Nº47 イタリア語スキルの測定試験 CILS で、みなさんがまずはA2やB1(そしてB2まで)に到達できますように、と願う
僕はこのところCILSのA2やB1について、試験区分別にそれがどんな試験内容かとか、攻略のヒントみたいなことをまとめて記事にしています
それには狙いがあります
今回はそれをお話しして、僕の考えていることをみなさんにお伝えしたいと思います
まず僕はイタリア語を何かの目的で学ぶ場合、B2というレベルを身につけるのが最低限だと考えており、僕自身はその人たちに対する学習サポートやコンサルタントで収入を得たいと思っています
その一方で、日本人の外国語学習というのは基本的にはぬるいと感じていて、いつまでたってもB2レベルを目指そうという人にそんなに多くは出会えていません
だったらA2やB1レベルに到達するまでは note で僕の記事を読んだり、stand.fm で僕の話す音声を聞いたりしながら成長していただき、そこからB2やC1/C2へとさらに上昇していくときに僕を頼ってもらえる存在でありたいと思っています
そんな考えを持ちながら、最近こうして無料記事としてCILSの問題研究を改めて行い、僕の経験を通して分析を行い、その結果を全体的あるいは部分的にまとめていっているわけです
ところで、僕の知る限り、日本人でイタリア語講師をしている方には音楽関係でイタリア語に最初に触れ、その後(音楽の道はどうしたのか知りませんが)オンラインなどでイタリア語講師をされている方が多いという印象です
僕はその人たちより何が秀でているかというと、いろいろあるのですが、特に「検定試験」突破という観点では
「CILS等の問題の分析力」
「求められているスキルを見出すこと」
「必要なスキルを伸ばすためにすべきことの提案」
の3つです
もちろん、それらを相手の理解度に合わせて話す順序をコントロールし、ほどよく演出を加えながら説明をする技術も少しずつ改良を加えてきました
これは、イタリア語以外のところで、僕が日本の大学受験をする人たちに英語を10年以上指導していて、特にターゲットが医学部や難関大学とされる国立大学・私立大学なんですが、それらの英語の問題分析を行ってきたお陰です
さらに、僕は第二言語習得に関する複数の書籍を通して、科学的にどんな方法が効果があるとされるのか(あるいはその逆か)なども学び、常に自分の頭をアップデートするよう心がけています
以上をまとめるときに自分自身で思うのは、イタリア語講師の中にはそういう経験とスキルセットをまとめて持っている人は自分以外に見当たらないということです
なので、今もそして今後も、そういう自分の強みを最大限に活かして、イタリア語をまともなレベル以上で使えるようになりたい人たちの育成に寄与し、自分の仕事として確立していきたいと思っています
この note では、そんな思いを持つ僕がこれからも記事やつぶやき(note 上でのつぶやきのこと)を書いていきます
Ciao と Buongiorno と Grazie だけでは「楽しい旅行」「有益な留学」「充実した仲間との仕事」はちょっと想像しにくい
どうせやるなら、せめてB2水準まではスキルを身につけましょう
そう思っている人たちにフォローしてもらったり、読んでもらったりしてもらえたら、僕も嬉しいです
ここまで読んでくださり、ありがとうございました