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【4DXネタバレ】9年越しにラブライブ映画を劇場で観てきました!

こんにちは、ケンです!
今回、期間限定で上映されている『ラブライブ!The School Idol Movie』の4DX版について語っていきます。是非、最後までよろしくお願いします!

4DX版の映画ポスター [1]

劇場で観ようとした理由

ラブライブは、私が大学1年の頃に出会いました。テレビアニメをDVDレンタルで見始めたことを皮切りに、サンシャイン以降のシリーズも追い続けるようになりました。そして気が付いたときは、ラブライバー歴が8年を超えた今でもハマっています。

もちろん、劇場版も観にいっていましたが、μ'sはまだ映画館で観たことはありませんでした。2015年の公開以降も何度か再上映されましたが、Blu-rayやサブスクで観ることができれば十分だと思っていたので、観にいく気持ちになりづらかったです。

そんなとき、3月15日から2週間限定(1月の発表より)で4DX版が上映されることが告知されました。私は強い関心を持ち、「今度こそ劇場へ行かなくては!」と気持ちが高まりました。勢いでネット予約をし、胸を躍らせながら映画館に向かいました。

いよいよ!

⚠️今回はネタバレありで語らせていただきます。予めご了承ください。


びっくりした4DX効果

4DXでは座席が動いたり、風・水・香りなどの特殊効果を体験できます。

手書きの邦画アニメかつ音楽系の映画を4DXで観るのは初めてですが、過去に体験してきたものとは全く違う感覚で楽しめました。

座席は予想以上に動いて、「そこまで動くか⁉︎」とびっくりしました。穂乃果が走っているときは左右に小刻みで揺れ、挿入歌ではリズムに合わせて背後から振動したことで、μ'sと一緒に踊っているような一体感がありました。

他にも、心地よい風が劇場内に吹き、公園のシーンではオレンジ(?)の爽やかな香りがするなど、特殊効果もフルに活かされていました。

一番感心したのが、目の前に降る雪で紙吹雪を再現したことでした。4DXには紙吹雪の演出はありませんが、雪で代用したアイデアには驚きました。

※4DXについては、以下の記事で詳しく紹介しています

映画の推しポイント

ここからは、映画の内容について述べていきます。

最初から涙が

幼少期の穂乃果が、水たまりを飛び越えようとしている所からスタートしました。泥まみれになりながらも諦めずに走り続け、裏では『SUNNY DAY SONG』のBGMが流れていました。ここで既に伏線が貼られていることに涙腺が緩みました。

今回初めて気づきましたが、OPでメンバーが登場した後に流れるスタッフクレジットの背景が、それぞれのイメージカラーになっていました。ここでも、細かいネタが組み込まれていたことに驚きました。

NYパート

ニューヨーク(以下、NY)は洋画でよく見る光景ですが、ラブライブのテイストで描かれる街並みはいつ見ても新鮮でした

公園で練習する場面や、μ'sが自由の女神像などを観光する描写があり、NY生まれの自分にとってワクワクが止まりませんでした(当時は赤ちゃんだったので、ほとんど覚えていませんが…)。

チーズケーキやパンがすごく美味しそうで、見ている内に久々に現地で食べたくなりました。また、アメリカではチーズや肉が多いので、レストランで花陽が日本の白米を恋しがる気持ちを理解できました。

ミュージカル映画のオマージュが詰め込まれていたのもよかったです。例えば、『Hello, 星を数えて』では凛が雨の中で軽快に踊り、外国人たちが傘を上げていく場面は『雨に唄えば』を連想させました。

他にも、穂乃果が出会った女性シンガーが『As time goes by』を歌うシーンは、落ち着いたムードが漂う中で響く美声に痺れました。しかも声優は、コナンでお馴染みの高山みなみさんで、今考えてみると大物声優がこんな形で出演しているのはすごいなと思いました。

そして何と言っても一番の見どころは、夜のタイムズスクエアで披露された『Angelic Angel』でした。アメリカの街並みと和風の衣装が融合したことで、日米の良さが活かされた素晴らしいステージになっていました。また、彼女達が扇子でハートの形を書くように振っている姿も美しかったです。

日本パート

帰国すると、ライブ動画を見た多くのファンが空港に駆けつけていました。サインを求められ、あちこちから視線を浴びていることに戸惑っていました。ここから、有名になると大変なことも出てくることが伝わってきました。

そんな中で、穂乃果たちはμ'sを続けるかどうかで悩み、その答えを見つけることが一つのテーマのように感じました。

歌い続ける目的について考えされられ、μ'sが終わってもスクールアイドルがこれからも続くように努力する展開は本当に素晴らしかったです。

自分たちが決めた目標に向かって頑張る物語としてよく出来ており、一つの映画で綺麗に完結できている印象を受けました。

クライマックスでは、全国から集まったスクールアイドルと一緒に『SUNNY DAY SONG』を踊る場面は最高の一言でした。先述した4DX効果と相まって、自分たちも一緒に参加しているような感動もありました。

その後…

時が流れ、μ'sが卒業した後の世界が描かれていました。雪穂と亜里沙が部活紹介をしており、穂乃果たちの活躍も話している光景には涙が止まりませんでした。そこからED曲『僕たちはひとつの光』に繋げる展開は、やっぱり興奮が止まらなかったです。

他シリーズを見た後に改めてこのシーンを観ると、μ'sは今のラブライブを作ってくれた大事な存在だったと実感しました。

彼らが刻んだスクールアイドルの伝説は後輩グループに引き継がれており、初公開から9年経っても色褪せていないのは流石だなと思いました。

さいごに

μ'sの映画は久々に観ましたが、2015年の映画とは思えない出来栄えで、初めて観たときのような感覚に戻れました。

ここから、映画館でもう一度鑑賞すると新たな発見に出会えることに気づきました

当時は劇場で観れなかったことを悔しがっていましたが、長い年月を得てついに映画館で観る夢が叶いました。μ'sの物語をスクリーンと全身で体感することができて幸せでした。

3月29日時点でも、池袋やお台場などでやっている映画館があるので、気になった方は是非この機会に4DXで観てください。

今回は以上です。
それでは皆さん、See you soon!


画像引用元
(ヘッダー、[1] )
©2015 プロジェクトラブライブ!ムービー

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