スエモン

横浜国立大学経済学部2年、お笑いサークルわかば所属、男。

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マガジン

  • 賢者備忘録

    賢者の時に巡らせた思考を、書き留めます。生死に関することが多いです。

最近の記事

脳イキに成功した話

信じられないかも知れないが、俺はついに脳イキと言うものに成功した。 脳イキとは、身体のどこにも触れずに、聴覚情報だけでオーガズムを迎えること。ただし、オーガズムと言っても、射精の有無は問わないのと、通常のオーガズムとは全く異なる感覚であることに注意が必要である。 俺がどうやって脳イキを達成したか説明しよう。 まず、部屋を真っ暗にして、イヤホンを装着、お姉さんが囁く系のASMRを聴く。もちろん、エロい内容の、だ。後で詳しく書くが、脳イキに必要な音は、必ずしもASMRとは限

    • 写真と記憶

      二泊三日のデジタルデトックス旅行に行ってきた。スマホは使用禁止、テレビも一切見なかった。ただ、唯一例外としてデジカメはokとした。 旅行から帰ってきて、三日ぶりにポルノを見た。スマホを触るのも、インターネットで検索するのも、久しぶりの感覚だった。さぞ楽しいことだろうと、ポルノを見始めたが、なんだか違った。 気持ちが悪いというか、なんか受け付けない。少し残念だったけれど、こっちの方が健康的なのかも知れない。僕はスマホをそっと閉じて、想像の世界へと浸った。 手を洗って再びス

      • 日本のアダルト産業は何故発達したのか?

        日本のアダルト産業(ポルノ・アダルトグッズ・風俗・ラブホなど)の市場規模は年間約9兆5,000億円にも及ぶと言う推計がある。これはGDPの約1.5%と言う大きさで、アパレル市場と並ぶ。 正確な統計はないものの、pornhub ユーザーは日本人が第一位で、日本のエロコンテンツは世界中で親しまれていて、世界的に見ても日本はアダルト大国と言えよう。 では、何故日本でこれほどにもアダルト産業が発達したのか、以下私の勝手な推測を挙げていく。 1. アニメ・アイドル文化  日本には

        • 壮大であっけない

          時が流れるのは速いもので、気付けば祖母が亡くなってから1年以上経っていた。 僕は彼女に昔の話をよく聞いた。ソ連崩壊、沖縄返還、朝鮮特需、僕にとっての「歴史」が、彼女にとっては「経験」だった。それが面白くて、当時何を思ったのか、生活がどう変わったのか、よく聞き漁った。 思えば、人生はちっぽけに見えて、実は壮大である。 かつて馬小屋で過ごしていた少女は、子を持ち、孫を持ち、犬を飼い、猫を飼い、死ぬその瞬間まで立派な一軒家で過ごした。 考えられないことである。 馬小屋で生ま

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        • 賢者備忘録
          3本

        記事

          スエモンの運転座学

          これまでの運転経験や、YouTubeで見た事故映像・解説動画から学んだことのメモです。半年以上かけて蓄積してきました。 この夏、新たに免許を取る人も多いでしょう。安全な旅にお役立て下さい!! 大事なのは、絶対に事故を起こさないこと。煽られても、急かされても、ゆとりを持って運転!! ○車線変更 https://youtu.be/7Rdli8u44A8?si=mwvnoK-8t3Q-xkgp https://youtu.be/Rc0AN1HQiWg?si=Br5HIwDqy

          スエモンの運転座学

          何故人は努力するのだろう

          ネタを書く疲労、ミスしてはならないと言う重圧から解放され、僕は今日も日課を行う。 そしてまた、あの多幸感が僕を包み込む。 その時、僕はふと思い出した。 冬の寒い日、塾で夜まで大学受験の勉強をし、家まで帰るバスでのことだった。 インド人の子持ちの若い夫婦が、電気ストーブをせっせと運んでバスに乗り込んできた。 その小さい女の子は、電気ストーブの周りを嬉しそうにキャッキャと跳び回る。 それを見て、僕は多幸感に包まれたのだった。 異国の地で、家族3人、寒い冬、電気ストー

          何故人は努力するのだろう