#96【映画(88)】星の子(22年6月8日:Netflix)
配信開始したばっかりのようで、トレンドに上がってきたのを見て興味を持ちました。芦田愛菜、さすがだなあ。
■ 映画情報(from Filmarks)
■ 感想
2022年113本目。
Filmarksのトレンドにあがってたので鑑賞。
~~ストーリーなど~~
子役から成長した芦田愛菜が2014年公開の「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」以来の実写映画主演を果たし、第157回芥川賞候補にもなった今村夏子の同名小説を映画化。
大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろだが、その両親は、病弱だった幼少期のちひろを治したという、あやしい宗教に深い信仰を抱いていた。中学3年になったちひろは、一目ぼれした新任の先生に、夜の公園で奇妙な儀式をする両親を見られてしまう。そして、そんな彼女の心を大きく揺さぶる事件が起き、ちひろは家族とともに過ごす自分の世界を疑いはじめる。
監督は、「さよなら渓谷」「日日是好日」の大森立嗣。
※映画.com(https://eiga.com/movie/92245/)より
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芦田愛菜の作品って初めて観た(マルマルモリモリも観てない)。『宗教』って難しいテーマ。
病弱だった子供を治す為に、藁にも縋る気持ちで宗教に辿り着いたのは我が家と一緒。
幼少期あまりにも体が弱く何度も生死を彷徨った自分をなんとかしたいと、母も宗教に辿り着いた。母は今でも信仰心があり、上手く宗教と付き合っていると思う。むしろ田舎に母1人置いてる身としては、心の拠り所になってくれててありがたいと思っている。
オウムとかの影響が大きいと思うんだけど、どうしても『宗教』って悪いイメージが付き纏う。
この作品の良いなと思える所は、『宗教』を良いとも悪いとも描いていない所。信仰心の自由は認められるべきものだし、この作品のお父さんとお母さんも(永瀬正敏と原田知世)、純粋に信じているだけ。娘を治してくれた事実があるだけに、余計に。
途中、なんかキナくさい感じの描写もあったけれど、伝えたいのはそこではないんだろうなとも思えたし。
ラストはどういう意味なんだろうなあ。
バッドエンドではないことを願いたい。
観て、満足でした。