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ひまわりママ一家 特性のエピソード㉛

「息子」「まわりに合わせてしまう・・・」

学校に行かなきゃ→本当は行きたくない、遠いからめんどくさいし、足が重い
初対面で人と話す時、「しゃべらなきゃ」と思うが黙ってしまう
        → 思っていることを話したい
そばにいる人の話し声が気になる
        →静かにしてほしい、何か集中している時は、私の前を通らないで欲しい

本当はこうしたいのに、まわりの目を気にして、自分を押し殺してしまう・・・。

普段から、周囲から浮かないように人に合わせようと神経をすり減らす日々が続く。

息子も、本当は、こんな風に思っている事があるのだろうなあ。

発達障害を持っていると、限界を超えて疲れていても、気づかない可能性があると言う。

自分を押し殺すような状態が続くと、二次障害(うつや適応障害など)を引き起こしてしまうことにもなりかねない。

まずは日常の疲れを自覚することが大事だと言う。

家族やまわりなどの声掛けで気づいていけるように繰り返していきたい。

「娘」「親が守りすぎ?」

うちの娘は、家は居心地が良いのではないか?家が保護しすぎなのではないかとよく言われてきた。

私は、娘が不登校の時に、自分のさまざまな思いを話す中で、いろいろな事をがまんしてきたのだなあと言う思いから、本人の意思で、きちんと行動していけば、悔いはなく、自分で自分の道を選んで進んでいけると思い見守ってきた。

まあ、ちょっと過保護的な事もあるだろうが。

家で、しっかり親に大事にされることで、他者に対する信頼感が育つと言う。

「自分は守られているんだ」
「周囲は自分の事を理解してくれているんだ」

と思う安心感。

そうすると、
「周りの世界もきっと自分を理解してくれる」
「自分を必要としてくれる人がいる」

と言う思いが育ってくる。

これを基本的信頼感(ベーシックトラスト)と言う。
それが自己肯定感になっていくと言うのだ。

これを、自分の心が感じた時に言葉に出来るのかは、とても難しいと思うが、このように感じられるようになるといいなと思う。


       「発達障害の人が"普通"でいることに疲れたとき読む本」

       「何かほかの子と違う? HSCの育て方 Q&A」

                               より

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