お前、まだ自分が狂わないと思っているんじゃないかね?


うつの波はまだ来ています。
なかなか去りません。
仕事には行けますが早退や遅刻が増えました。
早く回復したい。

さて、なぜ今回noteの記事を作成しているのかというと注意喚起の為です。

ニュース、賑わってますね。
ハロウィンでジョーカーのコスプレして凶行に及んだ男。
そして新幹線?で同じように火をつけた模倣犯。

先に言っておきますがこの記事や私の思想ではあのパチモンのチー牛顔ジョーカーを擁護する気は一切ありません。
とっとと死刑にするべきですし、被害者の回復健康を祈ります。

まず最初に言いたいのはジョーカーみたいになりたくてジョーカーのコスプレしてる時点でジョーカーにはなれない。
私のような上等な悪党の方がよっぽどジョーカーに相応しい。

地下鉄が事件現場なのでジョーカー単独のあの映画の話をみなさんされてますがアメコミファンとして言わせて貰いますがあのジョーカーはクソの山です。
ゴッサムである必要もバットマンである必要もジョーカーである必要も無いただのクライム映画。
バットマンのジョーカーを冒涜してる。
やっぱジョーカーはダークナイトってはっきりわかんだね。

そんなことはどうでも良いんです。



さて、本題に入りましょう。

今回私が記事を書こうと思ったのは注意喚起です。
2つの注意喚起をしたいです。

まず最初に今回の事件の発端ですが私は犯人の周りの人間の"無関心"にあると思っています。
私はちゃんとニュースを見ていないので詳細は知りませんが犯人も人の子です。
親や家族は何故彼に一言声をかけてあげられなかった?

家族以外もそうです、同僚や上司。
もっと言えば学生時代のクラスメイト達。

何故彼に「どうした?大丈夫か?」って誰も声をかけてあげなかった?
どうして誰も彼の話を聞いてあげなかった?

まるでコロンバインの時のマリリンマンソンみたいな事言ってますがほんとにこれなんですよ。

日本の自殺者を減らす簡単な方法を教えましょうか?
拳銃をイオンやセブンイレブンで売ってください。
自殺者は劇的に減って嫌な上司やイジメっ子は絶滅するでしょう。
そうじゃない方法で自殺者を減らす為に私は生きてます。
電話番号公開してまいます。
うつで苦しい人は09087951985に電話して下さい。
非通知でなければ必ず折り返します。


犯人は気が狂っています。
間違いないです。
常人はあんな凶行には及びません。

そして私も気が狂っています。
国が認めた精神障害3級です。
昨年7月に仕事を退職してから今年の7月に音楽をやり直すって夢が出来るまで毎日ベッドの上で過ごしご飯と風呂と煙草を買いに行く以外で一切部屋から出られませんでした。

その時はずっと希死念慮と闘っていました。
「死にたい。」

「いやここで死ぬ訳にはいかない。」
という気持ちが24時間喧嘩していました。

時々「死にたい。」が勝って踏切に近寄ったり横断歩道の前に何時間も立ったりしました。

でも、私には声をかけてくれる家族や友人がいてなんとか死なずに済みました。
今もうつの波が来てしんどいですが死にたいとまでは思いません。



さて、ここで重要な問題です。
私の中の葛藤、狂気と言っても良いかもしれません。
それは自分の内に向けて「死にたい。」という牙を剥いて私に襲い掛かりとめどない希死念慮を生みましたが、もしこれが他人に牙を剥いていたら?

私が犯人だったかも知れません。

私は確実に気が狂っています。
そうじゃないと障害者手帳は貰えていません。

狂気のベクトルが自分ではなく他人に向いていたなら?

考えたくもありません。


そしてこれは今これを読んでいる貴方にも言える事なんです。
これが2つ目の注意喚起です。



何故かって?


