在留資格と建設現場の入場可否での話

私の会社は、建設業をしている。
人材不足はやはり否めない業界で、
日本人採用したいが、なかなか応募は簡単には来ない。
だから外国人を雇いたいってニーズは一定以上はある。

私の会社では日本人を雇いたいと思っているので、
外国人を雇用した事はない。
但しそんな綺麗事ばかりも言ってはいられないと思う。
いずれかは外国人を雇う事にはなると思ってはいる。

ある時、委託先の協力業者に外国人が入っているって聞いた。
きっと普通の技能実習生だと、担当者も協力業者も思っていた。
だから報告が遅くなってしまったのだろう。
私の耳に入った時点で数ヶ月経過していた。
慌てて在留資格の確認する事にした。
集めた情報を確認すると、建設現場に入ってはいけない在留資格で入国して建設現場で働いている状況だった。

何故、外国人が来たのか、何処からの紹介かなど、親方に色々と聞き取りをした。
そして分かってしまった以上見逃せないと話をした上で、本人にも話が必要と感じた。

待ち合わせの現場で本人と親方と3人で会話。

  • 入管が来ていたら、親方が捕まっていた可能性

  • 本人についても処罰の可能性がある

  • 知らずに斡旋業者に騙されていた

  • 本人は現場ではなく事務所で待機し、処遇は検討

  • 本来建設現場にいてはいけない在留資格だから、知り合いに同じ資格いたら現場を離れてほしい

そう話をして、親方と話し合い。
親方に紹介してきた別の工事店に親方から相談することにした。
その工事店では全然問題に気付いてはないし、本人を引き取る事で合意した様子。
但しこれも本来はアウトな話。
とは言え、親方が雇っている状況を辞めさせる事はできた。

この件以来、外国人の職方を雇う場合は、いち早く在留資格を確認すると言うルールが社内に設けられた。

余談までに、外国語での会話となり、Google翻訳の音声機能に助けられました。

#この経験に学べ

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