不安で動けないのは「知らない」から
こんばんは。けん坊です。
不安で不安で、どうしたら良いのか分からない状態ってありますよね。
僕も不安症なので、結構不安になります。
そういった、なんかわからないけど漠然と感じる不安の正体は、
「知らないから」だったりします。
例えば吊橋を渡るとして、足を踏み出す先にきちんと足場があるとしたら、怖いかもしれませんがなんとか踏み出すことはできます。
しかし、踏み出した先に足場があるかどうかも分からなかったり、踏み外して落ちてしまうかもしれないような場合、その場所から「動けない」。
そんな感じで、「見えない」ことは怖いし、「知らない」ことも怖い。
じゃあどうすればよいのか?
進む先の足場がきちんとあるかどうか確かめるのがいいですよね。
ライトを使って先を照らして見るとか、両端のロープにしっかり手を握った状態で、片足だけ突っ込んで探ってみるとか。
調べ方は今の時代無数にあるし、進む前に軽めに試すなんてことも今はいくらでもできます。
でも、結構な人がそれをやらない。
確かめようしないから「知らないまま」。
で、怖いから動かない。
Aさんの場合※仮
今の職場はとんでもなく大変で、給料も低いし、上司も理不尽で、今すぐ辞めたい。
だけど、今辞めたら収入が不安だし、貯金もどれくらい持つかわからないので、いくらきつくても辞めるわけにはいかない。
Aさんの悩みを解決するには、きちんと「情報を知る」必要がある
収入面の不安
=失業に関する免除等の手当もたくさんある。ハローワークに言って相談すると、親切に職業訓練の制度の説明などもしてくれる。
必要な情報→失業後の手当、制度の理解、スキル開拓の情報
上司の問題
=他人をコントロールすることはできないので、自分が変化するしかない。その場を去るか。理不尽な上司に耐えるか。
必要な情報→他人に過度な期待しないという情報
貯金の問題
=現状の生活費を計算する。固定費を削れる部分は削り、いくら必要なのかを計算する。その上で、収入が無い状態は何ヶ月なら耐えられるのか。
必要な情報→現状の家計の把握と固定費の見直しの情報
これらの情報をきちんと「知る」ことで、未来への漠然とした不安は大きく軽減できると思います。
「知る」ことは視野と可能性を広げ、行動の選択肢を増やしてくれる
「知ってる」か「知らない」かの違いは、シンプルに損失に繋がります。
しかも「知らないで損をしている」本人は、「損している」ということにすら気づいていないパターンが多いです。どうやったら「損」になってしまうのかも知らないから。
まずは「見える化」して、現状の把握が大切。
「見える」=「知る」からこそ、前に踏み出すことができるのだと思います。
ありがとうございました。