アウトプットをする人しない人
投稿した記事が読まれなかったり、書いたとしても内容が薄いと感じたことはありませんか?
もしかしたら記事を書くコツとツボがわかっていないのが原因かもしれません。
そこで、記事を書いたことがない方にもわかりやすく記事を書くコツを記載していきます。
記事などのアウトプットを作ることでさまざまなメリットがあります。これを機にアウトプットをしない人からする人になっていきましょう!
アウトプットするメリット3選
アウトプットをするメリットとはなんでしょうか?
ここではアウトプットすることで得られるメリットを3つ紹介します。
自己成長と学習が促進される
アウトプットは頭の中にある学んだことを相手に伝わりやすい形にして成果物を出すことです。そのときに情報不足を補ったり見せ方を工夫することで結果的に自己成長できます。
情報不足の場合は書籍やインターネットで調べて情報を比較、精査するため自分の頭の中にある情報の確度が向上して説得力が増します。
見せ方は相手の知識量や文化などを考えてテーブル形式にするかグラフ形式にするかなどを考えます。この過程で相手に見せることを意識するため自己満足ではなく、相手に価値を提供できる成果物になります。
コミュニケーション能力が向上する
アウトプットするときにどのように表現したら相手に伝わるかを意識するため、コミュニケーション能力が向上します。
アウトプットがあなたの取扱説明書の役割となるため、相手はあなたがどのような人となりかが伝わります。このことで相手に安心感が生まれ、コミュニケーションが活発になります。
アウトプットするときに文章の表現や見せ方を意識することで伝わりやすい成果物ができ、その過程でコミュニケーション能力を向上できます。
共感してくれる仲間ができる
アウトプットすることで議論や情報共有の機会ができるので、そこから共感してくれる仲間や成果物のフィードバックを得られます。
共感してくれる仲間が増えると情報を交換したりテーマを決めてチームでアウトプットしたりできます。
また、フィードバックがあると、どの部分を改善すればもっと読者が増えるのかやどうすれば知識ネットワークを構築して有益な情報を交換できるようになるのかなど個人だけでは得られない成長や情報を得られます。
この3つのメリットを得られて簡単に始められるものがあります。
それは今あなたが読んでいる「note」です。
noteとは?
noteは2014年にnote株式会社が開始したコンテンツ配信用のプラットフォームです。
noteでアウトプットするメリット3選
無料で使える
noteはアカウントを作成したら無料で記事を投稿できます。ブログはサーバー代が必要だったり、検索エンジンにヒットしてもらうための対策(SEO対策)をしなくてはいけないですが、noteだとコストを気にせずに投稿に集中きます。
自分がブログを書くのに向いているか確認するために始めるのもいいですね。
コンテンツを有料記事にして売れる
自身のノウハウをデジタルコンテンツにして売れます。価格は自身で決めることができます。
ブログの場合はショッピングのプラグインを導入したり、別のサービスを利用したりするのでけっこう手間がかかります。
自分の場合はマニュアル会社に勤めていた経験を活かして業務を効率化するマニュアルの書き方を有料記事にしたりしています。
すでにブログを始めている方は有料コンテンツはnoteで作成するといった使い方もありですね。
マガジンで記事をまとめられる
クリエイターが共同運営マガジンを作成したり参加したりすることで記事がまとまり、より読者に読んでもらえる機会が増えます。
共同運営マガジンに記事を追加すると個人で情報を発信するよりも多くの読者に自分の記事を見てもらえます。
下の共同運営マガジンは自分が参加しているマガジンです。
このマガジンではさまざまなジャンルの方が共同で情報を発信しています。
事前にアカウント登録するもの
この記事では書き方を中心に書いていくので登録方法などは紹介する記事で割愛します。
noteの登録(必須)
noteで記事を書くために必要なアカウントです。
noteアカウントの登録方法はこちら
Canvaの登録(任意)
noteのサムネイルを作成するのに必要なアカウントです。
必須ではないですが、サムネイル作成のほかに、画像や動画で表現したいとなったときに無料かつ簡単に成果物を作成できるのでオススメです。
Canvaアカウントの登録方法はこちら
ChatGPTの登録(任意)
こちらも必須ではないですが、記事のテーマのヒントを数秒で考えてくれます。
記事も考えてくれますが、生成した文章の中に確度が低い情報が含まれていたりするので、ChatGPTで記事を書いたときはその情報が正しいかを確認しましょう。
ChatGPTアカウントの登録方法はこちら
プロフィール設計
