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#129【映画(120)】カセットテープ・ダイアリーズ/Blinded by the Light(22年7月28日:Netflix)

音楽が題材の作品は大体好みですが、この作品は本当に好み。ブルース・スプリングスティーンを聴いてみたくなった(あまり知らない)。

■ 映画情報(from Filmarks)

タイトル:カセットテープ・ダイアリーズ(Blinded by the Light)
上映日:2020年07月03日
制作国:イギリス
上映時間:117分
監督:グリンダ・チャーダ
脚本:グリンダ・チャーダ、サルフラズ・マンズール、ポール・マエダ・バージェス
原作:サルフラズ・マンズール
出演者:ヴィヴェイク・カルラ、クルヴィンダー・ギール、ミーラ・ガナトラ、ネル・ウィリアムズ、アーロン・ファグラ、ディーン・チャールズ・チャップマン、ロブ・ブライドン、ヘイリー・アトウェル、デヴィッド・ヘイマン

Filmarks映画情報

■ 感想

2022年145本目。

水道橋博士のブログを読んで知った作品。ブルース・スプリングスティーンはあまり知らなかったが、これマジで傑作。超良かった。

~~ストーリーなど~~

1980年代のイギリスを舞台に、パキスタン移民の少年がブルース・スプリングスティーンの音楽に影響を受けながら成長していく姿を描いた青春音楽ドラマ。

87年、イギリスの田舎町ルートン。音楽好きなパキスタン系の高校生ジャベドは、閉鎖的な町の中で受ける人種差別や、保守的な親から価値観を押し付けられることに鬱屈とした思いを抱えていた。しかしある日、ブルース・スプリングスティーンの音楽を知ったことをきっかけに、彼の人生は変わり始める。

出演は「キャプテン・アメリカ」シリーズのヘイリー・アトウェル、「1917 命をかけた伝令」のディーン=チャールズ・チャップマン。監督は「ベッカムに恋して」のグリンダ・チャーダ。

※映画.com(https://eiga.com/movie/91395/)より

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パキスタン系移民の青年の青春の話。人種差別などの多くの問題が彼に立ちはだかるが、紆余曲折、切磋琢磨しながら前向きに進んでいく...!若さって素晴らしい!

親や住んでる街に嫌気がさす気持ち、理解できる。『都会への憧れ』って、今いる現実への絶望からの逃避とまでは言わないけど、自分をイチからリセットし新たな人生を歩んでみたくなることと同じなんだよなあ。自分のことを知っている人が誰もいない地・環境で。

ブルース・スプリングスティーンは自身通ってきていないので、曲もよく分からない。ただ、憧れることができるような大好きなアーティストができて、自分の生活全てに大きな影響を与えてくれる経験は何度もあるので、凄く共感できた。

あと、登場人物の心情を上手く表していて、音楽の使い方が気持ち良い。

主人公の努力と才能が評価され、ハッピーエンドだったのも良い。その後の人生、良いことばっかりではないはずだけど、『希望』を感じれる、良い意味で若さを堪能できる作品だった。

...実話なのか!

観て、大満足でした。


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