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カナダ海外移住生活。-25℃。mont-bellのダウンジャケットで過ごしてみた。
2024年から暖冬と言われながらも、2025年2月にようやくCalgaryにも氷点下25〜29度の日々がやってきました。極寒ウィークのあとも氷点下10〜20℃台を1週間ほどキープしそうなので、Calgaryらしい極寒な冬を2月は体験できそうです。
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こういう週間がやってくるはずでしたが…
今冬は2月だけのようです。
毎年少なくとも一度はある
-35℃の日々は何処へ…
通年なら11月から毎月氷点下20−30℃の極寒ウィークがあります。ただ今冬はまとまった極寒日がみられず。氷点下15−20℃が数日、そして後は氷点下一桁(春の陽気のプラス気温もあったり)と結構温暖な冬でした。おかげさまで道路の雪は完全に溶けるし冬タイヤは結構削れました。。笑
2020年までのYukon準州での日々や、極寒ウィークが毎月あった数年前のAlberta州と違い、昨今は気候変動が顕著になり暖冬傾向です。
数年前に作成した【カナダの冬の過ごした方】も、アップデートが必要そうです。
10月からの初冬を考慮しても暖冬の期間が長いので、外気温で氷点下10℃(体感温度氷点下25℃)までがCalgaryの冬の大半となりそうすね。
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【冬の服装もアップデート】
2024年1−3月の間に日本帰省をして色々と買い足したりをしました。メガネやカメラのレンズなど免税品扱いとなり、カナダよりも安く高品質なものを購入でき満足できました。
また、数年前からネット等でレビューを拝見し、購入検討していた【mont-bellのダウンジャケット】も帰省時にゲットできました。
何度もいろいろな記事で書いていますが、重厚感のあるカナダグースのジャケットを手放しました。カナダで年中使える重ね着ができる軽いアイテムを探していました。
(カナダは夏でもカナディアンロッキーやユーコンの朝夕は一桁気温なので、重ね着調節できるジャケット類が必須です。)
以下は購入の参考にしたYouTube動画です。
基本的にレビュー動画を参考にするときは、実際に何度も使っている方を参考にしています。
相対的に閲覧稼ぎの為の試着商品レビューYouTuberよりも実用的な内容が聞けるかなと思っています。
mont-belの【パーマフロストライトダウンパーカ】
mont-bellさんは、カナダへ来る2017年以前からお世話になっていました。
現在でもリーズナブルなアウトドアブランドですが、当時は寄り一層価格破壊していました。
サンダルやメッシュギアバッグなど日常使いできるアクセサリー類で大変お世話になりました。
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(現行の半値くらいのはず。。)
カナダに来る前に手放したので、
帰省時に買い直すことを躊躇してしまう
mont-bellは定期的に値上げをしていますが、北米展開のmont-bellアメリカからオンライン購入するよりも日本店舗は圧倒的に安く、またカナダで気軽に見つけることができるNorth FaceやPatagonia,Rabと比較してもコストパフォーマンスに優れていました。
早速、2024年の1月帰省時に改めて最寄り店舗の在庫状況を確認し、店舗でサイズ感や色を実際に試着しながら吟味して、念願の【パーマフロストライトダウンパーカ】を購入しました。
ネット画像の第一印象が良く、ハイキング中でも映えそうな”イエロー”(ライトグリーン)を購入予定でしたが、結局試着をしてみて”ブラック”にしました。(一般的にハイキング等では、緊急時を見越して雪含めた自然と調和しない目立つカラーが好まれます。)
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現在は3万円台になっているはず。。。
それでも他社よりリーズナブル。
消費税10%が免税の対象なので、店頭価格は¥26,000ほどでした。
更にカナダのクレジットカード購入なので、円安の影響もありCAD$1に対して110円ほどだったので、請求額はCAD$240ほどだった気がします。
