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日本帰省(海外移住生活)JALからAir Canadaへ乗り継ぎ。伊丹・成田・カナダYVR編(2024)

今回は画像の参考資料として
Vancouver空港(YVR)の一部写真
Wiki Voyageさんから使わせていただいています。

7年ぶりの日本帰省を楽しんで、日本からカナダへ帰国する際に利用した便は、伊丹空港から【JAL】で成田空港まで、成田空港より【Air Canada】へ乗り継ぐ航空便でした。

今回乗り継ぎで利用したカナダのVancouver空港(YVR)はAirCanadaの主要空港です。
Air Canada(AC04便)を利用すると、check in Baggage(預ける荷物)の取り扱いや入国検査が、他の航空会社と異なり特別扱いになります。

2024年3月時点のAirCanadaのカナダ国際線から国内線への乗り継ぎ体験などを備忘録としてまとめてみました。

以下の記事のリンクは、日本帰省中の備忘録などをまとめたモノです。

【AirCanadaを利用するメリット】

まずは、【Air Canada】を利用するメリットを簡単にまとめてみました。

【check in Baggage(預け荷物)をYVR空港で受け取る必要がない】

【成田の国際線から日本国内線へ乗り継ぎの場合】
一般的に国際線からの預け荷物(Cehck in Baggage)は成田空港に到着後、【Baggage claim】でピックアップして再度、国内線にて荷物のチェックインをします。

大韓航空や中華航空、Westjetなどを使ってYVR経由でカナダ国内線への乗り換えをすると、YVR国際線ターミナル内のBaggage claimで預け荷物をピックアップし、各々のカナダ国内線カウンターやWestjet専用の荷物の預け場所へ持参することになります。

ただ、
【Air Canadaの国際便がYVRに到着する場合】
カナダ国内の最終目的地まで、荷物のピックアップなしで、乗り継ぎが可能となります。

※僕の場合、カナダYYC(Calgary空港)まで、ピックアップなしで預け荷物が届きました。
※一部の国際線では適応外もあります。(後述)

日本帰省初日、【Air Canada】からの親切なメッセージ。
成田空港到着時、ANAの伊丹空港行き(日本国内線)
乗り換え前に預け荷物のピックアップが必要でした。

結局遅延で乗り換え出来ず、費用は航空会社持ちで
成田空港近くのホテルに一泊しました。

【Aeroplan(Aircanadaの会員)だと無料Wi-Fi(メッセンジャー限定)が利用可能】

機内は有料のWi-Fiプランもあるが、テキストやメッセンジャーなどなら機内でも無料利用可能です
カナダと日本間の国際線フライトでも利用できるので機内で連絡ができます。

Aircanadawifi.com
機内モニターの説明通りブラウジングする

Aeroplanの会員番号とリンクした航空券から、搭乗している席番号と自分の名前を入力し、無料Wi-Fiを利用します。

上手くネット接続できない場合、Aircanadawifi.com内の
ヘルプセンターとチャットしながら開設することが可能でした。

※僕も機内で上手くログインできず、Aircanadawifi.com内のカスタマーサポートとチャットを利用しながら、回線接続してもらいました。

【carry on luggage(機内持ち込み荷物)の重量が実質無制限】

AirCanadaの機内持ち込みは、【Personal Article】, 【Standard Article】の2点とヒップバッグのような小さいモノの実質3点が可能です。

他の特殊な種類の荷物については、色々と条件があるので、それは公式HPにて参照してほしいです。

10kgや7kgと厳格な重量規定が多い航空会社】の中で、【AirCanada】は、自身が持ち上げる事ができる重量という、比較的緩い機内持ち込み制限となっています。

自力で棚へ持ち上げることができる重量まで
機内持ち込みする事が可能。


【カナダ国際線からカナダ国内線乗り換え】(AirCanada YVR編)

先述の通り、YVRにてカナダ国際線からカナダ国内線乗り換えですが、
YVR空港で預け荷物を受け取る必要がないので、専用ルートへ進むことができます。

YVRにてCanada connection(カナダの国内線乗り換え)
大半のAircanadaの国際線便は、
特別ルートで税関・入国検査を受けます。

写真のように当時Mexico Cityや上海、バンコクからのAirCanada便は、専用ルート使っての乗り継ぎが利用できなかったようです。

※学生ビザやワーホリビザなど空港内の移民局でビザ発行が必要な人は、【AirCanada】専用の入国ショートカットを利用できません。
他の航空会社と同様にBaggage claimのある通常ルートで税関、入国検査を受けます。

