あなたが付けたいのは遅筋・速筋?知らないと損する筋肉の種類

今回紹介するのは筋肉の種類です。

5分もかからないですので是非読んでみてください‼


‣筋線維タイプについて

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上の図の左側から説明します。

‣遅筋

遅筋(赤筋)はミトコンドリアを多く含み酸素を利用した持続的な収縮が得意です。


‣速筋

速筋(白筋)はミトコンドリアは比較的少なくピルビン酸による瞬発的な収縮を得意としてます。

速筋をさらに細分化すると、typeⅡa線維typeⅡb線維があります。

‣typeⅡa線維

・やや持続的収縮が可能
・酸素とグリコーゲンの両方をエネルギー源として筋収縮を行う
・収縮持続時間としては30秒~60秒程度  

‣typeⅡb線維


・筋細胞中のグリコーゲンのみを筋収縮のエネルギー源として使用する
・収縮持続時間は10~20秒程度と短いが圧倒的に強い筋収縮能力を発揮する                  

‣筋線維タイプ別の働き

遅筋は陸上競技で例えるなら長距離、マラソンなどです。筋トレにおいては20reps以上の回数を行えるトレーニングが有効となります。つまり遅筋を鍛えるには多く時間が必要となります。

速筋のtypeⅡa線維では陸上競技なら400~800m、筋トレなら12~15repsの回数を行えるトレーニングが有効となります。typeⅡa線維を鍛えるにはそこそこ時間は必要となります。

速筋のtypeⅡb線維では陸上競技なら100~200m、筋トレなら6~10repsの回数を行えるトレーニングが有効となります。typeⅡb線維は比較的鍛える時間を必要しないとわかりますね。ここで勘違いして欲しくないのは、トレーニングに時間はあまり要らないが、筋肥大には時間がかかるということです。あくまでここで言ってるのは一度のトレーニングに要する時間の話です。


‣SO・FG・FOG線維について

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左側はなんとなく分かったと思うので右側を解説します。あんまり考えは変わりません。

遅筋と呼ばれる筋線維はSO線維が多い筋線維のことで、

速筋線維はFG線維・FOG線維が多い筋線維のことですと書いてるだけです。

言い方が変わったみたいなイメージでいいです。

‣SO線維

SO線維はslow-twitch oxidativeの略で、slow-twitchがゆっくり収縮する、oxidativeが酸化力のあるという意味です。つまり酸化力のあるゆっくり収縮する筋線維ということになります。


‣FG線維

FG線維はfast-twitch glycolyticの略で、fast-twitchが早く収縮する、glycolyticが糖分解を引き起こすという意味です。つまり糖分解を引き起こす早く収縮する筋線維ということになります。


‣FOG線維

FOG線維はfast-twitch oxidative-glycolytic意味的には、糖分解・酸化力のある早く収縮する筋線維となります。

持久的トレーニングするとFOG線維が増え、FG線維が減少します。理由は長い運動を続けるにはそのほうが効率が良いからと考えられています。


‣まとめ

遅筋=typeⅠ線維=SO線維
・長距離が得意
・収縮速度:遅い
・酸素を多く使い持続的な収縮が得意
速筋=typeⅡa線維=FOG線維
・中距離が得意
・収縮速度:中間
・SO線維とFG線維の能力の手助けをする
速筋=typeⅡb線維=FG線維
・短距離が得意
・収縮速度:速い
・糖を多く使い大きな力の発揮が得意

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