秩父・長瀞の旅行
ゴールデンウィークはどこに行こうか迷っていた時に、Youtubeで秩父と長瀞を紹介した動画を見つけました。
東京の近くに自然も楽しめて美味しいものもある、そんな魅力的な場所があったのかと驚きました!そこで、バイクで初めての高速に乗って一泊二日の秩父・長瀞の旅に行ってきました。
秩父編
足がガクガクの高速道路
高速道路の乗り方がいまいちわかっていなかったので、動画を見て乗り方を復習していました。
高速道路ではクレジットカードが使えたので、バックの一番取り出しやすいチャック付きポケットにカードと念のため千円札4枚を入れておきました。
2024年04月28日に高速道路を利用したのですが、川越あたりで15kmくらいの渋滞はあったのものの、あとはスムーズに目的地まで行くことができました。
渋滞している時の日光は肌を刺すように暑かったですがいい体験でした。
ちなみに下のような肩に下げるタイプのバックで秩父へ向かいました。
ポケットがいくつもあったのですぐに取り出したいものが多い方にはおすすめでした。
ただ、一泊二日以上外出するとなるとこのバックでは足りなかったので、大きなバックに取り付けられる下のようなバックを取り付けてクレジットカードをすぐに取り出せるようにしておきたいなと思いました。
少し緊張はしましたが、高速道路の流れに乗ったらとても爽快な気分でした笑
ハプニングが起きた有料バイパス
埼玉県寄居町から秩父市にかけて繋がっている「皆野寄居バイパス」に入るときにクレジットカードで料金を払おうとしたのですが、交通系のカードか現金しか払えなかったです。
このことは知らなかったので事前に千円札を入れておいてよかったと思いました…。
みなさんも地方のバイパスを使うことがあるときは千円札を何枚か持っておくようにしましょう!
隠れた秩父名物:豚みそ丼を食う
休憩なしで東京から秩父まで来たので昼食を食べに「道の駅 ちちぶ」の中にある「秩父食堂」へ行きました。
ちょうど昼時だったので学校の教室くらいある飲食スペースが全席うまっていたので、予備席に案内してもらいました。
秩父といったら「わらじかつ丼」が有名なのですが、脂っこいものがあまり得意ではなかったので「豚みそ丼とざるそばのセット」を注文しました。
豚みそ丼はあっさりしていて脂身も嫌な感じが全くなくて美味しかったです!他の県では食べたことがない味の深みや甘みがあったので秩父に寄った時には食べてほしいですね。
ちなみに、豚みそ丼は秩父に古くから伝わる「豚肉味噌漬」を現代風にアレンジしたもので、「野さか」というお店が「秩父独特の食事を創りたい」という思いから商品開発をしたそうです。
豚みそ丼の誕生秘話が下のサムネイルで紹介されているので気になる方はチェックしてみてください!
秩父が遠くて食べに行けない方は通販などでも秩父名物の豚みそ漬けが堪能できるのでぜひ試してみてください!
秩父公園橋で感動
豚みそ丼と蕎麦で満腹になったところで、秩父を見渡せる「秩父ミューズパーク展望台」があるということだったので行ってみることにしました!
途中の秩父公園橋はものすごく大きな橋で、街から橋が見えて橋を勢いよく渡ってる瞬間はとてもワクワクして面白かったです。
自分が見た景色をGoogleマップで載せてみたんですが、やっぱりこれは実際に行って渡ってもらった方が感動すると思います!
秩父ミューズパーク展望台で絶景を堪能
駐車場について展望台に行こうとすると、山の斜面に沿って降りてから展望台まで階段を登るようになっていたのでめちゃくちゃしんどかったです笑
道も途中からアスファルトになっていなかったので歩くのが大変でした笑でも景色はものすごくよかったです!
登山で疲れていたので1〜2分くらいみてすぐ帰りました笑
秩父公園橋や秩父の街並みがみれてとてもよかったです。
今度行くときはもう少し体力つけておきたいなと思いました笑
旅立ちの丘はあの歌詞と関係があった
丘の頂上にも景色を見れるところがあったので行ってみることにしました。
みなさんも歌ったことがある卒業ソング「旅立ちの日に」は秩父発祥で、それをPRするために旅立ちの丘が作られたそうです。
景色と道路と展望デッキの組み合わせがとてもいいなと感じました。
ルートインGrand秩父で休憩
初めての高速道路と険しい登山でクタクタになったので予約してあったホテルに行きました。
ホテルに向かっている途中でバイクはどこに置こうかと思っていたのですが、ホテルの端っこの方にバイク置き場が用意されていたので安心しました。
初めてのルートイン利用だったのですが、立地が良くて駐車場も広く確保されていたのでとても駐車しやすかったです。
最初はagodaでホテルを予約しようとしたのですが、ルートインで会員登録してからホテルを予約すると会員価格になったり、朝食やドリンクが無料になったりするので後者でホテルを予約しました。
北海道旅行の時はagodaで予約しました。予約するときの注意点などがあったりするのでぜひチェックしてみてください!
