
Photo by
seniorkaigo
糖尿病の恐ろしさ
糖尿病の恐ろしさは、何よりもまず初期では自覚症状がほとんどない点にあります。私自身、まだ糖尿病の診断を受けてはいませんが、日々の生活習慣や食生活に対する不安を感じています。糖尿病は「サイレントキラー」とも呼ばれ、病気が進行しても明確な症状が現れないことが多いため、気づいたときにはすでに合併症が進行している場合があるのです。
糖尿病には1型と2型がありますが、多くの人がかかるのは2型糖尿病です。2型糖尿病は、生活習慣の乱れや肥満、運動不足が主な原因とされており、特に現代社会においては、そのリスクが高まっています。しかし、自覚症状がないため、健康診断などで血糖値の異常が発見されるまで、自分が糖尿病予備軍であることに気づかない人が多いのです。
糖尿病が進行すると、血管や神経にダメージを与え、さまざまな合併症を引き起こします。例えば、視力低下や失明、腎臓の機能低下、最悪の場合、足の切断が必要になることもあります。また、心臓病や脳卒中のリスクも高まり、生命に関わる重大な健康問題につながることがあるのです。
このように、糖尿病の怖さは症状が出るまで気づかないことにあります。健康でいることを当たり前と思わず、定期的な健康チェックを怠らないことが重要です。また、バランスの取れた食事や適度な運動を心がけることで、糖尿病のリスクを減らすことが可能です。糖尿病は完全に予防できる病気ではありませんが、日々の努力でそのリスクを最小限に抑えることができるのです。