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Nº121 CILS基準で学ぶイタリア語, A1, 動詞の活用, 近過去

 イタリア語スキルに自信をつけたいならCILSを受検しましょう
 ということで、CILSのレベル別学習項目に軸足をおきながらイタリア語をゼロから爆速で学習し、身に付けましょうというコンセプトのこのシリーズ、今回が第11回目です

 前回、前々回と、少し寄り道をして対話文を読んでもらいました
 挨拶とか、動詞の活用の種類のいろいろを見ることができたと思います

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 今回は、動詞の活用 近過去(きんかこ)に取り組みます
 近過去の基本的な意味は、日本語の「私は・・・しました」にだいたい相当します
 詳しいことは各自で使っている参考書や動画・WEBページなどで確認してください


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 近過去は、avere または essere とその動詞の過去分詞を組み合わせて形を作ります
 過去分詞とは、たとえば parlare なら parlato という具合に動詞の形を変化させてできるものです

 イタリア語では過去分詞を participio passato と言います
 Verbi italiani の画面でも右側ちょい下くらいに participio の欄があり、participio presente と participio passato がそれぞれ書いてあります
(Verbi italianiとは、任意の動詞のすべての活用形を検索できるWEBページで、私のお気に入りです)

 イタリア人からイタリア語を学びたい、あるいは学んでいる方はこういう文法イタリア語も知っておくと学習効率が上がります(質問できる、相手の説明が理解できる)
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 イタリア語の上達が早い人は、近過去を作るときに avere か essere かというのをサクサクと身につけていきます(というよりも、慣れていきます)

 もっとも、私が思うに、現在形と同様に近過去も音読を繰り返して慣れるのが一番です
 下手に「あれもこれも暗記だー」とか考え始めると、それはまさに思考停止。

 みなさん、音読してください
 1つの問題文(=例文)を10回ずつくらい
 しばらくしたらまた10回くらい

 慣れていくとはそういうことです
 特になにか語学を1つ以上身につけた経験がない人は、ひとまず私のガイドに従って進めてください
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ここから演習問題

Esercizio 1: Completa con la forma corretta del passato prossimo:

  1. Io _____ (essere) a scuola ieri.

  2. Tu _____ (avere) una bella giornata.

  3. Lui _____ (andare) al parco ieri.

  4. Noi _____ (venire) alla festa.

  5. Voi _____ (scrivere) una lettera.

  6. Loro _____ (leggere) quel libro.

Esercizio 2: Completa con la forma corretta del passato prossimo:

  1. Io _____ (dormire) molto bene.

  2. Tu _____ (correre) molto veloce.

  3. Lui _____ (capire) la spiegazione.

  4. Noi _____ (scrivere) una poesia.

  5. Voi _____ (leggere) quel giornale.

  6. Loro _____ (andare) al cinema.

Esercizio 3: Completa con la forma corretta del passato prossimo:

  1. Io _____ (avere) una buona idea.

  2. Tu _____ (scrivere) una lettera.

  3. Lui _____ (leggere) quel libro.

  4. Noi _____ (essere) felici.

  5. Voi _____ (andare) al mare.

  6. Loro _____ (capire) la lezione.

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 今回はここまでです
 近過去を学び始めると、少しだけイタリア語を学んでいる感が出てきます
 さあ、みなさん、遠慮せずにどんどん消化していってください

 

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