高専卒から建築意匠設計へ
はじめましてDittoと申します。
まずは自己紹介から^_^
私は、現在とある高専の建築学科に通っており、コンペ等を積極に行い、建築を学んでいます。
まず、高専というところは、高校と大学を合わせたような学校で中学を卒業後5年間の技術教育を行う学校のことです。なので、高校1年生の時に建築を学ぶことができます。
通常高校入学から大学卒業まで7年ですが、その7年を5年に凝縮したカリキュラムが組まれるので、高専生活は大変忙しい!
とにかくレポートや設計課題で多忙の日々!
私は昔からものづくりが好きだったので建築を学びたいと思い、高専に入学しました。高専では、1年生から建築を学び、模型作成や設計課題など実際に自分で手を動かして行う授業が多かったです。
結構楽しかったな、、
そんな中、設計の楽しさに惹かれ、意匠設計を目指すことを決めました。ただ、私の家は、そこまで裕福な家庭ではなく、大学院にまでの進学は難しいと言われました。(意匠設計になるには、一般的には、大学院までいかないと難しいと言われています。)
私は、自分の夢を諦めて他の就職先を考えましたが、諦めきれず学校の教授や色々な人の助けをいただき、組織設計事務所に内定をいただきました。
内定が決まったときはめっちゃ嬉しかった!!
そこで、今回は、高専卒でも意匠設計を目指せるということを次の世代にも伝えたいと思い、自身の体験を記録します。
就活の情報は、ネット等にも少ないですし、少しでも参考になれば幸いです^_^
就活って何をどうすればいいかわからないってとても不安になりますよね(笑)
私も内定が決まるまで終始不安でずっと胃がキリキリしていました( ; ; )
就活を通じて、感じたこと、反省点、進め方、フォリオの作り方、使っていた道具を書きます。
高専以外の建築学生にも少しは参考になると思いますので、ご覧ください。
就活の始まり
高専4年春にはもう始まっている?
高専には、複数の企業の求人が多くきますが、施工管理や設備設計の仕事が多く意匠設計の募集はほとんどありません。
意匠設計に行く場合、自分でWEB等からエントリーする自由応募の場合がほとんどだと思います。
また、高専卒を採用している企業も少ないため、企業の採用ページなどをみたり、過去OBに意匠設計に行った人がいないかリサーチする必要があります。
夏のインターンに参加!
私の学校では、インターンシップが単位認定されていたので、ほとんどの人は夏に行きたい企業を探してインターンに行っていました。
私は、組織設計事務所の中でも大きい建物を設計したかったので、ネットで調べたり、教授に話を聞いたりしていました。
その中で偶然学校に組織設計事務所の方が講義に来られたので、インターンに参加できないか、直接聞いてみて、行けるとのことだったのでその設計事務所に行くことに決めました。(インターンに参加した組織設計事務所に現在内定をいただきました)
職場を見るというのは、とても大事でゼネコン、設計事務所の中では、新卒採用の選考段階でインターンの参加の有無が関係するところも多々あります。
絶対とは言いませんが、参加することは、自身の経験のためにも良いと思います。
後輩で2年生で設計事務所にインターンシップに行っている子がいました(笑)恐ろしい...
~主なスケジュール ※企業、高専によって異なる~
Ⅰ. 夏のインターン(夏休み)
Ⅱ. 高専・大学向け説明会など
Ⅲ. 冬のインターン(冬休み)
Ⅳ. 書類審査、面接、本試験など(webテスト)
企業の説明会など気づいたら終わってることもあるので、自分でこまめにHPなどをよくみておくことが必須です。説明会で採用選考のことなども言ってるみたいなので、なるべく参加しましょう。
情報を集めろ!
行きたい企業にOBなどがいたら、自分で連絡したり、知り合いのいる教授がいないか聞いてみよう。
また、就活系のサイトなどに登録をしておくと様々な情報が手に入るので、おすすめ!!
ポートフォリオを必ず持って行け!
インターンやOB訪問では、自分の作品をまとめたポートフォリオを持っていきましょう。
高専4年の夏に見せれる作品がなくても、設計課題で自分が頑張ったことを中心に(模型とか、CGとか)フォリオにまとめて持って行くと、アドバイスを貰えたり添削していただけるので、絶対に作って持っていこう!
採用試験では、面接時にフォリオを使って面接を行います。ポートフォリオとは、自分の顔です。フォリオが良ければ、好印象を与えれますし、逆に悪ければ相手にされないと思った方が良いです。
私自身就活時にポートフォリオを頑張って作り込んでいて、社長や人事の方にとても評価していただきました!!
また、それについては別の記事で書こうと思います。
就活とは、自分と企業との相性のマッチングであると私は思います。
ですので、この企業に向いてるのかやっていけるのかを選考を通して、適性を見ると考えています。
なので、行きたい企業に合わせてフォリオを作ったり、考え方、設計する建物をよく調べてエントリーシートや面接を行うべきです。
例えば、HPに街をまちとひらがなで書いていたら、エントリーシートにはまちと書いたり、環境を意識している設計が売りなのであれば、環境について考えていることを自分の作品を通して言えるなど企業に合わせる必要があります。
就活のための道具
ここからは実際に私が使って役に立ったものを紹介します。
就活用のバッグ
就活するのにあたって忘れがちなのが終活バッグ。私は、買うのをすっかり忘れてて面接の1日前にバッグが届きました(笑)身だしなみも見られるので服装、持ち物なども注意しましょう。こちらは私が使っていたバッグです。
ポートフォリオはこう作れ!
見開きa2で作りたかったので、a3の紙が入るファイルを買っていました。冊子にしてもよかったのですが、フォリオを修正するのに入れ替えができて便利だと思ったので、ファイルにしました。
その時使っていたファイルがこちらです。
面接の時にページ数が多いと本当に伝えたいことが伝わらないので、20ポケットで十分だと思います。ポケットの部分もしっかりしているのでこのファイルがおすすめです。
ここから先は有料部分です。
実際に私が使ったポートフォリオや即日設計の資料、その他就活に関する有益な情報を書きました。
ここから先は
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