ここではアカウントを作成した後に設定することをまとめました。
アイコンと背景
アイコンや背景は画質が良いものを採用しましょう。また、発信していく内容を想像しやすいアイコンや背景だとなお注目度が上がります。
自分は以下のサイトから画像をダウンロードしました。
プロフィール説明文
プロフィールの説明欄に説明を書いておくことでフォローしてくれる読者が増えます。特に、フォローするメリットを記載することでフォロー率が上がります。
自分の場合だと以下のようになります。
プロフィール部分は文字数が多いとスルーさせる可能性が高まってしまうので、1行は30文字以内にしましょう。
記事を書く手順
ここでは自分がやっている記事を書く手順を記載していきます。
記事を書く7ステップ
記事は7ステップで公開しています。
テーマを決める
タイトルを決める
書く内容を箇条書きにする
内容を書く
サムネイルを作成する
投稿する
記事を広める
テーマを決める
どんな読者に何の価値を提供したいかを考えてそこからテーマを決めていきます。
今回の場合だと、「記事を書いたことがない20代〜30代の会社員」に「自分のアウトプット(成果物)を情報発信することで個人では得られない情報や仲間、体験を得られる」ことを知ってもらいたいと考えてこの記事を書いています。
タイトルを決める
多くの方は0.5秒くらいでタイトルを見て、その記事を見るか見ないかを判断します。そのため短い言葉で伝えたい情報を書く必要があります。
タイトルはベストセラーの本を参考にすると記事を読んでくれる可能性が高まります。
最近はタイトル集があったりするので、それを使ってタイトルを決めていくのもありです。
この単語帳を持っていると売れるタイトルを探す時間や自分の伝えたい内容に当てはめる時間が削減できました。
また、フレーズを参考にしたことで参考にしていない記事よりも1.5倍の読者に記事が届けられました。
多くの読者に届けたいと思う方にオススメです。
詳細はこちら
書く内容を箇条書きにする
伝えたいことを箇条書きにして記事の大枠を決めていきます。大枠を決めることで記事を書いている途中で話がブレることを防ぎます。
この段階を取り入れることで記事の全体像が伝えたいことと合っているかの確認ができます。
内容を書く
箇条書きにしたタイトルに対して詳しく説明していくことで全体の流れからそれずに記事を書き続けられます。
箇条書きから内容の詳細を書いて記事を書く方法は「アルペン式」といいます。アルペン式は新聞記者が記事を書くときによく使われる手法です。
この本では文章の書き方の基礎から記事をスラスラと書けるようになるアルペン式、さらには感情と事実をコントロールしてわかりやすい文章を書く「文章マネジメント術」も紹介されています。
文章術の基礎から応用まで幅広くおさえておきたい方にオススメです。
詳細はこちら
サムネイルを作成する
サムネイルはWeb上で活動する上で一番最初に注目される部分で、読者がパッと見たときに見る価値があるか判断するのでとても重要です。
サムネイルと記事で伝えている内容が違うとだんだんと読者が離れていってしまうため、なるべく記事の内容に沿っていて過激でないサムネイルを採用しましょう。
noteの場合はCanvaと連携しているのでCanvaのテンプレートを使用して作成できます。
Canvaでサムネイルを作成する方法はこちら
サムネイルの参考にしているサイト
SUMUNEはサムネイルを作るときによく参考にしているサイトです。
自分は特にビジネス系のジャンルを参考にしてサムネイルを作成しています。
写真
無料でキレイな写真が使いたい場合は「Unsplash」を使っています。
上品な記事だったり大人な雰囲気の写真を使いたい場合にオススメです。
イラスト
幅広いジャンルのイラストを取り揃えているイラストサイトです。無料会員登録が必要で毎日のダウンロード枚数に制限があるものの、とても良質なイラストをダウンロードできます。
投稿する
書いた記事を投稿してネット上に公開します。
このときにハッシュタグをつけておくとカテゴリー付けされるのでより多くの読者に記事が届きます。
noteの場合はハッシュタグの一覧ページがあるので自分が選ぼうとしているハッシュタグがどれくらいの注目度なのかを確認できます。
投稿を広める
noteに投稿するとX(旧 Twitter)やFacebookなどのSNSに連携していると記事を公開した後に続けてSNSにも公開できます。ここでもこの記事を見ることでのメリットを書きます。
X(旧 Twitter)は集客力が他のSNSよりもあるので、新しい読者の開拓用に記事の紹介文を書きます。
Facebookは年齢層が高めである程度信頼関係が構築できている方と繋がっているので、なるべく最新情報やIT系の情報は専門用語を使わずに説明します。
