2. 毎日出ないことが便秘症ではない。「慢性便秘症」の診断基準とは。
毎日あった排便が数日に1回になっても、快便であれば問題はない。毎日するものだと思っている人は案外多いです。うちの母とかね。トイレのカレンダーに○つけてますから。カワイイ?(笑
そもそも食べる量が少ないと当然出すものも少ないわけで。数日に1回でも特に不快感、残便感、困難な状況がなければ下剤など使用するものではありません。
慢性便秘症の診断基準とは
「便秘症」の基準
排便の4回に1回以上の頻度で、
A. 強くいきむ必要がある。
B. 兎糞状便または硬い便である。
C. 残便感を感じる。
D. 直腸肛門の閉塞感や排便困難感がある。
E. 摘便(手で掻き出す)や会陰部圧迫など用手的な介助が必要である。
F. 自発的な排便回数が、週に3回未満である。
以上A~Fまでのうち、2つ以上があるのが「便秘症」です。
「慢性」の基準は、6ヶ月以上前から症状があり、最近3ヶ月間は「便秘症」の基準を満たしていること。
いかがでしょうか。もし「慢性便秘症」に該当するなら、
まずは自力で出す工夫を。
身体に不要なものを溜め込んでいるなんて気持ち悪いですよね。
スッキリ快腸になりましょう。
次回は、緊急措置!
「もし下痢気味なってでもスグに出したいほど苦しいなら」
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