プロ野球監督の凄み
みなさま、こんにちは。
物事をリード(Read)し、「引用・気づき・行動」にてアウトプットするリーダー(Leader)アウトプットリーダーきらけんです。
私は会社員(IT営業マン)として働きながら、日々、学びに時間を費やしています。
本日の学びは、『プロ野球監督の凄み』です。
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16:25。私はノートパソコンの時計を睨めつけながら参加者を待った。
私が部内推進プロジェクトの責任者を務める、研修プログラムの初回が開催された。
そもそも、グループ長、副グループ長、チーム長2名がいる中、役職のない私がプロジェクト責任者が務まるのだろうかと、私は不安でいっぱいだった。まして、事前に動画コンテンツを見て、「引用・気づき・行動宣言」をスプレッドシートに記載する準備が必要だった。今日はそのスプレッドシートをもとにグループディスカッションする場であったからだ。
私が朝、保管先のフォルダを確認すると、事例として用意した私の分を含んで4ファイルしかなったのだ。
「私には役不足なのだろうか」そう思った。
16:30。開始時間になると、2名の欠席者はあったものの、無事にweb会議がスタートした。ファイルは6個になっていた。趣旨を説明して、グループ長に一言をもらう。本来は、10名を3つのグループに分けてディスカッションをする予定であったが、全員の事前準備ができていない点、発表の形が分からない点、ファシリテーターを準備できない点を考慮して、8名全員が同じweb会議に参加することに決めた。
まずは、私が事例として発表する。毎週参加している読書会と同じ「引用・気づき・行動宣言」の形で発表する。本来は、聞き手一人一人に各1分程度でフィードバックを求めるが、30分の時間しかなくやむなく割愛する。
続いてあらかじめ決めていた社員番号順に発表を促す。順に発表を聞きながら、気づきのポイントが異なる点がおもしろい。
そうして順に7名が発表してくれた。
気づくと、時間は終了時刻の17:00を過ぎていた。シートの準備ができなかった参加者にも感想を伺う。何も発言せずにこの時間を終わらせたくなかった。
今回の研修プログラムは、既存営業チームの営業力向上のためのプログラムだ。組織目標予算を絶対達成するために、チームとして営業力を高める空気をつくる必要があるのだ。
「みんなで話し合うことに意義があると思う」
その意図が伝わったのかそのような感想をしてくれた。
このように私の部内推進プロジェクトの責任者の第一歩が始まったのだ。これからも毎月教材をもとにディスカッションを行う。副グループ長からは1時間をかけて有意義な時間にするようにと助言をもらった。
反省点もある。事前のアナウンスの仕方や、進め方の周知、時間配分などだ。けれども、動き出したことには変わりない。自信を持っていいのではないか。
思えば、プロ野球監督を想像してみて欲しい。試合に勝つために、オーナーや球団社長から役割を与えられる。受け持ったチームのエースや四番打者など各個人が、試合に勝つ目的に適した方針決めを行うのだ。
私の体験は、プロ野球監督の仕事とは全く違うかも知れない。けれども、営業力をつける旗振り役を与えられた以上、組織目標予算を絶対達成するために、自分の使命を全うしようと思った。
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本日の学びは、『プロ野球監督の凄み』でした。