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9. 便秘症は朝ごはんを食べた方が良い?

大腸の蠕動運動は、胃に物が入ってきたときに起こります。少量の食べ物が入ってきたことで大きく収縮するのです。

「胃結腸反射」といい、胃が空っぽのときほど起こりやすい。食後すぐに「大」が出る方は、胃結腸反射が活発といえます。便秘症からは羨ましいような、羨ましくはないような微妙な感じです😅

口を通さず胃に直接食べ物を入れても「胃結腸反射」は起こらないことから、

食べたという意識が刺激になり、大腸を動かすと考えられています。

「消化は目から始まっている」とも言われ、目で見て食欲がわかないものを上の空で口に突っ込んで、慌てて家から駆け出しても、

腸は稼働していないかも知れません。

朝食は摂った方が良いとは、活動に必要なエネルギーを切らさないよう、また胃結腸反射を起こすことでお通じのリズムをつくるためにも良いということなんですね。

本来は、美味しく頂きその後ゆっくり焦らずトイレで過ごせれば自律神経のリズムも整います。

食欲がなく、ムリに食べるのは逆効果かも。胃腸は休みなく酷使されており、腎臓や肝臓も疲れているのです。

朝食は抜いたほうがいい。少食主義者の「胃が軽く消化エネルギーを節約し、頭に血が回って快適である」という論もまた正しいのです。

次回は、「断食(ファスティング)は便秘に良いのか悪いのか」。

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