通常の入国検査ルートについては、以下のリンクにあるカナダのツアーガイド会社(ヤムナスカさん)の作成したブログが有用なので参考にしてみてください。

この場所がみえたら、Air Canada専用乗り継ぎルートでなく
通常の入国検査ルート
にいます。
参照URL:By Wpcpey - Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=71102314

Air Canadaの乗客専用の乗り継ぎルートは、
2024年3月現在アメリカ国際線乗り換え(USA Connections)
一部供用ルートとなっています。

Canada Connections】の案内看板を従って進むと、Air Canada専用の乗り継ぎルート利用可能な【航空便・会社】が記載された青いデジタル看板があります。

※先述の写真を参照

【E】のUSA Connections(乗り換え)ルートには、
現在Aircanada専用の乗り継ぎルート(Canada Connections)が
併設
されています。
参照URL:By Sunnya343 - Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=51121935

【Aircanada専用ルートでの乗り継ぎ検査】

KIOSKを使った税関申告、税関検査、入国検査と通常ルートと同様のプロセスを通ることは変わりません。

ただBaggage Claimで預け荷物を受け取る必要がないので国内線チェックインも必要なく、その点は大幅にスムーズとなっています。

通常の入国ルートと同様に【Aircanada専用】ルートでもカナダ永住権者や市民権者の入国検査は、かなりスムーズででした。

※日本人が成田などで入国する感じで、検査がスムーズです。

基本的にカナダの永住権者や市民権者へは、入国理由などを聞く必要性がないので、税関申告に問題なければ、ほぼ顔パスでクリアできます


手荷物検査のみ時間がかかりましたが、KIOSKでの税関申告から入国検査まで5分以内で終了しました。

他の航空会社と共用する通常ルートよりもAircanada専用ルートは、利用者がかなり少ないので並ぶ列も短く、比較的スムーズで助かりました。

【一部JAL利用でのAircanadaへの乗り継ぎ】

今回僕は以下の写真の旅程のように
伊丹と成田空港間が、JAL便でした。

そして、成田空港からYYC(YVR乗り継ぎ)は、
ANAコードシェアのAir Canada
でカナダへ帰国しました。

成田空港のlayoverは1時間55分。
余裕がないlayoverと当日に到着遅延がありつつも
何とかJALさんのサポートで乗り換えに成功しました。

JALは【One world】に所属した航空会社であり、
Air CanadaANAと同様の【Star alliance】に所属した航空会社です。

そのため通常であれば、成田空港での乗り換えは
会社のグループが違いますので、セルフチェックイン扱いとなります。

しかし今回はAir Canadaの公式HPのフライト予約として、乗り継ぎ便として【JAL】が選ばれており、チケット予約番号もカナダへ飛ぶ【Air Canada便】と同じでした。

Air Canadaのチケット予約責任で、JAL便が乗り継ぎ便に指定されていました。

通常の預け荷物運搬から遅延などトラブルにも航空グループの違う【JAL】が責任をもって対応してもらえる状態でした。

日本を発つ際に伊丹空港から成田空港へのフライトが30分ほど到着で遅れました。そのため国際線への乗り継ぎがギリギリとなりました。

しかしながら、
JALのグランドスタッフが、成田空港の国内線ターミナルで僕の名前が記載されたプラカードを掲げながら、国際線ターミナルへ向かう僕の乗り継ぎをサポートをしていただけました。

国際線ターミナルには、既に僕の乗り継ぎ予定をJALより伝えられていました。その為、スムーズにチェックインできました。

※私の容姿のせいでしょうか、成田のチェックインスタッフに外国人対応されてしまい、英語を話す海外から派遣されたAirCanadaスタッフと手続きをしました。

因みにながら、
最近の航空券インフレ経済では珍しい、カナダのCalgaryと大阪の往復便でCA$1,100という格安で日本帰省ができました。

しかもLCCでなく、Air Canadaと日系航空会社共用の便であり、FSCフライトを十分満足できました。

※2023年にカナダより台灣へ行った際に利用した大韓航空もFSCであり、機内食が美味しかったり、サービスも手厚い印象があります。

Air Canadaは、乗り継ぎや機内持ち込み制限で他社より便利なので、次回も機会があれば利用したい航空会社の1つとなりそうです。

※check in baggage(預け荷物)については、
念の為チェックインカウンターでも確認し、僕が受け取ったAircanadaからのメールや乗り継ぎ先で再確認することをオススメします。

荷物のピックアップ先の変更などがあるかもしれません。

https://www.cbc.ca/news/business/air-canada-carry-on-1.7400796

※2024年現在発表によると、2025年からAirCanadaのカナダ北米・南米線にて、荷物の機内持ち込み料金の設定がされるようです。



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