夢を語る noteEXPO2021
noteEXPO2021という
とても面白そうなイベントに参加したく
何を書こうか迷い
この記事を書こうと思いました
これは僕の夢ではありません
昔、NYの町で出会った少年の夢です
時は2001年5月
ちょうど20年程前の事
GW(ゴールデンウィーク)に
僕は一人NYに旅行に行きました
NYに来た目的は
本場のストリートアートを
散策してみたい!
それだけを決めてやってきた
NYは本当に色んな顔を持つ街です。
ストリートアートは
簡単にいうと壁とか電車とかに描かれた落書
基本は違法です
多くの作品は作者不明で
少年たちの社会への抵抗が垣間見えます
その中から有名になるアーティストもいます
バンクシーとかは その代表格
ストリートアートと一緒にすると
失礼かもしれないけど大きな枠で見ると
社会に問題定義をテーマにしたアートを
世に掲示する
という事かなと僕は思います
日本ではアートとして認知は低いかも
しれませんがNYではアートとして
確立している気がしました
でも違法は違法
だから、壁に描かれた綺麗な絵は
いずれ消されます
多くの人に見てもらうために
電車や目立つ場所に誰かが夜のうちに
こっそり描きあげる
みたいな状況で突然姿を現す
ストリートアートの定義があるのか
解らないけど、社会への抵抗を壁に表し
それがデザイン的に優れたものに
洗練されていく歴史があります
そしてストリートアートの本場と言えば
NYのブロンクス地区
NYの北に位置する
少し危険な匂いのするエリア
破れた服を着た黒人の青年や少年たちが
道端でバスケして暴れている
正直近づきたくないような雰囲気
潰れた店はそのままで、ガラスは割れ、
ボロイ壊れた車の上に座る体格のいい人達
そんな人が多い場所に限り
僕が見たい絵があったりするので
勇気を持ち通り抜け角を曲がり壁を見て
絵が描かれてないか探す
そうやって町中を朝から夕方までの
明るい時間帯で3日間通い続けてました
僕は目立たないように写真を撮り
カメラは直ぐに鞄に隠し注意しながら
なるべく空気のような存在感で散策
ある角を曲がって
ストリートアートを発見
カメラを撮り出し撮影しようかなと思った時
空気のように存在を消していたのに
僕の背後に2人の少年が立っていた
ヤバイ、カメラ盗まれる??と緊張が走る
僕はカメラをすぐに鞄に直し
下手な英語で必死に壁の絵を褒めていた
いや~凄いね
この絵 綺麗だし 誰が描いたのかな?
ほんと天才だね
と言ってるつもりだけど、たぶん!
ビューティフルと連発してた気がする
2人の少年は
素朴な目をして僕の方を見ていた
彼らは絵を見て何かつぶやいた
何を言ってるのか解らない
というより英語が理解できてないだけ
また何かいった
単語だけで何となく雰囲気がつかめた
戦争に対して何か言っている
彼は次に絵を見ている僕に
NO WAR
と叫んだ
NO WAR?
この絵はそういうテーマなんだね?
と察した
すると
少し離れた場所から
少年の仲間らしき人が4,5人くらいが
少年の名前を呼びながら歩いてくる
僕は流石に、怖くなり
直ぐに逃げるように
その場を離れ角を曲がってからダッシュ
別に危害を加えるつもりはなかったとは
思うけど流石にビビつた
あの中に取り込まれたら
逃げれないし昼間でも警察も住民も
誰も周りにはいない
もし荷物を盗まれたりしても不思議ではない
とっさに逃げてしまった
その壁の絵を僕は撮影できなかった
その時、の絵を思い出せない
そして1枚の絵を僕は描いた
あの2人が叫んだ言葉が
ストリートアートなのかもしれないな~
あの少年の夢が絵として形になった
僕が描いた初めてのストリートアート
ストリートアートを見て思った
絵が上手いから描くのではない
何かを伝えたいから描く
だから絵が上手いも下手もない
あの時の少年は、
その後に起きた同時多発テロを
どう感じたのだろうか
NO WAR
ちなみに、
当時メジャーのMet'sに所属していた
新庄を見に行った
なんと乙武さんも取材にきていた
代打で新庄も打席に立ち偶然行った試合で
運よく見る事ができた
新庄も夢を掴むためにメジャーに
来ていたんのを思い出した
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この記事はnoteEXPO2021の期間
4月17日(土)9:00から
4月18日(日)21:00まで
UPした記事です
もう終わっちゃいましたが
大盛況で大盛り上がりしていたイベントに
少しでも参加できて楽しかったです
イベント企画された方です
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