ひまわりママ一家 特性のエピソード 54
「息子」「赤ちゃんの声」
息子は、現在は、妹とは普通に話すし、仲の良い兄妹だと思うが、小さい頃は、妹に対してあまり、関心がなかったように思うし、妹と言う認識も少なかったように思う。
でも、どうやら違う理由もあったようだ。
自閉症のある人は「感覚の過敏性、あるいは鈍さ」と言った刺激に対する感じ方の違いがあることが多いと言われている。
感覚の過敏性は色や明るさなどの視覚、赤ちゃんの泣き声、アナウンスや騒音などの聴覚、服の肌触りや急に触れられると言った触覚など一人一人異なる。
気になる刺激がある場合でも、それがいつ、どれくらい続くのかを視覚的に示したり、ヘッドホンやイヤーマフの使用など回避方法を教えたりすることで緩和できることもある。
「妹」「人のミスや間違いがわかっても、その場で言わない」
HSPは、細かな事によく気が付く。もちろん、他の人のミスや間違いにも当然のように気づく。
ミスや間違いを指摘すると、「相手が気を悪くするのではないか」と気を回しすぎてしまうようだ。
その事実に感謝する人もいれば、「なぜ言ってくれなかったの?」と思う人もいたりする。
そのような時は、勇気を振り絞って、具体的な事実と正しいやり方を簡潔に提示して、
「ここはこうなので、
こういう風にしていただけると助かるのですが・・・。」
と腰を低くしてお願いすると気持ちよくやり取りができるのではないか。
自分も、もし、指摘をしてもらえずそのままだったらと考えると指摘する必要性も理解できるはずだと言う。
勇気をふりしぼって、一声かけてみよう!
「自閉スペクトラム症 マイペースな君に 家族はすったもんだ」
「HSPにはこう見えている」
より
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