WEBライターが仕事を獲得するうえで資格は役に立つかのか?
WEBライターを名乗るために資格は不要です。
しかし、仕事を獲得するうえでアピールポイントは多いに越したことはありません。
何かしら資格を持っていれば、それをアピールポイントにして、仕事を獲得することができそうな気がしますね。
資格は客観的にスキルを証明してくれるので、ただ「◯◯ができます!」「◯◯に詳しいです!」などと言うよりも説得力があります。
かくいう僕も、最初にクラウドソーシングで仕事に応募する時には資格をアピールしていました。
この記事では、僕がどんな資格をアピールして、どんな仕事が取れたのかを書いてみます。
なお、僕自身は未経験から兼業ライターをはじめて約半年の新人ライターです。
持っているのは電気設備の管理や工事の資格
僕が持っているのは電気設備の管理や工事に関する資格です。
第三種電気主任技術者(電験三種)
一級電気工事施工管理技士
第一種電気工事士
他にも給排水設備や消防設備に関する資格も持っていますが、あまりたくさん書いても資格マニアのようになってしまいます。
自分の専門分野で、取得に実務経験が必要なものやそれなりに難易度が高く誰でも取れるわけではないものに絞っています。
実務経験が必要な資格は「技術者として◯年の経験がある」といった実績を公的に証明してくれます。
資格をアピールして獲得した仕事
これまでCrowdWorksやLancersといったクラウドソーシングサービスで仕事を獲得してきました。
その中で資格をアピールしたことで依頼を受けることができたと思うものを上げてみます。
なお、クライアントに選定理由をハッキリ確認したわけではないので、あくまで予想です。
電気設備の保守サービスに関する記事
僕がはじめて受注した仕事は、電気設備の保守を行う会社のホームページに掲載する記事のライティングでした。
一定以上の規模の施設や工場では、一般家庭よりずっと大きな電力を使うため、専門の資格を持った電気主任技術者にその管理をさせなければなりません。
近所のスーパーも、テナントビルにも、市役所や学校や病院でも、電気主任技術者を配置する義務があります。
とはいえ、わざわざそのために社員を雇うとなると人件費が高額になってしまいます。
そこで外部委託の保守サービスと契約して、電気主任技術者を派遣してもらうわけです。
僕は電気主任技術者の資格を持っていてるため、なぜ保守サービスが必要か、どのようなことをするのかといった内容を専門家の見地から書けることをアピールしました。
結果、見事にこの仕事を受注することができました。
この仕事は1記事5,000文字程度で15,000円で、最初の仕事としてはなかなか好条件だったと懐います。
1件完了したあとは同条件で続けて2件依頼いただき、計3本の記事を書きました。
実は資格と関係ない仕事のほうが多い
僕が最初に受注できた仕事は、資格をアピールすることで獲得できた好条件の仕事でした。
しかし、実はこの後に受注した仕事は資格にもこれまでの職歴とも関係ない仕事ばかりです。
資格に関係しそうなライティングの募集も時々見つかるのですが、継続的に発注があり、報酬や仕事のしやすさといった条件面で納得できるものはなかなかないからです。
そのため、資格と関係ない、企業ホームページのコラムやWEBメディアでのライティングの契約をし、継続的に仕事を受注しています。
しかし、別ジャンルの仕事に応募するときにも、単価の高い依頼を受注しているという実績はアピールポイントになったのではないかと思っています。
つまり、最初に資格という武器で良い実績ができ、そこからさらに別の仕事を受注するという、良い連鎖が起きたのではないでしょうか。
資格だけでは続かないがキッカケとしては強い武器
フリーのWEBライターは雇用されるわけではないので、基本的に単発の仕事を積み重ねていくことになります。
成果物を提出して「こりゃダメだ」と思われたら一発アウトで、次の依頼はまずありません。
そのため、最初の仕事を受注してからは成果物の出来によるガチンコ勝負です。
しかし、そもそも最初の仕事を受注できなければ勝負もできません。
そういった意味で、僕の場合は資格がスタートダッシュのために役に立ったと思っています。
ちなみに、最近、さらにステップアップすることを目指して、資格や実務経験を前面に押し出し、より専門的な記事を書くメディアに営業をかけていたりもします。
ですが、それはまだどう転ぶかわからないのでまた機会があれば……