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どの切り口で物事を眺めるか

世界は多様性に富んでいる。

好みや美しさ、価値観や文化、言葉や在り方が特徴的である。

個人という単位から地域、国という単位でも特性は異なる。

その中である基準を決めて横並びにする事で、特徴が見えたりもする。

その軸がうまく世の中の基準と一致していれば良いとされる事が多いが、一致しない基準であると評価されない、そもそも認識されないものもある。

わかっていないけれどとても素晴らしい軸や基準があり、その軸が別の有名な要素と因果関係で結ばれる時に、新たな価値軸として評価される。

そんな軸というものはまだまだかなり多く存在するに違いない。





世の中を知る時の軸、切り口とするものをいくつ持っているか。

一つの事実に対してどこまで多くの解釈ができるか。

それによって物事の深さが変わってきて、人には見えていないものが見えるようなこともある。

ある人にとっては当たり前の何の変哲のないものであっても、切り口を多く持っている人にはとても興味深い対象。

机一つであっても、ある人から見たらただの机かもしれない。

しかし専門家から見たのならば、材質やデザイン、コストや色度合い、質感や周囲の環境とのフィット感など、様々な観点から眺めているようになる。

システム一つとってみても、ある人から見たらただの文字列であり、どう使われるかはブラックボックスでも全く気にしない。

一方でプログラマーやエンジニアから見たのならば、ちょっとした文字列が大きな意味を持ち、その効果性などを通して大きく感度うることとがあるに違いない。

先生から見る生徒や教育世界の現在はどうなのか。

ドクターが見る病気の世界はどうなのか。

それぞれ切り口が多いからこそ、専門的に見る事ができるものが多くなるに違いない。

それができると、対象とする物事に対してさらに興味が湧いてくる。

その結果ますますと調べて詳しくなる事で、切り口の数が誰よりも増していく。








様々な軸や切り口で世界を見る事ができるのは、とても面白い事。

その切り口となるものをどれだけの数持てているのかという事が、その人が見る世界の幅につながる。

同じものを見ていても、同じ世界を見ていない。

一人一人が別の世界の虜になっている。

折角ならばより広く深く、色々なもの鋭い切り口とともに知ってみませんか?






ありがとうございました。

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