パン子とみーちゃん
こんにちは、kindle作家の けんいちです。
僕は「パン子とみーちゃん」というタイトルでAI漫画に勢いがある中で手書きで漫画を作成してきました。今回は、そんな漫画のお話です。
この漫画に費やした時間はざっと1年間です。めちゃくちゃ時間かかってます。といっても漫画自体に費やしたのではなく、他にも色々しながら少しずつ描いていたので時間がかかったという感じなんです。でも途中で前に進まなくなり手が止まったり、全く描く時間がなくなり描いていない時もありました。作業時間でいうと恐らく、みっちり3か月ほどかな~と。それでも時間かかっていますね(笑)
これは僕が原作ではありません。
みーちゃんという女性が出版するkindle本が原作なんです。
「逃げる恥だが何とかなる」
「アプリから始まる恋」
この2作が原作です。
初めの「逃げるは恥だが何とかなる」は、著書のみーちゃんが患った統合失調症克服のお話です。2作目は、闘病後にアプリで恋をするお話です。この2作を元にして漫画化しています。
簡単にあらすじをご紹介しますね。
地元を離れて仙台で妹と暮らすみーちゃん。順風満帆に暮らしていたのに、仕事の責任感からプレッシャーを感じ徐々に体調を崩しだ24歳で統合失調症になるみーちゃん。そこで謎のパンダのパン子と出会います。ツライ病気を耐えながら、時折現れるパン子に助けられ病気を克服していきます。家族の支えを感じつつ長い闘病生活から抜け出すと、恋をしていないことに焦りだしアプリで婚活。そこで出会った人との出会いを描いた漫画です。最後、どうなるのかは漫画でお楽しみくださいね。
この漫画を描いて伝えたい事がありました。
①統合失調症という病気についてです。
僕も恥ずかしながら詳しくしりませんでした。本を読んで漫画を描きながら理解していきました。症状は人それぞれ違うので単純なものではありません。しかし、心が崩れメンタルが落ち幻覚も見て暴れだしたりもします。もう自覚が崩れていくのです。そんな経験普通しないので想像しかできませんが、誰かに憑依されたような感じかもしれませんよね。何をしても落ち着かない。気になる。そうやって生きている意味を見失っていきます。見た目には普通の人に見えるので周りには分かりにくいのが特徴です。
急に精神不安定になるので中々友達にも助けてもらいにくく理解も難しい。だから家族しか頼る事ができないような状況です。
②がんばる、みーちゃんを伝えたい。
今だから言えることもあると思います。何度も死にたいと思っても必死で生きたからこそ今があります。何度もくじけそうになっては頑張るみーちゃんを描きました。読んでいただいた方にも勇気を与えれると嬉しいです。
➂漫画だから伝わること
漫画ってやっぱり楽しい。描いてても読んでても楽しい。描くのは確かに大変です。AI時代でAIを使わずアナログ漫画だから時間もかかります。でもAIでは描けないキャラの動きが手書きなら描けます。とくにキャラを絡めた動きはAIでは苦手ですしね~そのうち進歩していと思いますけど、まだ先になりそうですね。
④なんでも挑戦
この漫画も僕にとっては挑戦でした。今まで適当な漫画や4コマ漫画は描いたことありましたけど、こんなにしっかり長編は描いた事ありません。とりあえずできると思いやったけど、これがかなり大変。1年かかった理由は、それもあるんです。なにせ上手く描けない問題がそもそもありました。絵が上手くない問題。これはかなり致命的なんですが、イラストじゃなく漫画描く上での難しさを感じていました。キャラの動きとコマ割りです。これこそが漫画なんです。コマ割りとキャラの動きを考えないならイラストです。意外とこれが激ムズ。全然上手くかけないものです(笑)センスがないのかもと何度も思いました。
でも挑戦していく中で自分で楽しくなる部分も沢山ありました。読者には当たり前すぎて伝わらないのかもしれないけど自分では成長しているコマとか流れとかができると嬉しくなります。
もう一つkindleの悪い部分でもありいい部分はページ数が決められてないことです。これは自由でめちゃくちゃ快適です。普通は漫画はページ数決められていて、その中でストーリー展開をしてコマ割りしますが、足りないや長い場合は簡単にコマやページを変えられるのがkindle個人出版です。そこのメリットを利用して描いていました。まぁ適当に書いても何とかなる精神です。(笑)
それでも何度も書き直しや没ページも沢山あり最後まで書ききれたことが自分にとっても満足でき、原作者のみーちゃんにも記念にもなり、読んでくれた読者にも伝わる思いがあれば描いてて作品を残して良かったと思っています。
漫画なのでスラスラ読めます。3巻ありますが多分30分もかかりません。1年かかってかいてもです。(笑)まぁそんなものかな。
では次作も頑張って読者の方に少しでも役に立つような本を作りたいと思います。ぜひ読んでみてね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
けんいち
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