《お念仏だより#65》ついつい、調子に乗ってしまいがち
明石家さんまの番組で、
急に売れ出した
若手芸人が、
先輩の芸人から
「最近、調子に
乗りすぎちゃうか?」
と言われたと、
相談していました。
さんまさんの答えは、
「調子に乗れる時は
乗ったらええねん。
いつまでも、
乗れるわけやないから」
なるほど、
人生を達観して
いらっしゃる。
浮き沈みの激しい
芸能界でなくても、
調子のいい時が
いつまでも続くことは
ありません。
仏教の言葉で言えば、
「諸行無常」
どんなことも、
常に変化し続ける
という意味です。
大切なのは、
調子のいい時が
ずっと続くと思わずに
調子が悪くなった時の
準備をしておくこと。
調子が悪い時も、
そのうち良くなると思って
諦めないこと。
プラスとマイナスを
繰り返していくのが
人生です。
何があっても
慌てず騒がず
少し視点を変えるだけで
明るい未来が見えてきます。