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ひとびと

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たくさんのヒトが話し始めた
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記事一覧

【詩】 きちんと意識していないと

【詩】 きちんと意識していないと

 散歩が歩く 私を手をつなぎ
 「迷惑動画が流れた。」
 川に立ち上がった姿が薄い
 草として増殖してゆく
 郵便に届けば
 「わからない」が降ってきた
 カエルが逃げたし手が伸びていたし
 カエルが自然に溶けた
 私も逃げ溶けた
 カーキ色のワンピースが胸元から覗く黒
 黒はそこらじゅうに結び目を
 「生えてきたよね。」
 「大きくなった」が
  眼の前のマンションが
 「植えられたし、 通信も

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【詩】パッケージ(ファイル)を開ける(たまに)

【詩】パッケージ(ファイル)を開ける(たまに)

鉛筆でコピーすること(2023年)
定規の目盛り(山)を、
スティックのりを
ミシシッピリバーも長い
結構だけれども
「海外になど行ったことも
 見たこともない。」
ましては百科事典が(1冊しかない)
「どう考えたって秘密だったよね。」
忍者達(仮装)と相席になった
古い茶店(サテン)で
提携のリズムなど破棄(はらはらと)
そう、「忘れてはいけないよ。」
いりこ出汁のパッケージには
丁寧に何度もい

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【詩】パッパッと散らばっている

【詩】パッパッと散らばっている

新型のアルファベット
(任意)のボックスが
100%アズキ(チカラ)
シンシナティにはレッズがあり
東京にも吉野家がある
「だからどこにもいけないんだね。」
「自動オート三輪がかもしだす
 ノスタルジックな光景」は鏡
「反射光を辿って(山型)いけば。」
平行四辺形の結界なんだ
(土瓶蒸しは夏にもどこかで)
「明後日なんだろう。」【続報】
時代劇の殺陣(タテ)は夕飯に影響する
せめて入浴シーンは無し

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【詩】まだチョコレートは冷蔵庫に保存

【詩】まだチョコレートは冷蔵庫に保存

微妙なことを言えば
「プレミアムにサブスクライブ」の
文字列を見れば 
あたり構わずダイブしたくなる
「どこだって潜れるはずだね。」
 
電車が東京に向かって逆向きに出発した。
「あなたにもチェルシーあげたい。」
 (ヨーグルト味)ホーフインワンの希望式
「久しぶりにシロが鳴くの聞こえたよ。」

偶(タマ)には決して見られたくないことがある
「かわいいとも言えないし。」

なんでも言ってしまう人生

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【詩】インナーイヤーヘッドホン(失くした)

【詩】インナーイヤーヘッドホン(失くした)

聞かないふりをしても
なにか音は鳴っていて
耳は開いたり閉じたりできるのだけれども

「間に合わせようと、」が
 「いつの間に飛び起きたのか。」とたずねた
「身の回りを整理する」と飲むように
ひと欠片の「どこまで行けばいいのだろう。」
「無邪気に笑う。」と
「サンバのリズム(ボサノバの中の)だ。」を
「信じられないほどのって、ほどのって
 初めて言ったかも。」に向かって
「ぼんやりしているのが、ア

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【詩】モーニング(ある朝)非A

【詩】モーニング(ある朝)非A

私の消しゴムの角は必ず欠ける
 今日水路を上から覗いたら ー
TABキーで選択する
 2・3日前には ー
15のTABは開いたまま
 いなかった、結構大きな魚の群れがいた。ー
電子メール(クリックしたならば)まみれ
 名前は知らない魚だった。ー
ゲル(イー!)インキボールペン
キャップ式0.5mm・黄緑
(ゴシック体風に口ずさむ)
(文字が小さすぎてまったく読めない)
 今日に限って、カモも白鷺も

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【詩】レッドアイは2杯まで

【詩】レッドアイは2杯まで

「 」内は「ぼんやりとした。」
(セルフサンプリング)
即興エッセイからの引用と見せかけた直書き
「ピザがもう食べたくなった。」
まだスタートラインにも立っていませんから。

