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香料の業界を説明します - 起業日記

今日は、私の構想するビジネスモデルに関してお話しします。3月からチャレンジしようとしている取り組みについても、簡単に頭出しさせてください。


香料の事業

私は、香料業界の新しい仕組みを創りたいと考えています。

業界の課題は、『実体験が伴わないと製品の魅力が分かりづらい』という点と捉えています。つまり、ある製品につき、何かのキッカケで香ってみない限り、その製品の香りが好きかどうか、判断できないということです。

こんなに利便性が高まった世の中で、自分の好きな製品や体験を能動的に選択できないのは、何だか不自然な、そして課題解決の可能性を感じるというのが、私が業界に対して抱いている印象です。

そして、なぜここまで考えているかというと、『香りは人生を豊かにしてくれるものだ』と私は確信を持っているからです。

香りが私の人生を豊かにしてくれた日

きっかけはジョーマローンの香水との出会いでした。

香水に対しては、"作られた香り"という印象をずっと持っており、幼少期から興味を持てなかったのですが、友人に連れられて偶々入った表参道のジョーマローンの店舗で香った製品に、私は一瞬で惹かれました。

すぐ買いました。新しい価値観が一瞬にして自分の人生に入り込んできた感覚でした。

そこから、『何でこんな素敵な香りにもっと早く出会えなかったんだろう』と考えるようになったんです。

課題の客観視

私が感じた課題が、世の中で私だけ感じているわけがありません。どうにかこの課題を解決すべく、自身の感覚を社会的に一般化して事業モデルとして確立し、持続的な社会システムにしたいと考えたのが社会人2年目あたりでした。

色んな人に散々構想をぶつけ、どうすればその世界観が実現出来るのか考えてきました。

事業モデルを提案し、社内外でボコボコにされて、まだ何も形になっていませんが、この経験を通して、業界の様々なプレイヤー(今思うと失礼なほど理想論を語った方もお偉い様もいる笑)とのコネクションができてきました。
そして、根本的に自分が実現させたい世界観をようやく言語化できるようになってきました。
私は、『人々の生活における香りの利用機会を広げなければならない』と考えている。そして、私がそのミッションを果たすことで、『香りを通じて生活がより豊かになた世界』を作りたい。

この世界観を実現させるためにサービスを作る。
こういった想いです。

人類は古代から香りを大切にしてきた

花の香り、料理に用いる香辛料、そして、紅茶。
香りによって人生が豊かになったのは私だけでなく、現代の人だけでもなく、はるか昔から自明な事実なのです。

そんな中、香りの重要性の認識を後押ししたのが、最近のわかりやすい例でいうとコロナ。在宅が増え、おうち時間という個別空間を大切にする機会に向き合えた際に、人々は香りを大切にするようになりました。

きっかけがあれば、市場は広がります。実際に世界の香料市場は、食品系(フレーバー)、非食品系(フレグランス)の両方で市場拡大傾向にあり、日本も例外ではありません。

構想事業

私は、フレーバードティーのオンライン販売サービスを展開しようと考えています。

色々な狙いがあるのですが、こちらは、また明日以降の日記でお話させてください。

初期の需要検証として、クラウドファンディングで資金を集める予定です。

何故この事業に勝ちがあるのか?
将来的にどんなターゲットに価値を伝えることが出来るのか?

簡潔に、ストーリーを伝えていこうと思います。

ではまた明日。
(日を跨いでしまうことが増えてきた…。

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