ベランダの開放感とプライバシー 両立のために改装工事してみました
8、ベランダの目隠しルーバーの設置
16年前にマイホームを建てました。
我が家の立地はいわゆる地方都市の住宅街にあるわけですが、緑を減らさないために「市街化調整区域」と言われる宅地に転用しては行けない土地(主に森林です)を残しています。遡ることいまから19年ほど昔、ワイフに煽られながら、マイホーム購入に向けて、せっせと土地物色、住宅メーカー周り、建築士探しなどを1年ほどしていました。自然を愛するワタシと、利便性を重要視するワイフの想いを両立する、折衷案的な場所を探していたところ、現在の我が家である、「住宅地で商業施設、学校などがとても近く、かつ(市街化調整区域)として残る森林に隣接した両立解となる場所に巡り合ったのです。その後、建築士を探し当て、足掛け3年打ち合わせし、練りに練った建物を建てました(練りに練ったが、予算が足りず、妥協点満載ですが(笑))
ですので、この森林には多くの鳥や小動物が住んでいて、我家のベランダ越しにその愛らしい姿みせてくれ、鳴き声を聞かせてくれます。鳥や動物の名前にあんまり詳しくありませんが、ワタシの分かる範囲ですと、ウグイス、カモ、サギ、ガチョウ、スズメ、カラス、リス、カワウソ、イタチなどなど。(そんな希少動物出るわけない!とツッコミどころ満載かもしれませんが、、、)とにかく楽しめます。
腰の高さくらいまでのルーバー壁を設置して、室内から窓越しに森林を眺めることを楽しんできました。春は桜、散り際は桜吹雪が圧巻です。夏は新録の深い緑が清々しい。秋は赤や黄色の紅葉を迎え、葉のすべて落ちる冬には雪化粧する木々を見ながら温いコタツに入りながら日本酒と、それはそれはいい感じなのです。清少納言も真っ青(笑)
ですが、ココ最近は在宅ベランダワークをはじめました。ので、隣家や緑地に散歩しに来る人々、交通量の多い道路の渋滞時に、車からの目線も気になる等ありまして、プライバシー確保が気になる。。。ということで目隠しルーバーを立てることにしました。
<材料>
・90mm角の杉の柱 3000mmと2000mm 一本ずつ 2〜3000円くらいだったかなぁ?
・15mm厚×45mm幅の杉の胴縁という材料、2000mm×22本 一本108円
・釘とコーススレッド 買い置きしてあったものを適量
・キシラデコールもどき塗料 「パリサンダ」色。これも買い置きあり。塗料って結構高いですよね、6000円/Lくらいはすると思います。使ったのは1/4くらいかな、もっと少ないかも。
<製作>
90mmの杉の角柱って立派な感じです。大工さんになった気分。もともと新築時に工務店さんに施工してもらった雰囲気に合わせて、追加工事しました。枠を作った感じです。コーススレッドを打ち込み固定。でもって、その中に15mm厚材で中にすっぽりハマるようにこれまた枠をつくり、その中に約90mmピッチでルーバーを同じ材料で入れ、釘でトンテンカン。最後に「パリサンダ」塗り。
<完成写真>
気配はわかるけど、目線は避けられて、かつ森林はわりとよく見える、我ながら注文通りの出来栄えです!
SeeYou!