シェア
寺田祐也/編集×マーケ
2019年2月6日 09:56
「これでダメなら、もう仕方ない。」明け方の会社で、その上司はそう言ってくれた。当時、ぼくは小さな編集プロダクションで、大きな会社の仕事に関わっていた。お客様とは思いたくないような担当者さんの要望をなんとかこなしていた日々の、そのひと言がずっと記憶に残っている。その上司は、ぼくにとって凶悪なパンダという存在だった。なので、「パンダさん」と呼ぶことにしよう。パンダを連想したのは、その