは、発生する水蒸気による窒息効果である。
5:水による消火が有効なのは、発生する水蒸気が可燃性ガスを希釈するからである。
解答 1:水による消火が有効なのは、✖水が油を希釈するからである。
【解答のポイント】
水による消火が有効なのは、水の持つ蒸発熱の大きさによる冷却効果である。
水による消火が有効なのは、水の持つ比熱[4.2J/)(g・K)]の大きさによる冷却効果である。
水による消火が有効なのは、発生する水蒸気による窒息効果である。
水による消火が有効なのは、発生する水蒸気が可燃性ガスを希釈するからである。
✅油は水に溶けないので、薄める効果はない👍
ぜひ今後、乙4の試験にチャレンジされる方は
過去問演習を徹底的に取り組んでくださいね💖
【筆者作成:各消化器&消化剤の効果】
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【筆者作成:製造所等の義務】
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【筆者作成:各類危険物の性質】
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危険物に関する諸法令🌟
本日のアウトプットはここまでとします!
社会人生活も始まり、大学生の頃と
比べて、相対的に可処分時間も少ないですが
毎日30分でも継続できるように精進します!
資格勉強という手段を有効活用したい💖
私の趣味の1つである「資格勉強」という
手段を活用して、これから本格的に突入する
社会人生活をより良い時間にしていきたいです🌈
大切なことは「目的」と「手段」を明確に
区別して、取り組むことであると思います。
要するに、試験に合格し、資格を取得することが
目的ではないということです。
資格勉強という手段を講じて、仕事に繋がる
学習を効率良く進めていくことが本望です!
私がこれから学習していく危険物取扱者乙4は
危険物取扱者試験のなかでも需要が高い資格
であると言われることが多いです。
なぜならば、危険物取扱者乙4は、さまざまな
職種や職場で需要が高く、転職や就職の
際に有利に働きやすい資格であるからです👍
なお【乙種第4類危険物取扱者試験対策】
向けの投稿を作成する上で、以下の3点には
あらかじめご了承いただけますと幸いです。
①会社の守秘義務を徹底して遵守すること
②参考資料の適切な引用を心がけること
③収益化をせず、趣味として継続すること
毎日コツコツと、計画的に勉強を進めていき
なるべく早く受験&合格を目指します🔥
今後とも、私と一緒に乙種第4類試験対策
を進めていくことにしましょう💖
第4類危険物取扱者試験の試験科目📚
危険物乙4の試験科目は、以下にまとめた
「危険物に関する法令」
「基礎的な物理学及び基礎的な化学」
「危険物の性質並びにその火災予防及び
消火の方法」の3つとなっています🔖
そして、この試験時間は2時間であり
問題構成は、法令についての出題が15問
それ以外の2つ(化学基礎、危険物の性質等)が
各10問の計35問出題される試験となります。
そして、5つの選択肢の中から解答を1つ選ぶ
マークシートでの回答になっているのです!
乙4の合格ライン
合格するためには、科目ごとに
60%以上の正答率が必要となります👀
つまり、1科目でも60%に達しなければ
試験に合格できないことになります。
<試験構成と最低ライン>
法令:9/15問
化学基礎:6/10問
性質・消火:6/10問
合格率からみる難易度
試験実施状況(3月) - 一般財団法人
消防試験研究センターによれば
危険物乙4の合格率はおよそ30~40%です👀
これは、難関として知られてい
る危険物甲種とほぼ同等の合格率なのです💦
その一方で、乙1~3類、5類、6類の合格率が
60%台くらいですので、この数字をみても
乙4の合格率が低いことがわかります。
なかなかチャレンジングな試験ですね👀
本投稿作成における参考資料
これらの資料をベースに、今後も乙種第4類
危険物取扱者試験対策を進めてまいります!
おすすめマガジンのご紹介🔔
今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚
最後までご覧いただきありがとうございました🌈
まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥
アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。
社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!
お気軽にコメント、スキ&記事の共有
そして私のアカウントをフォローして
いただけると大変嬉しく思います✨