ルートインGrand秩父は2023年08月10日にオープンしたばかりでめちゃくちゃ綺麗でした。
ルートインGrandは通常のルートインよりもワンランク上のサービスを提供するコンセプトで作られていて、アメニティが豊富だったりレストランが入っていたりととても充実しているホテルでした。
部屋は結構広め
狭い部屋を想像していたのですが、部屋でくつろぐには十分な広さが確保されていて驚きました!
ベットはシングルよりも若干横幅が広くて寝返りをしても大丈夫そうでした。
保温性があるコップが用意されていたりと、おもてなしが行き届いていてとても好印象でした。
初めての長距離移動だったので、ベッドに寝転びながら持ってきていたタブレットでダラダラ読書していました。
下のサムネイルで色々な本を紹介しているのでよかったらチェックしてみてください!
ルートインはビジネスホテルの中では若干高めなのですが、快適さを優先したい方にはおすすめですね。
充実した漫画コーナー
ホテルへ着いたときに気になっていた漫画コーナーに行ってみました。床屋においてあるちょっとしたコーナーかなと思っていたのですが、漫画の数が充実していました。
漫画コーナーには人が常に5〜6人くらいいたので写真を撮らなかったのですが、足を伸ばして座れる椅子があったりキレイな漫画があったりと至り尽せりの環境でした!
ホテルルートインGrand秩父 華蔵
くつろいでいたら夕方になったのでホテル内にあるレストラン「華蔵(かぐら)」に行ってみました。メニューは居酒屋みたいなものから秩父のB級グルメまで品揃えは十分な感じでした。
レストランのメニューがあったので下に貼っておきます!
メニューの中で「おっきりこみ」が気になったので注文してみました。
なかなかのボリュームでした。
「おっきりこみ」は幅広い麺が特徴で、野菜やきのこなどとともに煮込む麺料理だそうです。
食べた感想は山梨県の「ほうとう」よりも具材が少なく、出汁で味を整えているのでスルスルと食べられる感じでした。食事というよりかは軽食で食べる感じの美味しいうどんでした。お酒を飲む人用に少ししょっぱく味付けされていたので、お酒を飲んでいたらちょうどいい感じだったんだろうと思いました。
調べてみると、「おっきりこみ」は群馬県の郷土料理として有名で、2014年に「群馬の粉食文化・オキリコミ」として、「群馬県記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に採択されたそうです。
ボリューミーなサンドイッチ
「おっきりこみ」だけでは少し足りなかったのでホテルの近くにあったスーパー「ヤオコー」でサンドイッチを買ってきました。
結構なボリュームだったのに安かったので驚きました。地方に行ってスーパーに行くと地元ならではの商品だったり品揃えだったりが見れるので結構ワクワクします笑
露天風呂付きの大浴場
食事を終えて大浴場に行きました。今回泊まったホテルには露天風呂もついていて面白かったです。露天風呂にはササっと入って、後はホテル内にある大浴場で暖まりながら露天風呂を眺めていました。
長距離の移動をした後のお風呂はとても気持ちよかったです笑
朝食バイキング
ルートイン会員でホテルを予約した人は朝食バイキングが無料となるようだったので起床してダラダラした後にレストランへ行きました。
バイキングには秩父のB級グルメ「みそポテト」や「わらじかつ」もあって華やかな朝食でした。
「みそポテト」は甘じょっぱい味噌が揚げられたポテトにかけられていておやつにちょうどいい感じでした。
「わらじかつ」はサイズをミニメンチカツくらいにされていたので朝食べても大丈夫でした。2つ目はちょっと無理でしたけど笑
秩父神社
朝食バイキング後に近くの秩父神社に行ってみました。
フラッと立ち寄ったんですが、装飾が豪華でめちゃくちゃ見入っていました。
なんでも、徳川家康が再建したときに豪華になったようです。
気まぐれで立ち寄ったところが実はすごいところだったと後からわかることが多いのでもう少し知識をつけていきたいなと思いました。
長瀞編
秩父を離れて動画でも紹介されていた長瀞へ行ってみることにしました。
長瀞駅
長瀞駅周辺は夏祭りを街にしたような感じの雰囲気で、キャンプショップや射的屋、ジェラート屋など個性的で面白いお店がたくさんありました。
長瀞駅は昔ながらの駅舎でレトロの感じがとてもよかったです。
アニメと長瀞のコラボ
掲示板を見ていると可愛らしいポスターがありました。
期間は終わっているのですが、スタンプラリーをやっていたそうです。アニメに登場していたり縁があったりする場所を訪れるのは楽しいですよね。
埼玉県は意外とアニメの聖地が多くて面白いです。最近だと西武池袋線の電車を題材にしたアニメ「終末トレインどこへいく?」が発表されたりしています。
「終末世界×電車×友情」をテーマにしたテンポが良い独特な世界観が描かれているアニメなので何回か繰り返し観てしまいます笑
鉄道むすめ
長瀞駅の近くにある売店「ちちてつ長瀞駅売店」の前に「鉄道むすめ」ののぼりがありました。
「鉄道むすめ」は実在する鉄道事業者と職種をモデルにして制作されているらしいです。秩父鉄道株式会社をモデルにした「桜沢みなの」は2024年でデビュー10周年だったそうで、記念グッズが販売されていました。
アニメなどさまざまなものとコラボして地方を盛り上げていってほしいですね!