私には気が狂ってしまったという実感が無いのです。

大学時代手に取った精神病棟について書かれた本の冒頭にこうありました。

患者は壁に頭を打ちつけながら「気が狂いそうだ…。」と呟いていたそうです。

これって違和感ありますよね?

だって気が狂っているから精神病棟にいるのに「気が狂いそうだ…。」って「いやいやお前もう狂っとるやないかーい!!!」ってツッコミ入れたくなりませんか?
私はなりました。

つまり精神病棟に居る患者も私と同じように気が狂っている自覚が無いのです。




じゃあ一つ伺いますね。



貴方が気が狂っていない証拠、ありますか?


以下私の好きなゲームのセリフを引用します。
メタルギアソリッドシリーズのジーンという敵のセリフです。


"たとえ同盟国であろうがいつ敵になってもおかしくない。
それどころか、同じ国の兵士どうしが殺しあう時代が訪れるだろう。
今のお前達のように。
昨日までの隣人が、戦友が、家族が、お前に銃を向けるかもしれない、お前を殺すかもしれない。

お前を恨んでる人間はいないか?
お前は本当に誰かに必要とされているのか?
お前を殺してやりたいと思っている人間は本当に誰もいないのか? "


わかりますか?
本当に貴方は正常ですか?
本当に貴方は気が狂っていないんですか?
誰かの恨みを買っていませんか?
堂々と胸を張って「いいえ!」と言えますか?


私には助けてくれる家族や友人がいました。
そのおかげでなんとか生きています。
凶行にも及ばず平穏に暮らしています。

何故彼に誰も声をかけてあげられなかったんでしょう。
彼は現代の日本が抱える大きな問題、大きな敵が産んだんです。
それは"無関心"です。

彼は"無関心"が産んだバケモノです。


ここまで読んでくれた貴方に私から一つお願いがあります。

どうか人にやさしくしてください。

別に私のようなうつ病患者だけではありません、同僚や部下やクラスメイトや家族や、もしできるなら赤の他人にやさしくしてください。

「どうした?大丈夫か?」

そのたったひと言で救われる命が必ずあります。

私は実際救われました。

もしあのパチモンのジョーカーの話を親身になって聞いてあげる人がいたらこんな事にはならなかったと私は本気で思います。
人は突然狂人になったりしません。
徐々に狂っていくのです、そして狂気に支配されている事には気付きません。


どこかで人のやさしさに触れていたらと思うと私は悲しくてたまりません。
彼の痛みは私の痛みです。
ジョジョみたいな事言いましたけどもほんまにそう思います。
なぜ誰も彼の話を聞いてあげなかったんだと怒ってもいます。


繰り返します。
あのパチモンのジョーカーは日本人の"無関心"が産んだバケモノです。

もう二度と同じような事件を起こさないようにするためにできる事があります。
誰にでも出来る事です。


どんな小さな事でも良いんです。
誰かにやさしくしてください。
変な人や変わった人、沢山います。
偏見あると思います。
ちょっとだけ勇気がいるかも知れません。
でも、そういう人達は助けを求めています。

「どうした?大丈夫か?」と声をかけてあげてください。
余裕があればコーヒーでも奢ってあげて少し、5分くらいで良いので話を聞いてあげてください。
きっとその人は救われるはずです。
貴方はヒーローになれます。

アイアンマンやスーパーマンじゃなくてもヒーローになれるんです。

無関心はいずれ戦争を生む可能性すらある危ないものです。
みんな自分の事で手一杯なのはわかります。
仕事や学校しんどいですよね。

でも、ほんの1ミリでも良いんです。
どうか貴方のやさしさをわけてあげてください。

それが広まればこの世界はきっともっと良くなります。

現実世界の話だけでもないです。
SNSでしんどそうな人見つけたら軽くリプ送ってみてください。
その人は救われるはずです。


どうかこれを読んだ人がちょっとでも人にやさしくなってこの日本から少しでも"無関心"という名の狂気の元が無くなる事を祈ります。

愛の力とかいうやつ、信じてみようぜ。

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