「地域によって映える色はあって
この土地ではオレンジ色がパキッとする。
オレンジの花は空気の額縁があるように
遠くからでも浮いて見える。」

コーラが飲みたくなるほどの
      (原稿用紙のマス目で10文字)
自動的に落

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【詩】ワインを飲んだ次の日には

【詩】ワインを飲んだ次の日には

コルクでできたバインダーに
何枚かコピー用紙が挟まれいるのを
すっかり忘れてしまっていて
1枚めくってみたら鉛筆で
「パリの少年のように。」と書いてあった
 特徴を書いておくと
  ・ 一文字の大きさはマギーブイヨンの
     キューブ2個分よりは大きい
  ・ 何度も何度もリケンのわかめのような
     感じで鉛筆でなぞられている
  ・ の と ように で行分けされている
再現はされない(

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【詩】地下食料品売り場

【詩】地下食料品売り場

プラシーボでもあるが
ポテトサラダでもある
シャッターが閉まってゆくにつれて
漫画のようでもある
「5つの長方形が(おかず)
 1つの長方形におさまっている。(容器)」
何かのフェスティバルに違いない煙
「耳を澄ましてみても、大事には至らない。」と
エビフライ大とエビフライ小の
組み合わせ、(発射されるのだろう)
メイク動画がじわりとくるのなら、
(ここから過去と未来に分岐する)
ならばガムを買う

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【詩】ホカホカのアスファルト(2024 夏)

【詩】ホカホカのアスファルト(2024 夏)

「退屈そうだよね。」
退屈っていう字の形が気に入っています
窓際で野菜丸かじりしています。
齧りって書き直します。

「箱にチーズがつまっていてその上に?。」
ネズミが顔を突っ込んでいるような気がします。

歩いていれば
 家系ラーメンの看板に出会います。
 (酷暑)そして(断罪)
酷いと暑さの間に石けんを置いてみます
(罪滅ぼし)

けんを鹸と半紙に筆と墨汁で書いてみます。
それを部屋に飾ります

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【詩】半径5キロ以内では

【詩】半径5キロ以内では

ここからはまったく見えないテレビ塔が
電波が、僕の、「くるっと丸まって。」
水分が多くなってきたからたたむ
「何をって僕を。」
ラッキーセブンは曲で
「どこから見ても緊張してる。」から
だるい、表現なんて言っても
もう冷やし中華が暑苦しい、
夏なんて呼び名を変えたほうがいい
ブギー(曲)+ マン(人)= ホラー(かき氷)
「丁寧だねひとマスずつ開けるんだね。」
連結しているものの間には
必ず空白が

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【詩】切れ端はゴミ箱にいれてください

【詩】切れ端はゴミ箱にいれてください

全開の公園が 「予感だけは。」
ベンチに昨日は人がいた
各種クレジットカードを
「低出力でお願いします。」
70地点超、「再確認してください。」
台風は過ぎ去り、フェーン(現象)が
更に表示(ポインターをあてたら)
「突然ドアがみつかった。」
(スローターハウス5 
 カート・ヴォネガット・ジュニア著)
より抜粋される、
「午後の紅茶」フォーハピネスって
細長い喫茶店
 お客様が5人で
 1人が2

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【詩】てんとう虫の形のレコードプレーヤーで、シングル、、、

【詩】てんとう虫の形のレコードプレーヤーで、シングル、、、

見える 聞こえた 触れ(られる?)
う、(の後に息を詰めて)
パソコンはモニターはではない 
(今日コンソメスープが安くて
 8袋で198円だった。)
「実感と値段、近日ロードショー。」
「中身だけが重要ってわけではない。」
粉末スープこぼれた、(平面に)
解体された机 (絡み合った立体)
手を水に突っ込む (飛沫)
とうきょう (ねばねばしたもの)
いっせいに鳴らせ パインアメを吹け
レパートリ

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【詩】待合室でスマホを取り出し

【詩】待合室でスマホを取り出し

No.9(ナンバーナイン) あっ!
(珠玉のスカナンバー?)
鏡 => ちょこっとだけ
「濁音が魅力的だから。」
マイクが
 拾って、ゆ、く。
暴と風(スラッシュではなくイコール)
手作りプリンが日に
 500個売れるとして
「ねぇ、500年後に
 シャーメゾンって言葉が発掘されたら
 どう思うかな?」
打ち返さえる、いつだって、想像の
な、か(中)ハンマーで
「接続されたらもう違う。
 あらゆる

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