秩父鉄道のジェラート
「ちちてつ長瀞駅売店」で販売されていた「はちみつくるみ」味のジェラートを食べてみました。
中身もぎっしり入っています。
はちみつとくるみがいい感じにマッチしていて程よい甘さだったのでいくらでも食べれそうなジェラートでした。種類は10個くらいあったので持って帰って楽しむのもよかったかなと思いました笑
このジェラートはSL車内や売店でしか食べれないものだったらしいのでいってみたときにはぜひ食べてみてほしいです!
長瀞岩畳
埼玉バーチャル観光大使の春日部つくしさんが岩畳をレビューしていたので行ってみることにしました。
岩畳は車サイズくらいかなと思っていたのですが、建物くらいの大きさで驚きました。
川の向こう側にも岩畳があって迫力がありました。
川下りはちょっとした列になっていて人気がありました。昼時が終わったあたりから徐々に行列が長くなっていったので、午前中が狙い目ですね。
長瀞は渋沢栄一にゆかりがあった
長瀞駅に戻ってのんびりしていると大きな石碑が目に止まりました。調べてみると、近代日本の産業経済の礎を築いた偉人、渋沢栄一翁が長瀞の自然で癒されていたことに由来するそうです。
秩父・長瀞旅行にかかった費用を発表
今回の旅行でかかった費用はこんな感じになります。
合計で25,128円ほどになっていました。
ホテル代はゴールデンウィーク価格
ホテルはゴールデンウィーク価格だったのと、通常のルートインよりもランクが高いルートインGrandを利用したので結構なお値段になっていました…
長期連休以外の土日価格を確認すると、一泊12,200円(ルートインの会員価格)だったので、節約したいときは長期休暇外で泊まりに行こうと思いました。
また、ルートインGrand秩父の近くにある「ホテルルートイン西武秩父駅前」の長期連休以外の土日価格を確認すると、一泊9,300円(ルートインの会員価格)だったので、次に訪れるときは普通のルートインを利用しようと思いました。
ただ、ルートインGrand秩父内に地元のB級グルメが堪能できるレストランがあったり、ホテルにいても楽しめる施設が充実していたりしたので今回は良い体験ができたなと思いました。
片道の高速道路が2,000円くらい
今回は東京から秩父までの行きに高速道路を利用し、帰りは下道を利用しました。高速道路を使うと1時間50分くらい、下道を使うと2時間40分くらいかかりました。
ドライブや土地の雰囲気を楽しみたい、地方のお店に寄ってみたいという方は下道を利用したら楽しめます。目的地で観光するところがたくさんある方は迷わず高速道路を使うことをオススメします。
初めて高速道路に乗ってみて、合流地点などは若干怖かったのですがあとは流れに身を任せる感じで移動できたのでとても快適でした。信号や歩行者を意識せずに移動できるので下道よりもストレスなく移動できたのは嬉しいポイントでした。
ルートインの朝食で満腹
飲食代は結構使った印象だったのですが、3,000円くらいとそんなに使っていませんでした。地元のスーパーで惣菜を買ったり、ルートインの無料朝食で満腹になるまで食べたりしたのでそんなに費用がかさむことはありませんでした。
グラフを見ると、ホテル代をもう少し削減して食事にお金を使ってもよかったのかなと思いました。
チョイ遠出は結構発見が多い
今回は東京都から少し遠い秩父と長瀞へ一泊二日で旅行してみました。普段行かない場所やその土地の文化を体験することで、今まで気づかなかったその土地の魅力や自分がどんなことに関心があるかなどがわかってとても良いです。
また、新しいことに触れることで日常生活では得られない刺激を受けてストレスが解消できたりもします。
一歩踏み出して未知の場所や状況に直面することで、自分自身の強さや柔軟性を鍛えることができます。
みなさんもちょっと遠出してみてはいかがでしょうか?