(後日、クレジットカード購入によるカード自体のキャッシュバックが更に付与されました。)
店舗では、フーディーの上から試着したのですがベストサイズは、【Large】サイズでした。(168cm、72kgほどの体型)
ただ、毎冬Calgaryに数日間やってくる氷点下30〜35℃の日に着ることを考慮すると、もう一枚重ね着する可能性もあったので、少し余裕のある【XL】を購入しました。
購入した翌日から着てみて、関西の吹きすさび、底冷えする0〜5℃の屋外でとても役たちました。
さすが防風性能に対応した生地<ウィンドストッパー® ファブリクス バイ ゴアテックス ラボ>のおかげなのでしょう、カナダから持参した【ECWCSのゴアテックスパーカー】を重ね着しなくても充分に外出できました。
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京都の真冬は過ごせました。
凍結路面など考えずにスニーカーで歩ける
関西の冬は過ごしやすいです。
【カナダでのmont-bellジャケットの使用感】
800FPのパッカブルのダウンジャケットなので、圧倒的に他社の製品より軽いです。RabやArcteryxで、同レベルのを求めると倍以上の価格となることでしょう。
さすが縫製上の問題で抜け羽はあります。しかしながらそのデメリットを十分に補えるほどの特徴をもっていました。
ジャケットの内側に収納されたストラップで腰回りやフードの調節ができます。生地も薄いですが海外ブランドと比べて耐久性もありそうです。
他ブランドなら縫製の問題で、直ぐにダメージや裂ける気がします。
また、ポケットの細かな形やデザイン、パーツ1つ1つにmont-bellらしい、日本のニーズの高いアウトドアアイテム市場を考えた設計をしているなと感じました。
カナダで販売されている他ブランドの販売価格をみながらクオリティー比較するとmont-bellの素晴らしさが、より一層わかります。
Arcteryxはデザインなどで日本人のニーズを満たせるように頑張っていますが、価格はmont-bellの倍以上しており、カナダグースと同様に毎シーズン青天井のようになっています。
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飛行機の撮影目的で外出したとき。
Carharttなどの重めの防風ジャケットなし、
軽いジャケットで歩けるので、
片道1.5時間の散歩も苦も無くでした。
【外気温が、-25℃の日に使ってみると。】
朝から車のブロックヒーターを外して暖機しつつ、雪かきをする際に着てみました。氷点下25-26℃(体感気温-36℃)でしたが、ジャケット含めて3枚の重ね着だけで問題なく朝のラッシュを過ごせました。
雪がジャケットに付着して体温で溶けても、撥水性があるので問題なしです。
流石、防風性もあるダウンジャケット。ヒートテックシャツとフーディで守る暖かい空気を逃さず上半身を保温してくれました。
ブロックヒーター;
クーラント周りを保温する機器。極北や極寒地方では基本パーツとしてエンジン近くのクーラントの回路に設置されていたりする。間接的にオイルやエンジンも保温し、低温下で粘土の高いオイル循環など極寒時のエンジン始動によるダメージとなる状態を和らげるのだそう。
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完全にパウダースノー。
積雪があっても、風で結構飛んでいくレベル
日常使いとしては、車いじりや汚れ仕事などジャケットの表生地が、物理的ダメージや温度や化学薬品等のよる破けるリスクの高い状況を除いて、使っていきたいアイテムです。
(数年経てば、気にしなくなりバッテリー交換などでも来てそうですが。。。)
秋冬のハイキングやトレイルウォークなどアクティビティーでは、【ECWCSのパーカー】【LT Atomフーディー】をメインに使っています。
ただ山頂での休憩時間、移動時間などアクティビティーの合間など、身体をあまり動かさない時に暖をとれるmont-bellのパーマフロストライトダウンパーカを使えそうです。
実際に1月の氷点下10-15℃くらいのカナディアンロッキーでのソロハイキングでは、登山中はLTフーディーを着ていましたが、発汗した下山後からはダウンジャケットで暖を取って帰路につきました。
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