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39. 隠れ糖の制限「見るだけダイエット心理作戦」-2 お酢はカラダに良い? Yes&Noの理由

今回はトロッとした方の話です。たいていのご家庭にありそうな「売れているもの」。それもカラダに良いから積極的に食べなければと心がけておられるものを見てみましょう。

■お酢は身体に良いものか? Yes。
毎日大さじ1杯を摂ると次のような効果があります。

・胃から腸まで蠕動を刺激し、消化を助ける。
・中性脂肪を抑制し、内臓脂肪を減らす。
・痩せ菌が生み出す酢酸を直接摂れる。
・腸内善玉菌を増やし、便秘を改善する。
・酸性に傾いた身体をアルカリ性に整える。
・疲労を回復する。
・弱った食欲を増進さえる。
結果、肥満・高血圧・便秘を予防し、大腸がんを抑制することも分かってきています。

問題は、調味酢です。
■調味酢は身体に良いものか? 限りなくNOに近い△
かんたんす。べんりです。おいしいす。やさしいおす。などなど調味酢はブームになり定着もしましたね。
メーカーさんは安くて美味しい健康的な商品開発を目指しておられるのは重々承知でディスる気はなく、せめて商品名はひらがな表記で😅

確かに手軽に美味しくお酢の効果を取り入れることに違いはなく、申し上げたいのは

健康のために糖を制限するならばこの糖質、白いご飯を我慢する方を選ぶかな?ということです。

材料の筆頭は「糖」。つまりお酢に甘みをつけているというより、糖液にお酢が入っている状態です。

一例は、よく売れているもの。

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他も「糖」がTOP1.2です。原材料は多い順に記されます。酢が1滴でも多ければ2番目に書けることをお忘れなく。


また調味酢の中に「糖質ゼロ」を謳っているものがあり、その原材料には甘味料が使われています。ステビアの甘みは砂糖の200~300倍。

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甘味料そのものは、ひとつひとつは毒ではなく安全と認可されています。

ただその相乗効果というものが分かってきており「この商品」「あの商品」と免れないくらい使われていますので、何かを減らすなら大量に使用されているものからと考えます。

ステビアは甘味料の中では安全な方で、極端に心配することもありません。

甘味料一般として好ましくないのは、
・慣れることで甘さに鈍感になりより多く求めてしまうようになる
・脳内が即、甘みの幸せを享受し依存性、中毒性(常習性)をおこす
・甘いものと認識せず、知らず識らずのうちに甘い物好きになっている
ということです。

ぶどう糖果糖液糖と果糖ぶどう糖液糖は、摂取したらすぐに血糖値を高めます。甘味料には砂糖の200倍くらい甘みがあり、しかもスッキリ爽やかな特徴で甘ったるさを感じさせません。

体のコゲ「糖化」
糖化は万病の元ともいえ、果糖ぶどう糖液糖などの異性化糖は、ぶどう糖にくらべて糖化リスクが10倍とも言われています。

調理する方なら分かりますが、お酢の物や酢飯って結構がっぽりお砂糖使いますよね。ためらうくらい入れないと美味しくないのです。
予め入っていると罪悪感がありませんがw
そのお砂糖の10倍糖化リスクが高いとなると、


よく味わって、必要なものか、便利さを取るか

「選ぶ」ことで糖質制限はカンタンになります。

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