神様に嫁さんを寝取られてシングルファーザーになった話 あとがき
こんちわ。
東京で映像クリエイターをしているKENと申します。
「神様に嫁さんを寝取られてシングルファーザーになった話」
全13話まで読んでいただきましてありがとうございました。
途中、元嫁さんから「養育費が払えない」のメールが来たりとリアルタイムでも色々あったのですが、なんとか最後まで公開できてよかったです。
認知行動療法
このシリーズのnoteを執筆したのは、認知行動療法の一環としてでした。
2021年に出家+離婚の話がでてから僕はずっとふさぎ込んでいました。
理解不能な妻の言動、今後の生活の事、仕事の事、
そして娘に与える影響の事。
そればかりを考えては怒り、悲しみ、困惑しの繰り返しになってしまい、心が擦り切れそうな毎日を送っていました。
行政支援のミスマッチやなかなかうまく行かない仕事の工夫。
そしてあふれる元妻への怒り。
せめてメンタル的な問題だけでも解決して気持ちよく前に進みたい。
そう思ってカンセリングや精神科も検討しました。
結果、認知行動療法の存在を知りました。
認知行動療法について僕はほとんど知りませんが、とりあえず文章にしてみると良いらしいとどこかで読んで始めました。
たぶん、本来ならちゃんと認知行動療法が行えるお医者さんやカウンセラーさんの元でやるのが正しいのでしょうが、
なんせお金がありません。
離婚によって財産分与もあったし、そもそもまだ5歳の娘を留守番させて都心まで夜中・または泊りがけで仕事をするのは不可能です。
3月には実家の沖縄に帰っていたので一時的に両親や兄に娘を見てもらいながらリモートでできるお仕事をひたすら続けていました。
そのおかげで今はなんとか生活できていますが、今後はどうなるのかわかりません。
ということで僕のメンタルのために効くのかどうかわからないカウンセリングを、1時間1万円もかけて受けるわけにいきませんでした。
効くのかどうかわからない、というと認知行動療法を行っている方からお叱りを受けるかもしれませんが、電話相談であったりオンラインの相談などではあまりピンとこなかったという印象だったので、自分でできる範囲でやってみようと思いました。
早稲田メンタルクリニックの益田先生が公開していただいているワークブックがあるので、興味がある方は一度見てもらうと良いと思います。
自分なりの認知行動療法
ちなみに僕はワークブックは使いませんでした。
しかし、要素として
自分の気持ちを書き出してスッキリする
自分のその時の気持ちを振り返って客観視する
知識を身につけて様々な視点で考える
伝える力の習得
自分自身を深く分析して理解
といった項目があるので、僕はnoteにブログという形で書くことにしました。
基本的に自由に思いつくままに書いていますが、なるべく以下を意識するようにしています。
なにが起こったのか、事実をできるだけ詳しく書く
その事実で当時の自分がどう感じたのかを書く
時系列はなるべく前後しないように気をつける
書きながら思い出した事も書く
今はどう思っているかを書く
目次(小見出し)を付けてエピソードをわかりやすくする
書き終わったら読み返してタイトルを考える
最初は3000字くらいで書いていたのだけど、支離滅裂になっちゃったので一度ボツにした記事もありました。
とはいえ、全体の構成などは考えていたわけではなく時系列順に並べたのが決め手になったのだと思います。
なのでプロットや箇条書き的なものはありません。
書いている内に、読んでいただいている読者の方にどう書けば伝わるだろうか?という事は意識しました。
言葉の順番や類義語、たまにリズムとか韻とか。
一応、自称クリエイターということになっているので、面白さや読みやすさをなるべく意識しました。
結果として、どう伝えるかの工夫がさまざまな視点で考えるきっかけになったり、自分自身を客観視する、または自分自身を深く分析する事になったと思います。
なので、正しい認知行動療法だとは言えませんが、恐らく同じような効果はあったのではないかと思います。
効果のほどは?
noteを利用した自己流の認知行動療法ですが、
結果として
元嫁がクソッタレだったという認識は変わりませんでした。
それでもまだ仏教やヨガの事を調べてなんとか
「子供を捨ててでもやるべき尊いこと」だという理解ができるように努力していますが、
無理だわこりゃ
どう考えても子供や周りを悲しませていい理由にはならんのですよ。
で、調べても結局日本の仏教でもアジアの上座部仏教でも
「出家は必ず家族の了承を得ること」
というのが大前提なんですよ。
なんか彼女のグルが言ってる事と違うんですよね。
noteを始めたばかりの頃は怒りと悲しみでグルグル悩んでしまい、色々な事が手に付かない状態でした。
なにかをしようとしても元嫁のことばかり思い出してイライラしてしまう。
そして疲れ果ててなにもやる気が起きない。
辛うじて娘の世話はできていましたが、全然楽しくなかったです。
ですが、noteに記事を書き始め、Twitterでも告知して読んでいただいている内に、少しずつ冷静になれたと思っています。
いまだに怒りや呆れもあるし養育費の問題もあって不快感は続いていますが、とりあえずの効果はあったんだと思います。
謝辞
Twitterでもメッセージやリプで色々教えていただきました。
日本のお寺のお金の話を教えていただいたダイエツさん
「9つの人生」を教えていただいたphさん。後で読ませていただきます。
家庭内暴力とその影響について語っていただいたチャコさん
タイでの出家について教えていただいたタイ仏教の翻訳をされているという貝多羅用(ばいたらよう)さん。noteも凄い分量の記事を書かれているのでゆっくりと読ませていただきます。
Twitter初期のころからフォローいただきました灯台守さん
親身にオススメの本やたくさんの現実的なアドバイスをいただきましたMee Sookさん。
佐々木先生の「仏教哲学の世界観」をご紹介いただいた、みさとさん。「心を誘拐」は言い得て妙だと思います。佐々木先生のお話、とても楽しく見ています。佐々木先生は毎回最初と最後のテンションが違いますよね(笑)
そしてなによりサポートいただきました、アジラさん。本当にありがとうございました。ありがたく娘の成長のために使わせていただきます。
他にもリプライや「いいね」も沢山いただきました。
皆さんありがとうございました。
そしてnoteのフォローや「スキ」をいただきました皆様、ありがとうございました。
「スキ」が「キス」に空目して一瞬ドキッとしてしまうのは僕だけでしょうか?
今後の予定
ひとまず僕がシングルファーザーになるまでのお話は書いたので、今後はその後の話を書くと思います。
シングルファーザーとなってからのお話ですね。
娘を仕事場に連れて行った話
行政の手続きの話
色々なサポートの話
実家に帰った話
仕事の話
娘の話
幼稚園の話
映像サークルの話
怒りの処理の話
もはや自宅でしか仕事ができないので新しいビジネスの話もするかもしれません。ちょっとしか進んでないけど。
仕事、というか映像については別の枠で記事にすると思います。
これは趣味枠ですね。
それと、
今回、仏教や瞑想などのフォロワーが増えたので一度僕自身の体験の話を書いておこうと思います。
スピリチュアルや瞑想に興味のある人向けですね。
僕は全くスピリチュアルには興味ありませんが、スピ系の人が好みそうな経験があるのでその事を書きます。
僕が長年「イニシエーション」(通過儀礼)だと思っていた出来事です。
実際には変性意識だと思います。
繰り返しますが、僕はスピ系には興味ありませんよ。
でも否定もしません。
「出家する」とか言い出さない限りはな!
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。