Nº46 日本でも受験できるCILS 2023年6月開催分まとめ(12月受験への参考に)
イタリア語をツールとして使うにあたり、別に検定試験に合格してなきゃいけないわけではありませんが、人間の心理として何かしらのお墨付きを欲しくなる時というのもあると思います
もしあなたがイタリア語でそのようなお墨付きを獲得したいなら、CILSという試験を受けてみてください
CILSというのはイタリア政府も認めている、外国語としてのイタリア語スキルを測定してくれる試験の一つであり、僕が最も信頼性が高いと思っている試験です
今回は、そのCILSの受験に関してまず知っておくと良いことを僕なりに要約してまとめ記事を作りました
6月試験はもう受付締め切り(4月24日)を過ぎてますが、12月試験に向けて知っておいてもらえたらいいかと思います
詳しい情報は自分で公式HPを見に行ってもらうとして、この記事では最初に知りたいであろうことをまとめます
なお、今回の記事は、参考としてイタリア文化会館の東京と大阪のそれぞれの公式ページを確認した上で書いてます
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CILSは日本でも受験できます
ただし、イタリアでの受験の方が受験機会は多く、受験会場も多いです
さらにいうと、イタリア会場での受験に向かない人も(僕目線では)中にはいると思いますので、「受験機会の多さ」や「受験料が日本受験よりも多少は優位」というメリットとイタリアならではのデメリットとを天秤にかける必要もあるかもしれません
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日本では6月と12月に行われ、
2023年の6月試験は、
東京 6月8日(木)、6月9日(金):
レベル別に受験日は割り振られている
大阪 6月11日(日):単一日程
という日程で行われます
東京と大阪で日程が違うんですねぇ
大阪は日曜日に受験できるのは社会人にとっては大きいですね
受験人数の制限がどちらも設けられていて、東京の会場ではレベル別に具体的に10人から20人の間でそれぞれ定められています
対して、大阪は「申し込み前に事前に問い合わせ」してくれと書いてあります
そもそも日本でCILSを受験する人が何人くらいいるのか僕には想像がつかないので、この制限人数が多いか少ないかはわかりませんけども。。
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日本での受験料は、
東京と大阪で違いはなく、
A2 15,000円
B1 20,000円
B2 23,000円
となっています
(A2、B1はそれぞれいわゆるノーマル版のものです)
イタリアでの受験だと、大まかにここ1年の為替の平均くらいで計算すると、
A2 5,600円
B1 12,600円
B2 14,700円
くらいです
どれも1万円近くイタリア受験より”高い”わけですが、僕の経験に基づいていうなら、日本での開催の方が確実に「快適に受験」できるはずなので、そのために少し多めに払っているくらいに受け止めると良いかと思います
ここにわざわざ触れる理由は、ちょっと余談ですが、イタリア語検定の試験後に集計される受験者アンケートの内容というのがあって公式HPで閲覧できるのですが、それを読んでいて僕はいかに日本での受験者の中に神経質な方が多いかを(印象としては)感じているからです
だから、いかなる”邪魔”も受けずに受験したい方は、(もしイタリア在住なら)日本帰国時を狙って受験すると良いでしょう
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申し込みの仕方が東京と大阪で全く違う
ので、そこをまとめておきます
東京はオンライン受付のみ、対して大阪は郵送受付のみです
東京の場合は身分証明書の提出や受験料の支払いももちろんオンラインで行いますから、そういう経験値に乏しい方は誰か手伝ってくれる人を用意するか、最悪は大阪に郵送申し込みして大阪で受験することになりますね
他方、大阪の場合だと支払いの仕方が「現金書留」「(直接の)窓口支払い」(でも平日の日中だけ)、それと事前に問い合わせをした上での「銀行振込」の3つがあります
日程もそうですが、東京受験か大阪受験か、結構人によって好みが分かれそうです
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最後に
念の為重ねて言っておくと、一番大事なのはCILSにしろ何にしろ、語学試験に合格することではなく、自分の用事を自分の満足できるイタリア語レベルで済ませられるようになることです
ただその一方で、最初にも述べた通り、こういう試験でお墨付きをもらうことが次のレベルへの自信につながる側面もありますので、そういう理由でCILSに合格しておくことは悪くはないと思います
これが僕のスタンスです
CILS受験に少しでも興味を持った方は、ぜひ自分で公式HPを閲覧してみてください