Instagramは20代から30代の女性が多く、画像での投稿となるので画像や動画をnoteで投稿するときに積極的に連携しましょう。
noteに書いたことをInstagramのリール動画で紹介するとnoteなどで出会えない読者にもアプローチできるのでオススメです。
記事を書くコツ5選
ここでは今まで書いてきた実例をもとに記事を書くコツをピックアップして説明します、
メリットを書く
メリットを書くことで読者に記事を読むきっかけを作ります。メリットが書かれていないと記事を読む理由がないのでスルーされます。
コツとしては以下のようなメリットを書くと伝わりやすくなります。
読者をできない状態からできる状態にする方法
読者をできている状態からもっと上手くできる状態にする方法
読者がしていると予想される一般的な方法から別のアプローチを提案して得してもらう方法
下の記事では自分が紙の本から電子本にした7つの理由を並べて書くことで電子書籍のメリットを伝えています。
この記事は紙の本よりも電子書籍の方が便利そうだけど、実際どうなんだろうと思う読者が多かったため記事の「スキ」が多くいただけたのだろうと予想できます。
買った商品を書く
買ったものでリピートしているものや使い続けて良かったものを記事にする方法です。自分が気に入っているものは他の人よりもいい部分を見つけやすいので記事にしやすいです。
下の記事は自分が買ってみてぜひ人にすすめたい!と思ったものを記事にしたものです。
この記事は「病院に行くよりも睡眠や栄養をとって病気を予防した方がいいよね」というコンセプトで記事にしました。
健康はどんな年齢層の方にもすすめやすいのでオススメです。
ルーツを書く
ものやサービスのルーツや人の歴史を書くことで読者に知識を提供します。
どのものやサービスにも歴史があるため、文字数に困ったときはこの方法で文字数を稼げます。
下の記事は私立大学が国産クラウドを使用したことを決定したのをニュースで見て、クラウドの歴史に興味が湧いたので記事にしました。
この方法は万人受けではなく、テーマに興味があったりある程度知識を持っている読者を対象にしています。
爆発的な閲覧数は期待できないですが、テーマに沿った方に安定的に読んでもらえる記事です。
HowToを書く
自分の得意分野ややってきたこと、趣味でやっていること、ライフハックの方法など記事にする方法です。
これは読者がどのようなことで困っているかやどんなことを解決したいか、どんな記事があれば時短できるのかなどを意識しながら書くことで多くの読者に読んでもらえます。
HowTo記事のメリットはいいと思ってくれた記事は何回も見てくれるところです。これ系の記事が多いと安定した閲覧数とファンが増えます。
下の記事はアプリ開発について書いたものです。
ITベンチャーに派遣されたときに、IT未経験の状態からDjangoとAIの組み合わせでAIドキュメント管理システムを開発した経験がありました。
その経験からIT未経験者でもDjangoを使えばアプリ開発はできるというのを伝えたくて記事にしました。
IT系の記事のあるあるで、記事通りにコードを書いても動かないことがあります。そこで、記事を書くときに開発も同時に進めることで動かないコードが出ないように工夫しました。
HowTo記事は読者がその記事を読んで実行できるかや再現できるかを意識しながら書くことで、長い間読んでくれる記事になります。
体験を書く
自分がどう思ったのかやその状況でどんなことをやったのかを記事に書く方法です。
これはドキュメンタリーなどのリアリティを知りたいという読者向けで、何かに挑戦したり、やってみたりしたことや感想を記事にします。
下の記事は自分が北海道に一人旅行へ行った時のことを書いたものです。
訪れた場所や食べたものなどを記事にすることで、読者が旅行を疑似体験して北海道旅行へ行きたくなるように意識して書きました。
もっと記事を読んでもらいたい方へ
成果物をもっと他の人にも見てもらいたいと思いませんか?
それはSNSマーケティングを習得することで解決できます。
SNSを活用することで今まで以上の数の読者に記事を届けることができます。下の本はX(旧 Twitter)を開始したときに参考にした本です。
この本はYoutubeとTwitterの組み合わせでSNSマーケティングをする方法が書かれていますが、Twitterの使い方が書かれてあったり実績があったりしたので参考にしました。
noteとXは両方「文章」を発信するコンテンツなので、SNSマーケティングを使いこなすと相乗効果で記事が読まれやすくなります。
詳細はこちら
まとめ
記事の書き方について解説しました。
アウトプットした成果物を世界に発信することは自分にとっても読者にとってもプラスになります。
あなたの記事が読者の後押しになったり癒しになるかもしれません。
アウトプットを通して自分の思いや作品を紹介してみましょう!